昨日、「自由を感じれば幸せになれる」と題して記事を書きました。
よくよく考えてみると私も、「なんて自由なんだろう」と感じたとき、大いなるものに包まれたような幸せを感じたものです。
日本にいるときは、本当に不自由だったのですね。
朝から晩まで、「しなければならない」ことばかり。
年に数回日本に帰るのですが、東京で電車に乗るときには、「ねばならない」のオンパレードで、本当にうんざりしますよ。(笑)
携帯電話はマナーモードにしなければならないし、どこそこでは電源も切らなければならない。
何時から何時は女性専用車両になるとか、折りたたみ椅子を倒して良いとか悪いとか。
外国人からすれば、こんな厳格なルールがあるなんて、本当に驚きですよ。
そしてちょっとでも間違ったことをしようものなら、周囲から白い目で見られたり、ときにはどつかれたり。(T_T)
こんな中で生活していたら、ストレスが溜まっても当然だと感じました。
まあそうは言っても、それぞれ事情があるでしょうから、全員がそういう環境から抜け出せるわけでもありません。
そこで、どうすればそういう環境にいながら自由になれるかを考えてみました。
まず、自分がそういう環境にいるのだということを認識することが第一歩です。
ゆでガエルの話、知ってますか?
カエルを熱いお湯の中に放り込めば、慌てて飛び出します。
けれども水の中に入れておいて、徐々に温度が上がるようにしていくと、カエルは飛び出すタイミングがつかめず、そのままゆでガエルになってしまうという話です。
私たち人間も同じで、環境に慣れてしまうのです。
それ自体は悪いことではないのですが、慣れることによって、それを自然なことと錯覚してしまうのです。
それが自然なことと錯覚すると、それを変えようという気持ちが起こりません。
何となく変だなとは感じるものの、何がどうおかしいかわからなくなるのです。
ですから、まずは不自由を強いられているということを実感することが大切です。
そのためにもっとも有効な方法は、違う環境に身を置いてみることです。
以前にも書きましたが、できれば引越ししてみることです。あるいは、長期の海外旅行をするなど。それが無理だとしても、都会の人は田舎へ、田舎の人は都会へ、一人旅をしてみることです。
次に効果的なのは、静かにしていることです。
お寺などで坐禅を組んでもいいでしょうし、草原に寝転がって瞑想してみるのも良いでしょう。
周りから雑多な情報が入ってくるのを防ぎながら、静かに自分の内面を見つめてみることです。
こうすることで、今の自分がどれだけ不自由を強いられているか理解し、実感することができるでしょう。
次に重要なのは、その不自由と感じている本当の原因を探り、実感することです。
いろいろ規則が多くて、それが原因で不自由を感じる。
たしかにそうなのですが、それは表面的な見方です。
やらなければならないことが多いとしても、だから不自由ではないのです。
たとえば、赤ちゃんを育てている母親を考えてください。
3時間おきに授乳しなければならず、熟睡することもできません。
それに赤ちゃんは、他にもたくさん手間がかかります。おむつを換える必要もありますし、すぐに熱をだしたり、食べたものを戻したり。
そんな大変なことを、多くのお母さんたちはどうしてできるのでしょう?
それは、楽しいからです。大変だけれども楽しい。だからできるのです。
つまり、自分がそれをやりたいと思い、自発的に、積極的に取り組むなら、それは強制されることではなくなるのです。
同じことをやっているのにも関わらず、義務としてやれば不自由を感じ、自発的にやれば自由を感じます。
つまり、不自由を感じる本当の原因は自分の心の中にあって、それを義務(他人から強制されること)と感じているから不自由を感じるのです。
もしそうなら、どんな環境においても自由を感じることが可能ですよね。
そう、すべてを自発的にやれば良いのです。
義務としてではなく、それを責任と考えましょう。
そして責任を果たすことが自分らしいことだと考えるのです。
そう考えれば、行うことはすべて自発的になります。
嫌なことをやらされているのではなく、大変だけれども意義のあることをさせてもらっている。
そのように考え方が変われば、楽しくならざるを得ません。
仮に他の人が規則を守らないとしても、どうしてそれに腹を立てる必要性があるでしょうか?
他人が規則を守らなくても自分に実害がないなら、怒る必要はないはずです。
そこで怒ってしまうのは、自分が義務としてやらされていると感じているからです。
自分だけが嫌なことをやらされて、他の人はズルをしている。そう考えるから、他の人を許せなくなるのです。
もし、そうすることが自分らしいからという理由でやっていたなら、他人が同じようにしないとしても、気にしないで済みます。
他人は他人だし、むしろせっかくの楽しみを享受しないなんてかわいそうだと、同情心すら起こるはずです。
無理に周囲を変えなくても良いのです。
他人を動かさなくても良いのです。
そんなことにエネルギーを使うより、自分を変えることに取り組みましょう。
自分が変われば、周りが変わります。それがこの世の法則なのですから。
2013年03月07日
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