2021年12月21日

かみさまは小学5年生



話題になっていたので気になりました。レビューを読むと、批判的なものも多くありました。その中に、神様の大半がお酒好きで飲兵衛だという話があり、それはあり得ないだろうというもの。
お勧めしている「神との対話」の考え方からしても、それはちょっとあり得ないと感じる部分も多く、買って読むまでの内容ではないと思いました。しかし、神様は飲兵衛だというのも面白し、この子(著者のすみれちゃん)は自分が見たものを正直に語っているだけだとも思えたので、まずは自分で読んでみてから判断しようという気になったのです。

この本は、すみれちゃんが書いたメッセージや語った言葉が書かれていますが、それだけではありませんでした。イラストを描かれているのは絵本作家ののぶみさんで、のぶみさんとの対談も載っています。のぶみさんの絵本は、「このママにきーめた!」などをこのブログでも紹介しています。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

だけど、かみさまの国はいいかみさまの国だけではない。
悪いかみさまの国もある。
その国には、悪いかみさまや、悪い天使さんや、
悪いたましいがくらしている。
悪いかみさまたちは、
悪いことをする人たちを、おうえんしている。
」(p.24)

こういうところが、ちょっと受け入れられないなぁと感じます。
たとえば、一方では神様の国同士の戦争はないとも言っているのです。これって矛盾しますよね。
もし、遊びとして善と悪に分かれているなら、競い合うことを楽しんでいるとも言えます。でもそうなら、悪いことをすることも良いことになりませんかね?

そもそも、「良い」も「悪い」も価値基準次第です。そうであれば、何ら基準も示さずに「良い」「悪い」と言い、まるで絶対的な価値基準があるかのような内容は、論理的に破綻するしかないのです。


かみさまも人間といっしょで、好みもあれば個性もある。
でも、共通するのは、
おもしろいってことと、お酒が大好きということ。
」(p.26)

神様はほとんどが男性で、数少ない女性の神様がすみれちゃんなのだそうです。しかも、すみれちゃんが所属する国では、すみれちゃんが最高神なのだとか。また、神様はメタボで、ダイエットに励んでいるというような話もありました。面白いけど、そのまま受け入れることはできないなぁ。


えらいかみさまは、下の階級のかみさまたちにいろいろ教えたりする。魂はさらに下にいて、かみさまになるためには地球にきて修業をするんだよ。」(p.35)

のぶみさんとの対談に書かれていますが、神様の世界は階層になっており、上位が神様、次が天使、最下層が魂のピラミッド構造になっているそうです。
こういうのも、「神との対話」と比べると論理性がなく、受け入れがたい内容ですね。


まず、幸せに生きなきゃはじまらない。
人生は幸せではじまり、幸せでおわる。
えがおではじまり、えがおでおわる。
おわりはやっぱりくいなく
空の上(かみさまの国)に行きたいよね。
ならくいなく幸せに生きなきゃね。
「あ〜たのしかった」ってかみさまの国で じまんできるくらい。
」(p.48)

人間って経験するために生きてるけど、
幸せでたのしく生きるために、
地球におりてきてるっていう意味もある。
」(p.49)

唐突な言葉ですが、こういうところには「神との対話」に通じるものを感じます。
まず重要なのは、何があってもなくても幸せという在り方を選択することですね。

そして、人生とは経験のためにあるということ。先ほどの修行とは矛盾するのですが、同じことの別表現という面もあるかなと思います。


相手をマネしなくていいんだよ。
相手がカッコよく見えても、
マネしてあなたがあなたじゃなくなったらダメ‼
」(p.64)

自分に正直であること、自分らしく生きること。大事なことですね。


亡くなるっていうのは、
全部やりとげたから亡くなる。
亡くなるのは、ぜ〜んぶ必然‼
偶然で亡くなる人なんていない。
事故でも病気でも全部が必然。
だから亡くなるってことは、
もうその人は全部をやりとげたっていうこと‼
」(p.138-139)

そうであれば死を悼む必要はないし、むやみに怖がる必要もないってことですよ。
こういう「神との対話」にも通じるようなメッセージが、唐突に現れてきます。やはり、本当のことが見えているんだなぁと感じます。


「神との対話」シリーズを熟読し、その論理性に魅せられている私からすると、そのまま受け入れられる部分はわずかでした。
けれども、すみれちゃんが正直に、自分が知っていることを語っていることは感じました。おそらくすみれちゃんには、そう見えたのでしょう。

実際、「神との対話」でも、たくさんの神の世界があるような話もあります。階層構造になっているということですね。
これは、ミクロからマクロまでの物質の構造を見ても明らかです。原子の中の原子核と電子の関係は、宇宙の中の太陽と惑星の関係と同じではありませんか。
ただ、そういう階層構造が神の世界にあるとしても、今、この相対的な世界で生きる私たちには、あまり関係がないことだと思います。なので私は、その部分を正確に知ろうとは思いません。

神様が飲兵衛だったら面白いな。仙人もたいてい飲兵衛で遊び好きだし、私も神様になれる素質があるのかも。(笑)

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タグ:すみれ
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 09:46 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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