2025年12月20日

愛を選べ

愛を選べ 14歳からの『奇跡のコース』 [ 雲 黒斎 ] - 楽天ブックス
愛を選べ 14歳からの『奇跡のコース』 [ 雲 黒斎 ] - 楽天ブックス

雲黒斎(うん・こくさい)さんが、また新しい本を発売されたと知って、さっそくポチった本になります。これは小説なのですが、どうやら三部作になるようです。
雲黒斎さんと言えば、これまでにも「あの世に聞いた、この世の仕組み」などの本を紹介してきました。一時期、黒澤一樹(くろさわ・いつき)という本名でも活動されてましたが、またペンネームに戻されたのでしょうかね。


ではさっそく、一部を引用しながら本の紹介をしたいと思います。ただし、本書は小説なので、なるべくネタバレにならないよう紹介したいと思います。

この本は、世界中で読み継がれ、たくさんの人の人生を好転させてきた『奇跡のコース』という教えの知恵をヒントに、その驚くほどシンプルで、でもパワフルな「ものの見方」の転換を探求する物語なんだ。
 問題解決の鍵は「外」の世界を変えることじゃない。
 答えは、君の心の中にある「怖れ」を手放して「愛を選ぶ」ことにあるんだ。
」(p.2-3)

「イントロダクション」に書かれたこの一文に、この本の本質が端的に語られていると思いました。重要なのは現実を変えることじゃない。自分の見方を変えることによって、「怖れ(不安)」ではなく「愛」を選択することなのです。


「大事なことを教えるね」佐久間先生はまっすぐ伊吹の目を見た。
「君の抱くどんな考えにも力がある。世界を変える力が」
 その言葉に、伊吹は息を呑んだ。
「人が抱くどんな思いも、現実を作り出す」先生は続けた。「伊吹くんが『自分には価値がない』と思い続ければ、その考えの力で本当に自分の価値を見失ってしまう。逆に『自分には、少しでも価値があるかもしれない』と思えたら、その考えの力で、君は自分の中に光を見つけていくことができる」
」(p.22)

すべては自分の考え方次第なのです。自分の思考によって、自分の現実を創造している。そこに気づくかどうかが重要なのです。


うん、そこをね、ちょっとだけ、『責めなくてもいいんだ』って思えたら、すごい一歩だと思うんだ。それと……心の声、かな。『痒い』とか『痛い』とか、そういう自分の感覚を、もっと『言っていいんだ』って、自分に許可してあげる感じ?」(p.37)

無意識に自分責めをしてしまいがちなんですよね。だからお勧めしている「神との対話」では、人類の敵は不安と罪悪感だと言っているんです。


うん。『バカにされるぞ』『傷つくぞ』『嫌われるぞ』って囁く声。その声に従うと、人は心を閉じちゃうんだ。その声を越えたところに、もっと静かなもう一つの声がある。それを『聖霊(ホーリー・スピリット)の声』と呼んでるんだ。『大丈夫』『あなたは愛されている』『あなたは価値がある』って教えてくれる声」(p.83)

二つの声のうち、どちらに耳を傾けるか−−それが『選択』なんだ。そして、その選択が世界を変える」(p.83)

私たちの心の中には、常に不安や恐れを動機とした声と、愛を動機とした声が錯綜し、どっちを選ぶのかと問いかけているんです。


「さて、みんながこれまで感じてきた『苦しみ』や『悲しみ』って、どこから来てたと思う?」佐久間先生はゆっくりと元の席に戻りながら問いかけた。
「たとえばね、『相手のせいだ』『状況のせいだ』『自分のせいだ』って思ってたもの。……もしかしたらそれ、『心の下敷き』が創っていただけかもしれないって思えない?」
 伊吹が初めて声を上げた。
「……先生、僕、気づきました。僕は自分で自分を『価値がない』って見てたから、周りの人の言動も、全部『僕を拒絶してる』ように見えてたんだって」
 佐久間先生は深く頷いた。
「そう。『自分には価値がない』という下敷きを通して世界を見ていたんだね」
」(p.172)

色のついた下敷きを光にかざすことで、白い壁が赤や青に変わっていく。光は透明なのに、白い壁に映った世界は赤や青になる。これが、私たちの見方(下敷き)によって現実(白い壁に投影された色)が変わるということなのです。

『起きた出来事』は変えられない。でも、その意味は、いまこの瞬間、選び直すことができる」(p.173)

出来事を変えることはできませんが、見方を変えれば経験は別のものになるのです。


奇跡っていうのは、『外側の状況が変わること』じゃない、『いまこの瞬間の見方が変わる』−−それに気づけることが、ほんとうの奇跡なんだ」(p.176)

お勧めしている「神との対話」では、これを「内的な経験を変える」と言っています。見方(解釈)を変えれば、出来事が変わらなくても経験が変わるのです。


「そもそも『変える』ことにとらわれすぎなくてもいいんじゃない?」ことねが言った。
「先生が言ってたよね。『結果を求めて行動するのではなく、愛から行動する』って」
」(p.189)

思考を変えれば現実が変わるのですが、大切なのは現実を変えることが目的ではないってことです。結果にこだわらないこと。結果を放り出すこと。重要なのは結果(現実)ではなく、行為(経験)そのものなのです。


『奇跡のコース』−−この不思議な名前の教えは、一九六五年、アメリカのコロンビア大学で心理学を教えていた女性、ヘレン・ジャックマンさんのもとに、『内なる声』として届いたところから始まったんだ。
 当時の彼女は、スピリチュアルなことに懐疑的で、「現実主義者」と自分でも言っていた人。そんな彼女の中にある日、突然響いてきたのが、こういう言葉だった。
「これは奇跡のコースです。さあ、書きなさい」
 彼女は戸惑いながらも、その声に耳をすませ、共に働いていたビル・セッドフォード博士とともに、コツコツと言葉を記録していった。
 そして七年の歳月をかけて完成したのが『A Course in Miracles(奇跡のコース)』。
」(p.224-225)

お勧めしている「神との対話」も、著者のニールさんが神の声を聞いて書き記したものですが、同じようなことがもっと前にあったのですね。と、言うか、もっともっと前から神は人類に語っていて、それを多くの人が書き記してきた。たとえば聖書とか。それが人類の歴史であり、そういうものに導かれながら、今があるのではないかと感じています。


「奇跡のコース」という本があることを、今回、初めて知りました。そして、その内容が、お勧めしている「神との対話」とほぼ一致していると感じました。
要は、不安や恐れではなく、愛を選択することだということです。それによって私たちは、苦しみから逃れて絶対的な安心の境地に至り、自分らしく生きる一歩を踏み出せるようになるのだと思います。

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タグ:雲黒斎
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 15:09 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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