2017年06月12日

ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣



もう6年前になるでしょうか。箱根ブランディング合宿で同室になった大平信孝さんの4冊目の本を読みました。今回は奥様の大平朝子さんも共著になっています。

以前に紹介したのは、「本気で変わりたい人の 行動イノベーション」「今すぐ変わりたい人の行動イノベーション」「「続けられない自分」を変える本」です。

友人と呼べるほど親しい関係ではありませんが、それでも同じ部屋に泊まり、将来を語り合った仲。そういう人がベストセラー作家になっているというのは、何となく誇らしい気持ちになります。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

ダラダラしてしまうのは、何もあなたが悪いわけではありません。
 あなたがダラダラしてしまうのには、ちゃんとした理由があります。
 じつは、あなたが「コントロールできないものをコントロールしようとする」から、気疲れしたり、心が折れたりしてしまって、仕事がはかどらないのです。
」(P.5)

冒頭でこのように説明しています。ついダラダラして行動できないのは、本来コントロールできるものに意識を向けず、他のことを考えているからですね。

ですから、対策は簡単です。コントロールできることに意識を向けるよう、工夫すれば良いのです。


では、「適度な緊張」を保つために、具体的にどうしたらいいのか?
 適度な緊張を保つ手段は3つあります。私は、これを「緊張スイッチ」と呼んでいます。次にあげる「3つの緊張スイッチ」のうちのどれか1つをオンにするだけで、適度な緊張を作ることができます。

@緊張を緩める(ユルメル)
A緊張を高める(タカメル)
B気持ちを切り替える(キリカエ)
」(P.33)

緊張が高すぎるプレッシャーも、緩すぎるダラダラも、仕事に集中するのにふさわしくありません。また、適度な緊張感があっても長過ぎてマンネリ化すれば、こても効率が下がります。ですから、適度な緊張の持続を目指す必要があるのです。

そのための方法を大きく分けると、上記の3つになるのですね。ここで紹介する全部で50個のルーティン(小さくて簡単にできる行動習慣)は、上記の3つに分類して紹介してある、というわけです。


ポイントは、会社のためでも、お客さんのためでもない、あなた自身の自己投資のために時間を使うこと、個人的に興味があって、あなたの理想の未来につながることに、1分間集中して取り組むことです。
 1分間経過したところで気分がよければそのまま続け、気分が乗らなければスパッとやめればいいのです。
」(P.60)

これは6番目の「タカメル」のルーティンにある「通勤電車で時間を持て余すときは「1分間勉強」する」に書かれています。

このように、ルーティンは簡単で、ハードルが低いものになっています。1分間の勉強で何ができるのかと否定的に考える人は、結局何もしません。しかし、とりあえずやってみるという人は、1分のつもりが10分になったりして、日々の時間を合わせると、かなりの勉強時間を確保したりもするのです。

ですから、簡単だから、ハードルが低いから、無意味とは言えないのです。まず第一歩を踏み出してみる。そこから始めることですね。


以上をふまえて、出勤時にたった5秒で、仕事のパフォーマンスを上げられるルーティンをご紹介します。「オフィスの入口で、(オフィスという場に)お辞儀をする」です。
 オフィス(という場)に対して挨拶することで、アウェイ感が減り、オフィスがホームに近づきます。
」(P.70)

これは9番目の「ユルメル」のルーティンです。オフィスがホームになれば、緊張せずにマイペースで仕事ができますからね。

実はこれに似たことを、私はやっていました。それは、一番最初に出勤してオフィスの鍵を開けるというものです。これでオフィスが完全に私の居場所になりました。ついでに机の上を拭いたり、こっそり社長の椅子に座ってみたりもしましたけどね。(笑)

野球などでは、グランドに入る時に帽子を取ってグランドに挨拶します。それは礼儀でもありましたが、そこに愛着を感じる一因になっているようにも思います。


このようなルーティンが50個紹介されています。そして最後に、ルーティンに関してこう言っています。

ルーティンは、自分で決めた行動の積み重ね。ルーティンを活用することで、あなたがコントロールできるものにフォーカスできるようになります。その結果、あなたの人生に主体的な流れが生まれるのです。」(p.218)

ルーティンそのものは簡単で、実行するのにハードルが低いものばかりです。しかし、その目的は大きなことを行うことにあるのではなく、コントロールできないものから自分でコントロールできるものへと、意識を向け変えることあります。


この本にも書かれていますが、この50個をすべて行う必要はありません。それに、この通りに実行する必要もないと思います。自分に合うもの、必要なものを選んで、あるいは自分で工夫して、ルーティンとしてやればよいと思います。

そうすることで、日々の単調な生活にもマンネリせず、また進歩がないことに将来を悲観せず、やるべきことを淡々とやれるようになる。それがルーティンの力だと感じました。

なかなか思った通りにやれないと感じている方には、ぜひお勧めしたい本だと思います。

ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣
 



posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 19:37 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

夫のちんぽが入らない



ネットで話題になっていた本を読みました。著者は主婦のこだまさん。同人誌即売会の「文学フリマ」に参加し、同人誌「なし水」に載せたエッセイが好評で、単行本化された小説です。

タイトルがあまりに過激だということで、ネット上で話題になっていました。何となく読んでみたくなって、取り寄せてみたのです。


ではさっそく、一部を引用しながら・・・と言いたかったのですが、この小説では特に引用したいフレーズはありません。簡単にあらすじを紹介しましょう。

主人公は北海道の田舎で育ち、大学進学のために東北地方の地方都市に出てきました。誰とも上手く交われない性格は、母親に拒否され続けてこられたから、と想像されます。その母親や、閉塞的な田舎から出たくて、一人暮らしができる進学先を見つけたのです。

住むことに決めたのは、まるで学生寮のような下宿。室内にキッチンがあるものの、トイレと風呂は共同。ちょっと珍しい形態ですね。まあ最近は、下宿のようなアパートそのものが少なくなりましたからね。

そこで、1年先輩の気さくな男性と出会います。そしていつしか男女の関係に。ところが、タイトルにもあるように、どうやっても挿入できないのだそうです。彼の息子がデカすぎるのか、それとも主人公に問題があるのか。

その後、2人は結婚することになります。しかし、ローションを使ったりしても、まともに性交できません。夫は風俗へ通って性欲を満たし、妻は出会い系のブログで知り合った不特定多数の男性と関係を持ちます。そういう相手だと、普通に性交できるのが不思議なところ。

主人公も夫も、学校の教師として働くようになります。そこでは学級崩壊という問題と出会います。様々な葛藤を抱えて、「死」すら考えるように・・・。

また、そもそも挿入できないのですから、夫婦に子どもができるはずもありません。諦めかけていたころ、ふと、妊活をしようという気持ちになります。しかしその努力は・・・。


これは主人公の波乱万丈の人生です。少しコミカルでもあり、また深刻な悩みでもあります。そして、誰もが数人の登場人物のいずれかの思いに、多かれ少なかれ共感することでしょう。

そして主人公が、悩みながらも成長していく様がよく描かれていると思います。他の人の考え方に共感できるようになっていくのです。


タイトルがセンセーショナルなだけに、逆に反感を覚えるという人もいるかもしれません。ただ、夫婦間の性の悩みを赤裸々に語るということは、これまでにあまりなかったことです。そして、多くの人が夫婦間の性の問題で悩んでいたりもするのです。

主人公が様々な経験によって傷つきながらも、新たな視点を見出していく。そういう中に、自分自身の姿を見つけられるのではないでしょうか。

「かくあるべし」という価値観の押しつけではなく、こんな人がいますと素っ裸でさらけ出した感じの小説。そういう無防備な中に、何かしら感じることがあるように思うのです。

夫のちんぽが入らない
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 20:33 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

神との対話 25のコア・メッセージ



「神との対話」シリーズになるニール・ドナルド・ウォルシュ氏の本を読みました。翻訳は、最初から変わらずに吉田利子さんです。

この本は、これまでに受けた神からのメッセージの中で、ニール氏が重要だと思う25のメッセージに絞って紹介するものです。

そして、それぞれのメッセージが関連しあっていて、この本を読んでいくうちに深遠な世界へと誘われるようになっています。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

手っ取り早く最大の効果をあげられるよう、わたしは「神との対話」シリーズのエッセンスである二十五のコア・メッセージを第2章にまとめた。
「神との対話」のなかで最も重要だと思う洞察を最もわかりやすく提示し、最も実用的に応用できるようにしたものだ。一度読めばすべて完璧に理解できるというわけにはいかないだろう。わたし自身、一度では理解できなかった。だからこそ、そのあとに詳しい説明がある。
」(p.24)

第1章でニール氏は、この本のスタイルを明確にします。ここで示される25のコア・メッセージは、「神との対話」シリーズのエッセンスです。そして、これは実際に応用できるものなのです。


「神に関する世界の考え方を変える!」
 なんと! すごい目標ではないか!
 それが、「新しい霊性(スピリチュアリティ)」の目標なのだ。それが、「神との対話」シリーズの目標だ。それが神を知って愛しているすべての魂の、復讐心が強くて暴力的な恐ろしい「神」の教えと人々が取り組んでいるのを、これ以上見過ごしていられない、またそのような信念が人類にもたらしている破壊的な結果を無視していられないひとたちの目標である。
」(p.50 - 51)

「神がそう命じた。」そう言って、テロ行為をする人たちがいます。そういう人たちは、特別な存在ではありません。誰もがそうなり得ます。なぜなら、権威的に命じる人の声に従う人たちが、敬虔な信者と呼ばれるからです。

神は何も求めないし、何も命じません。それが「神との対話」が言う神の姿です。どうして、そんな神なのか? それが、この本でも語られています。


だが、「まず幸せになる、あるいは自分が求めるような−−たとえばもっと豊かな、もっと愛に恵まれた−−存在になることは、どうすれば可能なのか? だって、その『存在』になるのに必要なものがないのに」と疑問に思われるかもしれない。
 答えは、必要なものをもっているかのように行動することにある。なぜなら、あなたはほんとうはもっているのであり、ただ、それを知らないだけだから。これが「シークレットの公式」で最も大切な部分だ。
 あなたはすでに幸せを、満足を、豊かさを、平和を、喜びを、智慧を、その他すべての「神性」の面をもっている。すべてはあなたのなかにある。それが「あなた」だから。それらが「あなた」なのだから。どこかでそれを見つける必要はない。あなたはただ、自分自身のなかから、それらを引き出せばいい。「ほんとうのあなた」になるだけでいい。
」(p.171)

必要なものはすでに備わっている。だから、この世の条件が整うのを待つことなく、さっさとそうであるがごとく行動すればいいのです。

幸せになりたいなら、幸せだと知って行動すればいい。豊かになりたいなら、豊かだと知って行動すればいい。それだけのことなのですね。

ただし、そうしたからそういう結果が現れることを期待していると、上手くいかないかもしれません。どのような結果が現れたとして、原因であることを忘れないことです。


「神との対話」シリーズは、すべての真実は主観的だという。つまり、自分にとってだけの「真実」だ。わたしにとっての真実は、あなたにとっての真実ではないかもしれない。ほとんどの場合は、違うだろう。」(p.234)

真実が主観的だというのは、多くの人が受け入れがたいことだと思います。どこかに絶対的(客観的)な真実があると思い、それを求め、それに従おうとしてきたのでしょうから。

しかし、実際には自分が主人公である以上、自分が決めた真実以外に真実はありません。だから主観的なのです。そして神は無限だから、どんな真実を選択しようと、それが不正解にはならないのです。


わたしたちは人殺しを防ぐためにひとを殺し、なぜ殺人がなくならないのか、といぶかる。テロを起こすひとたちをテロの対照にして、なぜテロが続くのか、といぶかる。ひとに怒るひとに対して怒り、なぜ怒りが消えないのか、といぶかる。ひとを虐待するひとを虐待して、なぜ虐待が続くのか、といぶかる。ひとを憎むひとを憎み、なぜ憎悪が続くのか、といぶかる。ひとを糾弾するひとを糾弾し、なぜ糾弾が続くのかといぶかる。」(p.370)

すべて、自分が蒔いた種です。自分の思考こそが原因であり、現実は結果に過ぎません。その結果に翻弄されて、また同じような原因を自分が作っている。それだけのことではありませんか。

このことがわかったなら、自分の心の持ちようを変えたいと思うはずです。本気で幸せを、豊かさを、愛を現実にしたいと思うのであれば。


「神との対話」シリーズは、私にとっては原点とも言える存在です。この本との出会いによって、私はスピリチュアルがうさんくさいものではなく、論理的にまっとうなものだと思えたからです。

どの本から入っても良いのですが、今から初めて読もうと思われるなら、第1作の「神との対話」かこの本がいいのではないかと思います。

神との対話 25のコア・メッセージ
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:16 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

肩こりも、首痛・腰痛・ひざ痛も体をゆるめるだけで9割完治する



ずっと以前に買った「さとう式リンパケア」佐藤青児(さとう・せいじ)さんの本ですが、やっと読むことができました。

タイ・バンコクにも「さとう式リンパケア」のインストラクターさんが来られ、実演されていたのです。それで、そう言えば本を買っていた気がするなと思い出し、読んでみたという次第です。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

強い力だ加わった筋肉は当然、筋膜も破れるし、筋繊維は断裂してしまうのです。「イタ気持ちいい」の正体は、なんとなんと、筋肉の破壊だったのです。」(p.27)

肩こりなどでは、マッサージや按摩、指圧などをしてもらう方も多いと思います。子どもが親孝行にと肩たたきをすることもありますね。ところがそれら叩く、揉むという行為は、筋肉を傷つけているのだと言うのです。

当然、破壊された筋繊維も再生しますが、困ったことにそのときは、筋繊維が以前よりも硬くなってしまうのです。極端にいえば、マッサージをすればするほど、その部分の筋肉はガチガチになってしまうということです。」(p.29)

傷ついた筋肉が再生する時、筋肉が硬くなるのですね。さらに、一度破れた筋膜からは、筋肉がはみ出て固定化されてしまうこともあるのだとか。それが慢性的な痛みの原因になるとも言います。


硬くなった筋肉の”弊害”はすでにお話したとおりです。
 ということは、筋肉を生き生きとさせるためには、逆に軟らかくすれば(ゆるめれば)いいのでしょうか? そのとおりです。
 では、どのようにゆるめればいいのでしょうか?
 その方法こそが、私たちが提唱している「筋(きん)ゆる」なのです。
」(p.38)

ストレッチは、筋肉を軟らかくするのではなく、かえって緊張させるものだと言います。筋肉を軟らかくするのは、緊張の反対で緩めること。そうすることでリンパなどの体液が流れやすくなり、身体の健康が保たれるという考え方なのです。


では、「筋ゆる」で筋肉をふにゃふにゃにするには、どうすればいいのでしょうか。
 ストレッチではなく、もちろんスポーツでもなく、筋肉やその周辺を広い範囲で、ごくごく弱い力で揺すってあげればいいのです。
」(p.44)

具体的には、20gくらいの圧をかけて揺することだと言います。これは、非常に弱い力です。直接緊張した筋肉だけに働きかけるのではなく、その周囲を揺らして、間接的に緩むようにする。これが「筋ゆる」なんですね。

こうして筋肉を弛緩させることで、正常な収縮と弛緩によるポンプ機能が復活します。筋肉のポンプ運動があるから、静脈の血液もよく流れるし、リンパや体液も流れるようになるのです。

なお、詳細なやり方は図解されていますが、これを読んだだけでは難しい部分があるかもしれません。非常に多岐にわたっていますし、圧の程度だとか、揺らし方だとか、判断の難しいこともあるからです。なので、インストラクターさんから習うのが手っ取り早いと思います。


もとをただせば、ヒトの身体は一本の筒なのです。
 ヒトの身体をリフレッシュしたり正したりするときは、このことを頭に置いて対処しなければなりません。
 ここがわかっていないから、身体の痛みを叩いたり揉んだりして解消しようなどという、間違った対処法がはびこってしまうのです。
 筒を叩いたらつぶれてしまいますよね? つぶれたら、治るものも治りません。
」(p.115)

佐藤さんは、人体はツーバイフォー工法に似ていると言います。いわばマッチ箱を積み重ねたような構造です。背骨など骨による柱があるのではなく、筋肉や骨などがそれぞれ構造物となっていて、それの集合体だと言うのです。

筒構造は、圧力が均等にかかる場合には、非常に頑強です。円筒形のスチール缶に、人が乗ってもつぶれませんから。しかし、それが一部にかかってくると、簡単につぶれてしまいます。「バランスを崩した攻撃には弱い」と佐藤さんは言います。

したがって、約6kgの頭が身体の筒の上にまっすぐ乗っている時は問題ないのですが、前に飛び出してしまうと筒構造が壊れてしまいます。それが猫背であり、それによって肩こりなどの障害が生じるのです。


ですから、身体全体の空洞を広げ、「腔を立てる」ためには、口腔を広げることが基本となります。口腔の動きに合わせて胸腔も腹腔も広がっていくのです。

 この3つの「腔」を広げるためには、第2章で紹介した「耳たぶ回し」をおこなうのが効果的です。
」(p.136 - 137)

佐藤さんは、身体は構造からできているという理論のもと、それぞれの構造を広げてやることが重要だと言われます。ここでは口腔、胸腔、腹腔の3つをあげ、それぞれを正常に広げること。そのためには、まず口腔からだと言われるのです。

「耳たぶ回し」は、両手で左右の耳たぶを軽くつまみ、ごく弱い力で後ろに4回回すというものです。これだけではなく、頬をなでるとかあごを揺らすなど、いくつかの運動が組み合わさっています。これが肩こりの解消や頭痛の軽減につながるのだと言います。


この「さとう式リンパケア」は、Youtubeでやり方が紹介されていますので、そちらを見られるのも良いと思います。

「本当にそんな弱い刺激で良くなるの?」という疑問もありますが、それによって痛みが解消したという実例が多数あります。不思議なことだと思っていましたが、事実なのでしょう。

今回は本を読むことで、その理論について知ることができました。まだすべてを納得したわけではありませんが、そういうこともあるのかな、という気持ちにはなれました。

肩こりも、首痛・腰痛・ひざ痛も体をゆるめるだけで9割完治する
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 00:00 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月06日

西洋占星術で鑑定してもらいました

最近、ココナラでいろいろ依頼することが増えています。1コイン500円(税別)で依頼できる手軽さがいいですね。

今回は、西洋占星術で鑑定してもらいました。鑑定人は琉架<ルカ>さんです。

西洋占星術を使用してカウンセリングを行います 【1日2名様限定】本気でお悩みの方のみ【恋愛・人生】

1日2名限定ということで、申し込もうとした日は先客があって申し込めませんでした。1日待って、やっと申し込みましたよ。

すぐに連絡があって、方角に関しては東洋占星術の方が正確だから、そちらを受けた方が良いのではというアドバイスでした。

私は特にこだわりがなかったので、その正直さが気に入って、鑑定していただくことにしました。


とてもボリュームのある鑑定結果をいただきましたが、参考までに引用しますね。

まず、お引越しをすべきかどうか、行くとしたらどこが良いか、ということですが、akakiさんは元々地元などに定住し、あまりお引越しをされないほうが良さそうです。
貴方様は一つこれといったものを見定めると、どこまでも頑張れるお方です。
そのため、住まい、つまり自分の居場所を、あまり変えないほうが力を発揮できます。

ただ、その才能が発揮されるのが人より少し遅いため、「結果が出ない」と変化を加えたくなってしまうのです。
しんどいかもしれませんが、少しだけ動くのをやめてみてはいかがでしょうか。
目に見える形での良さ、幸運というものが、貴方様の場合は見えにくい傾向にあります。
「やってみたけどダメだった。じゃあ次にいこう。」となってしまいやすいのですが、実はそれはダメだったわけではなく、まだ表面に出てきていなかっただけの場合が多いようです。

じっくりと熟成されるのを待つような慎重さも、時には持っていただけると変化を感じられるようになるかと思います。

地を動かすということは、エネルギーを非常に使いますので、体調が悪いなどの時期はオススメいたしません。

もしどうしてもお引越しをされたいという場合ですが、2017年9月ごろで、東南か東北の方角が良さそうです。
近距離でのお引越しの場合はどの方角でもあまり影響はないのですが、20km以上離れた場所にお引越しされたい場合は、方角も考慮していただければと思います。

また、土用の時期は避けていただきたいです。
夏の土用:7月19日〜8月6日
秋の土用:10月20日〜11月6日

この時期にお引越しをされると、良い物件であったとしても、何らかの事情でまた引越しをせざるを得ない状況になりやすいのでご注意ください。

***
次に、どういうお仕事に就いたらいいのか、ということについて回答いたします。

akakiさんは伝統的なもの、職人や公務員など、いわゆるお堅い職業と呼ばれるものと関わると良いでしょう。
貴方様がその職業そのものになる、というよりは、教える立場が向いております。
やっていることはずっと同じだけれど、人や環境が違う。などの変化があると、続けやすくなります。
1つのものを作り続けるのではなく、いろんな人とコミュニケーションをとり、様々な教えを発信し続けると良いでしょう。

占いやスピリチュアルなことにも興味を持ちやすいですので、そういったことでも良いのですが、歴史の浅いものではなく、古くからある占術の方が良さそうです。
わたくしが使用している西洋占星術は、ここ50年ほどの歴史の短い、発展途上の占術です。
ルーツはもっと昔からありますが、確立されてきたのは最近であるということですね。
時代が違えば解釈も変わってきてしまうのが難点です。

akakiさんは、そういった時代に左右されない、確固としたものを選択されると良いでしょう。

いまお仕事をされていて、転職を考えておられるようでしたら、もう少しお待ちいただければと思います。
時期としては、2年後の2019年後半以降が良いです。
その頃に始めたことは、生涯ずっと続けていけることになります。
逆に、苦手なこと、やりたくないことを始めてしまった場合は、中々抜け出せなくなりますのでご注意ください。
悪習慣が身につきやすい時期でもありますので、良い習慣を身につけるきっかけにしよう、と前向きに準備されるとよろしいかと思います。

今年は右か左か、やるべきかやめるべきか、と極端に決断したくなりやすい時期です。
一度決断してしまうと梃子でも動けなくなってしまいがちですので、もう少し楽観的になられても良いかと思いますよ。

星の刺激は今年の9月半ばまで続きますが、それを過ぎると落ち着いてくるでしょう。
今は焦らず、何故か動きたくなる時期なのだ、と受け入れていただければと思います。

どうしても何かしたくてたまらない。もしくは、新たに働かなくてはならない。という場合は、何かを教える講師などが良いでしょう。
akakiさんは頭の回転が良い方なので、勉強でも技術でも、何でもかまいません。
生徒さんは若い方よりも、年配の方のほうが上手くいきやすいです。

最後にアドバイスカードを1枚引きましたのでお伝えいたします。

【女教皇】逆位置

このカードには、白黒ハッキリさせない、という意味があります。
今はまだ決断のときではないということです。
時期がきたら、自然と天秤は傾くものなのです。
無理に決める必要などどこにもありません。



引っ越ししないほうが良いという鑑定は、先日の湯汲大悟さんの鑑定とも一致しています。やはりそうなのかなぁと思いました。

そして、向いている職業は何か伝統的なものを教える講師とのこと。そうなると今思い当たるのは、やはりレイキしかありません。およそ100年の伝統がありますからね。

そして、今は動きたくて仕方ないと感じる時期だけれども、じっとしていた方が良いとのこと。たしかに、そういう時期なんですよね。(笑)


とは言え、前にも書いたように私は占いを鵜呑みにはしません。良い占い結果は信じますが、悪いことは気にしません。

なので、この鑑定結果は参考にするとしても、それだけで決めるつもりもありません。それよりも、自分の内から湧き上がる直感を信じて、行動しようと思っています。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 14:41 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

人生をバラ色に変えるコミュニケーション講座



日本の教育を研究し、教員養成講座などで学生を指導しているKim pitt氏の本を読みました。この本を買ったきっかけは、たしか「みやざき中央新聞」のFacebookページにあった編集長の投稿で紹介されていたからです。それを読んで、とても面白く感じたので。

本のタイトルとか気にしなかたのですが、読み終えてから見ると、少し違和感を感じます。この本は、Kim氏のブログから抽出した文章を並べたもので、特にコミュニケーションのとり方を体系的に解説するようなものではないからです。

コミュニケーション力が大事だという話や、エピソードからコミュニケーション方法を学ぶということは可能だとは思います。けれども、そんなことを考えるよりも、読んで単純に楽しめばいいのかなって思います。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

また、皆さんの周りに、常に否定的な人がいれば、自身も否定的になるので、近寄らない方が良いのです。幸せになりたい人は、自分が幸せだと思っている人、明るい人と友達になりなさい。間違いなく幸せになれる。幸せは伝染、つまりうつるものだから」(p.11)

授業の最初に、Kim氏は必ず「幸せですか?」と学生たちに質問をして、コミュニケーションをとるそうです。そのKim氏が説く幸せになる方法は、幸せな人と一緒にいることなのですね。


腸からセロトニン分泌司令を出すのに最適な食品があります。それはなんと、あの「カレー」らしいのです。スパイスが多く含まれ、たんぱく質、脂質、炭水化物がバランスよく摂取できるカレーは、腸を温める効果が抜群だそうです。腸を温めると、セロトニンをドバドバ出すよう脳に司令が届き、幸せを感じるというのです。」(p.45)

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれますが、その95%は脳ではなく腸から出ているということが、最近の研究で明らかになったとKim氏は言います。生物学的に脳は後からできたもので、最初は腸だったのです。生きるために、食べて満足するという回路ができているのでしょうね。


人間関係を良くするには、次のような5つの法則があります。
 1番目はノックの法則です。相手の心の扉を開こうとするなら、先に自分からノックしなさいという意味です。先に自分のありのままの素直な姿を見せると、相手も自分の心の扉を開いてくれます。
 2番目は、鏡の法則です。鏡は絶対に先に笑わない。しかし、自分が笑うと必ず笑ってくれます。つまり、常に相手に対する配慮が必要だということです。
 3番目は、相互性の法則です。他人に好かれたいなら、自分からその人を好きになる必要があります。そして、自分のことが好きな人なら、他人のことも好きになります。
」(p.76)

途中までですが引用しました。短い説明文ですが、奥深い内容が含まれています。続きを知りたい方は、ぜひ本を読んでみてくださいね。ブログを探せば、見つかるかもしれませんけどね。


今の日本が世界で生き残るためには、どんな教育を行うべきなのでしょうか? それは、「子どもたちが自ら自分で生き方を決める力」を育てることではないでしょうか。さらに「社会参加できる力」を育てることです。こうしたことができないなら、人間ではなく奴隷に過ぎません。つまり、ものを言う動物に過ぎないのです。
 大切なのは、親や学校の先生に、「私の人生は私のもの、だから私にお任せください」といえる力です。
」(p.139)

教育の目標は自立させること。アドラー心理学でもそう言っています。従順にさせることではないのです。


ブログの体裁なので、横書きの本になっています。ページ数は150ページなのですが、段落間や行間が空いてないこともあり、多少読みづらく感じます。

でも、読んでいて何となくほっこりしたり、ニヤッとしたくなる内容です。まじめにお勉強するような本ではなく、暇つぶしに読んで楽しく、それでいていろいろ考えさせられる内容だと思います。

人生をバラ色に変えるコミュニケーション講座
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:36 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

宮本武蔵



吉川英治氏の小説「宮本武蔵」、文庫本全8冊を読みました。私が20歳くらいの時、友人から借りて読んだのが最初でした。その時、3回くらい読み返したと思います。私の原点とも言える小説です。

あの頃は引きこもり中で大学へも行かず、部屋の中でゴロゴロしているだけでした。なので、時間はたっぷりあったのです。

小説を読みながら、「武蔵のように生きたい」と思いました。しかし現実は、自分の弱さに負けて、武蔵の友人の又八のような自分だったのです。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

われ事において後悔せず」(第三巻p.176)

「宮本武蔵」と言えば、この言葉が思い浮かびます。武蔵も、自分自身を戒める意味で、この言葉を使っていました。私自身も、後悔しないで生きたいという思いがあって、この言葉を記憶していたのだと思います。


−−人間の眼に映って初めて自然は偉大なのである。人間の心に通じ得て初めて神の存在はあるのだ。だから、人間こそは、最も巨(おお)きな顕現と行動をする−−しかも生きたる霊物ではないか。
 −−おまえという人間と、神、また宇宙というものとは、決して遠くない。おまえのさしている三尺の刀を通してすら届きうるほど近くにあるのだ。いや、そんな差別のあるうちはまだだめで、達人、名人の域にも遠い者といわなければなるまい。
」(第五巻 p.186 - 187)

富士と比べて小さい自分、小さい人間と思った刹那、武蔵の心に聞こえてきた声です。

自然や宇宙は雄大ですが、だからと言って自己卑下するのはおかしいのです。人が存在しなかったとするなら、この宇宙に何の意味があるでしょう? これは1つの考え方ですが、深遠な真理につながることが、小説の中で表現されています。

それにしてもこれ、読みようによっては神や宇宙と自分は一体である、つまりすべての存在は「ひとつのもの」という真理を語っているようにも思えますね。


「富士山をごらん」
「富士山にゃなれないよ」
「あれになろう、これに成ろうと焦心(あせ)るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作りあげろ。世間に媚びずに、世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値打ちは世の人がきめてくれる
」」(第六巻 p.113)

これは武蔵と弟子の伊織との会話です。相手によってどうこうするのではなく、まず不動の自分をつくる。そうすれば、いかなる問題が起ころうとも関係なく、ゆうゆうとしていられるのです。

この考え方は、莊子の「木鶏」に似ています。闘鶏を育てる名人に預けた鶏の様子を聞きに行くと、最後に木鶏(=木でできた鶏)のようだと名人が答えたのです。どんなにけしかけられても泰然自若としている。そうなれば、もう闘おうとする相手もいなくなるのです。


死んだ鳥の肉は不味かった。自分だけの身を考えて、あわててそんな死肉で腹を膨らましてしまった伊織は後悔した。−−自分を捨てて、大勢のために考えれば、食物はひとりでに、誰かが与えてくれるのだということを覚えた。」(第七巻 p.85)

嵐で自分たちの住まいが壊れた後、武蔵は弟子の伊織を残して、水が出た様子を見に行ったのです。その間に伊織は、水の出た様子を見るより自分たちが住む家を何とかする方が先だろう、と考えていたのでした。

しかし、武蔵は水が出た様子を観察し、村人たちに適切な処置を指示していました。それによって村人たちは難を逃れることができ、武蔵に感謝して食べ物を持ってきたり、家の修理を手伝ったりしたのです。

自分のことを後回しにしても他人のことを心配する。「情けは人のためならず 巡り巡って己が身のため」という言葉があるように、他人を生かせば自分が生かされるという真理を語っています。


この小説は、剣豪宮本武蔵がいかに活躍したか、いかに強かったかには、それほどスポットを当てていません。それどころか、人間臭くて悩み苦しむ姿が描かれています。

また、登場人物の多くが、何かしらの苦しみを抱えています。それぞれにそれぞれの人生があり、いかんともしがたい苦悩を抱えながら、それでも生きているのです。

そんな複雑な人の心理をみごとに描いている小説。それがこの「宮本武蔵」なのだと思います。

戦前に書かれた小説ですが、今読んでみてもまったく古びた感じがしません。お勧めの小説です。

宮本武蔵
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 00:42 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

風邪の効用



野口整体の野口晴哉(のぐち・はるちか)氏の本を読みました。タイトルからして、風邪は悪いものではないという意味が伝わってきます。そこにピンときたのです。

この本は、野口氏の講演を元に1962年に出版されたものを、2003年に文庫化したものです。ところどころ古い漢字も使われていますが、わりと読みやすく書かれています。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

だから血圧というより、むしろ血管の硬化といいますか、血管の弾力状態の方が問題である。まあ、これは血管だけでなく、人間の体中、或は心も含めて人間全体の弾力性というものを失わないように生活すれば、突然倒れるとかいうようなことはないわけですが、もし硬張ったとしても風邪を引くと治ってしまう。
 だから、体を使っているうちに、或る一部分が偏り疲労の潜在状態になって、そういう部分の弾力性が欠けてくると風邪を引き、風邪を引いた後、恢復してくる。それで私は風邪は病気というよりも、風邪自体が治療行為ではなかろうかと考えている。ただ風邪を完全に経過しないで治してしまうことばかり考えてるから、ふだんの体の弱い処をそのまま残して、また風邪を引く。風邪を引く原因である偏り疲労、もっと元をいえば体の偏り運動習性というべきものですが、その偏り運動習性を正すことをしないで、いつでも或る処にばかり負担をかけているから、体は風邪を繰り返す必要が出てくる。それでも繰り返せるうちは保証があるが、風邪を引かなくなってしまったら、もうバタッと倒れるのを待つばかりである。
」(p.21 - 22)

ちょっと長かったのですが引用しました。つまり重要なのは、体の弾力性ということです。そして、その弾力性を失わせる原因は、偏った運動習性であると。そのために失われた弾力性が、風邪を引くことで回復するのですね。

癌になる人とか脳溢血になる人とかいうのを丁寧に見ると皆、共通して風邪も引かないという人が多い。長生きしている人を見ると、絶えず風邪を引いたり、寒くなると急に鼻水が出るというような、いわゆる病み抜いたという人である。鼻水が出るというのは空気の中にあるいろいろな悪いものに対する一種の抵抗力の現われですから、鼻水など出るようなら、まあ体中が敏感であると言えるわけです。」(p.22)

癌や脳溢血など重病にかかる人は、風邪を引かない人が多いのだとか。環境の変化ですぐに鼻水が出るというのは、悪いことではなく、むしろ健康だということなのですね。


大概の人は風邪を引くような偏り疲労を潜在させる生活を改めないで、風邪を途中で中断してしまうようなことばかり繰り返しているのだから、いつまでも体が丈夫にならないのは当然である。まあ風邪とか下痢とかいうのは、一番体を保つのに重要というよりは、軽いうちに何度もやると丈夫になる体のはたらきであり、風邪と下痢の処理ということが無理なく行なわれるか行なわれないかということが、その体を健康で新しいまま保つか、どこかを硬張らせ、弾力を欠いた体にしてしまうかということの境になる。」(p.27 - 28)

原因を取り除こうとせずに、結果だけを無理に変えようとする。だから健康が損なわれるのですね。


だから治すということは病気を治すのではなくて、病気の経過を邪魔しないように、スムーズに経過できるように、体の要処要処の異常を調整し、体を整えて経過を待つというのが順序です。」(p.40)

病気というのは、必要だから起こっているという立場です。その病気がスムーズに経過するようにしてやれば、早く病気が治ると同時に、体の弾力性も戻ってくるのですね。


風邪というのはたいてい自然に治るもので、風邪自体すでに治っていくはたらきですから、あまりいろいろなことをしないでいいのです。」(p.67)

風邪を悪いものと捉えるのではなく、健康に戻ろうとする過程であり、自然治癒力の発露だと見るのですね。


風邪を引くと皮膚に異常が出る人は、今の方法以外に、恥骨の上の圧定愉気を先にやっておくことです。後でなくて先にやっておくこと、そうすると経過が早い。この時期にこの方法を行うと皮膚の機能を促進するのか、いろいろの皮膚異常が治る。だからお化粧の代わりにやってもいいのです。」(p.77)

整体なので、背骨を押したりする治療法があります。その他に愉気(ゆき)と言って、手を当てる方法もあるようです。ここでは、恥骨の上に手を当てて圧迫するという方法が、皮膚に異常が出る症状に効果的だと説明しています。


しかし石鹸をつけて洗うというのは、大便が毎日出ているのに浣腸しているようなものです。浣腸すれば全部丁寧に出るけれども、それを習慣として繰り返していると、浣腸しないと大便が出ないような体になることは御存知ですね。それと同じように、いつも石鹸をつけて丁寧に洗浄していると、皮膚の排泄するはたらきをすっかり鈍らせ、弱らせてしまう。自分の体のはたらきで掃除ができないようになり、汚れやすくなる。同時に皮膚の呼吸作用も鈍ってくる。」(p.92 - 93)

現代では、石鹸を使わないで身体を洗うという有名人も出てきて、石鹸やシャンプーを使わない人も増えてきました。しかし、1960年代にすでに、こういうことを言っておられたのですね。


顔を赤くしようと努力しても赤くならないのに、前の恥ずかしかったことを思い浮かべると、一人でいても赤くなる。恐ろしかったことを思い浮かべると、部屋の中のストーブにあたりながらでも、寒気がしたり、顔が青くなったりする。人間の体には、思い浮かべるということの方が、意志とか努力とか気張りとかいうことより、もっと直接に働きかけるのです。」(p.113)

ともかく空想を方向づけるということを覚えて頂きたい。この空想の方向づけということが一番大事な技術であって、これに乗って愉気法を行うということが一番よい。」(p.114)

イメージすることが身体に直接的に影響を与えることを言っています。ですから治療においては、患者がどうイメージするかということが重要なのだと言います。

たとえば「簡単に治る」などと言うと、軽く見られたと感じてしまう患者もいて、すると患者は自分がいかに重病かを証明しようとあれこれ考えてしまうのだと。すると、病気の経過が悪くなるのですね。ですから相手によって、どう言うかも考えなければならない、ということも後で説明しています。


最後に「愉気(ゆき)」のことが説明してあったので、それを引用します。

愉気ということは一口に言って、人間の気力を対象に集中する方法です。人間の精神集注は、その密度が濃くなると、いろいろと意識では妙だと思われることが実現します。」(p.200)

だから愉気をするには高度な精神集注の行えること、恨みや嫉妬で思いつめるような心でない、雲のない空のような天心が必要なのです。
 天心というのは、大空がカラッと晴れて澄みきったような心を言います。利害得失も毀誉褒貶(きよほうへん)もない、自分のためも他人のためもない、本来の心の状態そのままの心です。だから誰かを愉気するといっても、病気を治そうとか、早く良くなろうとかいう考えを持ってはならないばかりか、きっと良くなるという信念でも邪魔なのです。
」(p.201)

また愉気ということを、痛みを止めたり、痒(かゆ)みを止めたり、熱を下げるために使おうと思うことも間違っているのです。その身体の正常さを維持するために行なわれるべきで、風邪を引いても、傷口から血が出ても、膿んでも、熱が出ても、それは病気ではない。熱が出たから病気だ、咳が出たから大変だと思い込むようなのは自分の心の使い方を知らないのですから、私はそういう心のことを病気というのです。」(p.201)

レイキは意図しないエネルギーであり、相手の自然治癒力を助けるものですが、野口整体の愉気も同じような感じがしました。

病気を治そうとしてもいけないというのは、すべてを受け入れることで自然の流れを妨げないようにすること。病気さえも悪いものではなく、早くスムーズに経過させてやれば良いということが、実に本質的だと思いました。


これまでの風邪や病気に対する考え方が、完全に変わってしまう本だと思います。50年も前に、このようなことを言われていた人がいることに驚きました。

風邪の効用
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:08 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

人生を変える幸せの腰痛学校



話題になっている腰痛の本を読みました。著者は伊藤かよこさん。自らも椎間板ヘルニアで腰痛になった経験があり、自分で治そうと一念発起して様々なことを学び、鍼灸師の資格も得て、現在は鍼灸カウンセリング治療院を開設されています。

驚くのは、これは小説だということです。小説を読むことで腰痛が治るというしろもの。そんなバカなと思いましたが、読み終えてみると目からウロコがボロボロと落ちました。しかも内容が実に本質的。これには参りました。300ページもある分厚い本ですが、一気に読んでしまいました。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。と言いたいところですが、これは小説です。ネタバレになるので、引用はなるべく少なくしたいところです。

しかし、覚えておきたいことがてんこ盛りで、多くのページに線を引いてしまいました。ですから、私の備忘録として引用したいと思います。私の解説は、なるべく減らします。ネタバレが嫌な人は読まないでください。まず本を読んでから、この先を読まれることをお勧めします。

この本は、確かに腰痛の改善を目的として書かれたものです。
 そしてこの本『人生を変える幸せの腰痛学校』は、今や世界の最先端の腰痛治療の現場で行われ、実際に驚くべき成果を上げている「認知行動療法」のプログラムに基づいて描かれたものです。
」(p.2)

まず、このようにこの小説の立場を明記しています。

この後、腰痛で会社を辞めざるを得なくなった主人公が、様々な治療法を試しても治らず、最後に出会った認知行動療法のプログラムによって、腰痛から解放されて幸せになる様が描かれていきます。


この後は、小説の展開から離れて、本質的な文や気になったところを引用したいと思います。

物事はねぇ、とってもシンプルなんですよ。腰痛のことばかり考えていると治らない。いい気分で過ごすと改善する。なんとなくわかりませんか?」(p.59)

これは面白い現象なんやけど、腰痛のままでもまあええか、と思えた時に、痛みは少しずつ減少していきます。治したい、治りたいという執着を手放すと、結果的に手に入りますから」(p.62)

私たちはいつでも自分で選べるの。幸福でいるか、不幸でいるか」(p.66)

みなさんだって明日死なない保証はどこにもないんですよ。腰痛のことはひとまず横においといて先に幸せになりましょうよ。そのためにはね、私は幸せになるんだとまず最初に決心することなんです」(p.76)

このように、意識をフォーカス(集中)すると、その現象(痛み)が続くのだと言います。だから現象から切り離して、まず先に幸せになること。腰痛でなかったらやる楽しいことに意識をフォーカスするのだと言っています。


「一病一因といって、ひとつの病気や症状はひとつの原因で起こる、ほとんどの人がこの思い込みにとらわれています。みなさんだけではない、医療関係者もね。
 でもね、実際は一病多因なんです。原因のすべてを正確に知ることはできません。そのことがわかった時、どうしたらいいと思いますか?」
(どうすればと言われましても…)
「原因について考えるのをやめることです」
」(p.86)

原因を考えても良くはならないのですね。この辺はアドラー心理学の目的論的な考え方が反映されています。


今ね、とても集中してたでしょう? 私たちは、次から次へといつもなにかを考えています。この『思考のおしゃべり』を止めるコツは、考えるのをやめて、感じることに集中することなんです」(p.94)

瞑想のコツとも言えます。そして、体験を重視する考え方ですね。


先生は、ホワイトボードに書かれた<自分=主><痛み=従>を指さした。
「みなさんは痛みを観察しました。観察する側とされる側では、観察する側が『主』で観察される側が『従』です。わかりますか?
」(p.125 - 126)

頭から痛みのことを追い出せれば一番いいんですけど、痛みに意識を向けないでいることはそう簡単にできることではありません。それやったら、痛みと自分とを切り離して淡々と観察してみましょう」(p.126)

痛みが強い時にじっと動かないでいるのか、できる範囲で動くのか、痛みだけに集中するのか他のことを考えるのか、痛みを嫌うのか好きになるのか、痛みに話しかけるのか、そんなバカバカしいことはやりたくないからやらないのか、これらを決められるのは自分だけなんよ。
 自分で選択し、決断し、行動する。そして、行動したことによって初めて自信がつくんです。
」(p.127)

痛みの奴隷にならないこと。痛みはあっても自分が主体なのだということ。主体の意思次第で、痛みを従属する立場に置くことができるのですね。


子育てにたとえてお話しましょうか? 『悪い子』やという前提があって、ここが悪い、あそこも悪いと、『悪いところ探し』をしたとしましょう。『悪い子』やから治さなアカンし、矯正せなアカンと思うんでしょ? まわりの大人がこんな態度で接したら、その子は本来持っている能力を十分に発揮できると思いますか? からだもいっしょです。もともと備わっている治癒力が働きません」(p.148)

治ると思えば治るし、治らないと思えば治らない。腰痛に関しては実にシンプルですわ。治りたいのなら、すでに治ったと思い、すでに治ったようにふるまえばいいだけです。せやけどね、こうやって治った、治らないと腰痛に意識を向けること自体が逆効果やからね。そこでお勧めなのが『どっちでもいい』という考え方なんです」(p.155)

もっとからだと仲よくしましょうよ。仲よくしたい時は、”ダメ出し”やなくて、”ヨイ出し”です。いつもは、当たり前だと気にもとめていないからだの働きに、『ありがとう』と言ってみませんか?」(p.168 - 169)

身体を信頼すること。感謝すること。そして理想を思い描くこと。それができないなら、結果を放り出すことです。


「恐いことを克服する方法はひとつしかありません。なにかわかりますか?」
「……?」
「その恐いことを実際にやってみることなんです。今回、神崎さんにとって激痛がやって来たのはチャンスでした。あんなに痛かったのに、数時間後には電車に乗れた。そういう経験を一度でもしたらもう大丈夫。腰痛を二度と恐がらなくて済みますよ」
」(p.193)

「中途半端なとこにいるより、落ちてしまった方が結果としては早かったり……」
(中略)
「医者にとって一番勇気がいるのは、信じて見守ることなんですわ」
「そしてこのプログラムの参加者は、先生がなにもしてくれないから自分で治すしかない、と腹をくくるのよ」
」(p.207)

恐さ(不安)は幻想です。しっかりと見つめれば消えていきます。だから、恐いことを自分でやるしかないんですね。先生の仕事は、その背中を押してあげることなのです。


少しは期待していたけど、まさかみんながこんなにも喜んでくれるとは。私の勇気が、ほかの誰かを勇気づけた。そしてまた、そのことが私にさらなる勇気をくれた。勇気はこうして人から人に連鎖するのだと私は初めて知った。」(p.214)

一歩を踏み出す勇気は、先生(指導者)からだけでなく仲間からも与えられます。その影響はまた自分に返ってきて、さらに自分の勇気となるのです。それが共同体の力なのですね。


逃げるってそんなに悪いことですかねぇ? 野生動物で言うと、逃げることは生存のための最適な選択肢です。疾病逃避という言葉もありますけど、それは弱音を吐けないみなさんに代わって、からだが先にギブアップをしてくれる、人間に備わった素敵なシステムやと私は思いますけどね」(p.235)

精神的につらくて学校へ行けない時、頭痛や腹痛が起こることがあります。それは、身体が先にギブアップすることで、「私」という全体を救ってくれているのです。


「わかってもらえないと感じる時はね、自分で自分をわかればいいのよ」
 篠原さんがそっと立ち上がり、私たちひとりひとりに語りかけるように言った。
「痛いよね、つらいよね、苦しいよね、わかってるよ、ごめんね、大丈夫だよ、もう十分頑張ってるよって。毎日毎日、飽き飽きするほど、うんざりするほど、もういらないって思えるくらいまで自分で自分に声をかけてみて。いつどんな時でも、私だけは私の味方なんだから
」(p.243)

自分だけは自分の味方でいる。否定せずに愛することですね。


私たちが、なぜ生まれて、なんのために生きているのかの正解がないように、なぜ病むのか、なぜ治るのかには、唯一絶対の答えはないのよね。
『原因はこれで、こうすれば治る』と断言口調で威勢のいいことを言っている先生の指示に従っていた方がずっと楽なのよ。『わからない』のはストレスだし、自分で考え、決めるということは、『これでいいのか』『これであっているのか』という不安を抱え続けることになるわ。だから佐野先生は、その不安に立ち向かえるように『あなたにはできることがある』『からだはすばらしい』『すでに力は備わっている』と自信と勇気を与え続けてくれたんだと思うの。
」(p.258)

何が正解かわからない中で、自分で考え、自分で決断する。その勇気を持つことが、自分の人生を切り開くことになるのですね。


その精神科の先生から教えてもらったことはね、どんな状態にあったとしても、”今、この瞬間”の思考と行動は、自分の意志で選ぶことができるということなんです。”今、この瞬間”、少しでもいい気分になれる思考と行動を選ぶ。ひたすらそれだけを心がけているうちに、『焦ってもなるようにしかならへん』、逆に言うと、『焦っても焦らなくてもなるようになるから大丈夫』という心境になれたんです。」(p.270 - 271)

自分の思考と行動は、自分が決めることができる。自分が幸せでありたいなら、幸せでいられるように考え、行動することなのです。


腰痛を治すという本なのに、まるで人生とか宇宙の深遠な真理を語っているような気がしました。結局、すべてのことは通じているということなのでしょうね。

痛みというのも1つの現象に過ぎません。現象はすべて、私たちに何かを気付かせ、より進化成長する方向に促してくれるものです。そう考えるなら、腰痛もまた大事なパートナーであり、ありがたい存在なのだなと思えるのです。

人生を変える幸せの腰痛学校
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 10:44 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月18日

金運を占ってもらいました

先日の湯汲大悟さんの鑑定が良かったので、また別の鑑定をしてもらいました。

金運アップのトリガーの引き方教えます 臨時収入から年収アップまであなたの方法を伝えます。

今度は気になる金運についてです。

またすごいボリュームの鑑定をいただきました。

まずは、篤さんの本来の金運についてですが、
お金に関して、苦労する事を経験しますが、精神的なタフさで乗り越えることができます。苦労を経験すると金運が上がって来るという運気です。心配なのは欲しいと思えば少々値がはったとしても手に入れたいと思ってしまうところです。そこら辺が苦労の元でもあるんですけどね。そこを理解して入れば挽回する力を持っていますので、年を増すごとに財を積み上げていきます。

現在の金運の状況は、
現在、転換期を過ぎたところです。冬に湖でできた氷が春になり解け始め川に流れ始めました。金運についても春が訪れこれから芽を出してきます。また篤さんをサポートしてくれる人がついて来ると更に運気を安定させていきますね。ただ気が緩みやすいとも出ていたので、そんな事もあるんだなと意識しておく事でやり過ぎず程々で済ますことができます。

篤さんだけの金運の上げ方として、
本来の金運でもある苦労があっても跳ね返せる力がありますので、難しいと感じた事はチャンスです。そこに更に成功のヒントが隠れているとあります。また、その時期が来ると出てきます。言い換えればチャンスが来るので色々と試行錯誤する事が金運でもアップにつながります。

全体運を上げる方法としては、
いろんな人と関わる事が良いと出ていますが、関わっていくうちにその人を知っていくよりもこの人との付き合いは深くしても良いのだろうかと考える必要があると出ています。というのも付き合う人の中には篤さんの足を引っ張ってしまいやりたい事がうまく進まなくなってしまいます。付き合いは始めに予兆が出ますので逃さないための「考える」です。

溜まった運気を解放するトリガーの方法ですが、
決めたら突き通す姿勢が必要です。批判や反対、妨害しようとする人が現れますが、少々強行してまでも貫いても大丈夫です。ただ、サポートや協力も得られる時なのでその時はしっかり甘えてください。その見極めは必要になりますが、全体運を上げていく事でスムーズに物事が進んできますよ!



なかなか希望の持てる鑑定結果です。嬉しくなりました。

さらに、吉方位についても教えていただきました。それによると、日々、どちらの方位が良いかという吉方位というのがあるのですね。

その方向で、自宅から750m以上離れた場所に行って10分以上留まることで、さらに金運がアップするそうです。


その真偽はよくわかりませんが、すごいのは吉方位を地図で見えるようにしてあること。
吉方位の図

自分で自宅の位置を設定しなければなりませんが、地図を使って方位を確認できるので、とてもわかりやすいです。そういうツールもあるのですね。(方位の見方も載っています。)


前にも書きましたが、私は基本的に占いを信じません。自分の都合の良いことだけを信じるスタイルです。なので、他の人にも「この占いはいいよ」などと勧めるつもりはありません。

ただ、鑑定してもらって思ったのは、私の内部にあって少しは気づいていた部分が、明確に文字として表されているということです。これは私が求めているものじゃないかって感じたのです。

興味のある方は、自己責任で鑑定を依頼してみてくださいね。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:32 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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