2022年10月02日

あにっき



バリ島の兄貴こと丸尾孝俊(まるお・たかとし)さんの元で住み込みで暮らしながら、インドネシアの方々と交流し、インドネシアには親日の、日本には親インドネシアの心を醸成する役割を担った異文化交流の制度があります。
その制度では、対象を20〜30歳の女性にすることで、将来の日本を支える良きお母さんになってもらうための修業の場、という役割も持たせています。
その異文化交流生として研鑽された多くの女性たちが、これによって何を学び、自分の人生にどう生かしているのか。それを語ったKindle版の書籍になります。


それぞれの異文化交流生が、それぞれに自分の人生を見つめ直すきっかけになったのだろうと思います。
その詳細は、本書を読んでいただくとして、私は、本書を編集された今村仁(いまむら・じん)さんの話が心に残りました。

それは、親日国として知られるインドネシアが、なぜそうなのかという歴史に関する話です。
これまでにも白駒妃登美さんの本などを読んで、ある程度は知っていることですが、改めて、私たちのご先祖様たちの偉大さを感じます。

1995年、終戦後10年。スカルノ大統領の手腕によって、彼の生まれ故郷バンドンで第1回アジア・アフリカ会議が、インドネシアの開催議長国で開かれました。スカルノ大統領のほか、インドのネルー首相、中国の周恩来首相、エジプトのナセル大統領が中心となって準備が進められ、開催が決まったのです。アジア・アフリカの独立を果たした国や、独立を目指す国が参加しました。この会議には日本も招待されました。日本はかつて占領した敵国ではなく、仲間として招待されたのです。」(p.205)

2015年4月22日、終戦後70年。ジャカルタでバンドン会議60周年を記念する首脳会議が開かれました。
日本の安倍晋三首相が演説に立ったとき、万雷の拍手で迎え入れられました。それは、明治時代にロシアのバルチック艦隊を破り、自分たちを白人支配から目覚めさせ、自ら欧米と戦い、アジアに独立運動の火をつけた日本に対する、賞賛と感謝の気持が込められた拍手でもあったのです。アジア・アフリカの国々の首長が、それぞれ独立国として集まっている姿が、まぶしくTV画面に映っていました。かつて大日本帝国が唱えた「アジアはひとつ」「大東亜共栄圏の実現」は、このように、大国の植民地支配から自らを開放し、民主的な別の形でアジア・アフリカに実現されたのです。
」(p.206)

三浦襄氏の熱い魂、それを引き継いだバリの英雄ングラ・ライ将軍の魂、スカルノ大統領やハッタ首相、初代バリ州プジャ知事の魂、残留日本兵たちの魂、大東亜戦争で亡くなったすべての人々の御霊は、きっと天国で喜んでいらっしゃることでしょう。」(p.207)

日本の教育では、こういう先人たちが為したことや、それによる世界の人々の思いを子どもに伝えることをしません。
しかし、これが事実であり、消すことのできない私たちのご先祖様たちの功績なのです。その恩恵によって今の私たちの状況がある。そのことを、忘れてはならないと思うのです。


そして今井さんは、兄貴がバリに聖地を造ろうとされていることを語ります。

デヴィ・スリという双子の豊穣の女神は、きれいなお顔と、お腹に悪魔の顔を併せ持っています。正義と悪は同じ女神の中にも存在するというバリの一元論(ルアビネダ)を表わしています。バリのバロンダンスは、善と悪が共存し、永遠に勢力争いをしている様を踊りで表現しているのです。どちらかが、なくなるということは無く、絶えず善と悪は世の中に共存するという戒めです。ということは、自分の人生は、どちらにフォーカスするかによって、意味が変わるということです。どちらが多い人生が良いか、自分で決めることが出来ます。」(p.209)

「宇宙には自分から出したものが返ってくる」という、実に分かりやすい法則があるらしいです。(小林正観さん言)。だから自分の心のお掃除が大事です。」(p.210)

世界中にあまたの国がありますが、宗教にこだわらず、多民族国家、多言語の共存を許し、イデオロギーや人種、肌の色にもこだわらず、誰でもが自由に出入り出来る、観光に生きる島があります。

それは「神々の島」と世界中から呼ばれている、インドネシア・バリ島です。
」(p.211)

神々の島バリに、誰でもが、平等に、安全に、楽しく、世界平和を祈ることができる聖地を創ったら、さぞやアジアに眠る英霊達は喜ぶし、天国も喜びに満ちあふれることだろうと考えています。」(p.211)

紛争解決のための、人類に残されたバリの聖地は、愛で地球を救います。
弱者を助け、お互いを助け合い、共に平和を喜び、繁栄しましょう。
憎しみは戦いでは無く、愛によって熔けます。
グローバルな地球規模の視点で世界平和、宇宙平和を考えるべきです。
「神は愛なり」を実感できる聖地を、地上に実現しましょう。
桜の園を創り、人情と和の心を呼びさましましょう。
」(p.212)

自分の正義を振りかざして誰かの悪を責めるなら、それは戦争への道です。見方によって、それは正義にもなれば悪にもなるのです。
だからこそ、その違いを受け入れあって、共存し合うことが大事なのです。


異文化交流生の若い女性たちに、短い期間でそういう思いまで伝わっているかどうかは疑問ですが、兄貴の元での修行の体験は、きっと自分の人生を見直してみるきっかけになったことでしょう。

修行は一生続きます。もちろん、私も修行しています。日々、修行です。老いてなお修行です。
そして、本当の愛に、一歩でも近づけたらいいなぁと思っています。

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posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:26 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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