2021年09月06日

免疫力強化大作戦



この前、末期の癌を克服したムラキテルミさんの本「世にも美しい癌の治し方」を読んで、その治療をされた石原結實(いしはら・ゆうみ)医師の本を読みたくなって数冊買いました。これはそのうちの1冊です。
挿絵が豊富で読みやすい体裁となっています。絵はいげためぐみさんです。

石原医師の本は、すでに2冊ほどこのブログで紹介しています。(「100歳まで元気でボケない食べ方・生き方」「「食べない」健康法」)書かれている内容に大きな違いはなく、要は少食にすることと体温を上げることがポイントだという点で一致しており、それを貫かれています。
なので、どれか1冊だけでいいので、読んでみられることをお勧めします。

この本は、がん治療に特化したものではなく、一般的に免疫力を高めるということをテーマに書かれています。コロナの流行がもう1年以上も続いている中、有益な情報ではないかと思いました。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

さて、われわれ人間も、動物も、病気がひどくなると、食欲不振に陥るか発熱することが多いものです。われわれが食物を食べないと血液中の栄養素も不足がちになり、白血球も十分な「栄養素」を食べられなくなり、空腹になり、ばい菌やガン細胞などを食べる力(貪食力)が増します。
 また、体熱が上がると、われわれが入浴中やサウナ浴中はからだが温まりよく動くように、白血球もその働きが促され貪食力が増強します。
 そうです。免疫力=白血球の貪食力は、「空腹(少食)」のときと「からだが温まった」ときに強化されるのです。
」(p.2 - 3)

「はじめに」の部分に、このように結論が書かれています。免疫力という概念は、科学的なものではないのですが、その主要なものを白血球が異物を除去する力だと考えれば、白血球がよく働く環境にすることが免疫力を高めることになる、という理論なのですね。
そして、そのような能力を身体は最初から備えています。だから自然と食欲がなくなり、発熱するのです。


食べないとからだが冷えると思われがちですが、じつは反対。食べすぎは体温を下げ、免疫力をダウンさせてしまいます。なぜなら、たくさん食べると、血液は食べたものを消化しようとして胃腸に集まります。その影響で、熱を多く生む筋肉や肝臓、脳には血液が十分に送られなくなり、体温が下がってしまうからです。
 ですから、体調が悪いときに「いっぱい食べないと力が出ないから」などと、無理に食べようとするのはよくありません。
」(p.30)

筋肉が熱を生むということは、一般的に知られています。ただ、人間の深部体温が一定していることや、筋肉が少ないガリガリの人でも一定の体温を保っていることを考えると、必ずしも筋肉が体温を維持しているとは言い難い気がします。

ただそのことはさておいて、食欲がわかないとか発熱するという症状は、それ自体が病気ではない、という点に着目する必要があるかと思います。
私はレイキをやっていますが、そこでも症状は身体の浄化作用だと言っています。つまり自然治癒力の働きだということです。
このことからしても、食欲がわかないということは、身体が「食べるな」と言っているわけですから、無理して食べることは身体にとってよくないと言えるかと思います。


よく「朝食をしっかり食べよう」ということばを耳にします。「朝食は健康によい」というのが、世間の定説のようです。
 とはいえ、朝はなかなか食べる気がしませんよね。農作業をして日の出・日の入りとともに生活をしていたころと違い、現代人は夕食も遅めで夜更ししがち。そんなわたしたちにとって、朝食は必要のないものになってきています。白血球を空腹にするためにはむしろ、朝ごはんを抜いた”プチ断食”がおすすめです。
」(p.54)

断食が健康によいということは、最近はよく知られるようになりました。その一方で、朝食崇拝も相変わらずあります。
しかし、人類の長い歴史を考えてみれば、朝、食事をしてから活動するようになった時代は、そんなに長くありません。なぜなら、長い狩猟時代を考えてみれば、獲物を獲らなければ食べられないからです。運が良ければ、昼間得られた獲物を夕方に食べることができる。そんな生活だったでしょう。

また、農耕になってからも、農家は日の出とともに野良に出ます。朝ごはんを食べてからなどという余裕はありません。ひと仕事を終えてから食べるのです。

私自身、若い頃は朝食崇拝もあり、朝食を摂ってから出かけていました。しかし、寝坊した日には食べている余裕がありません。
そんなことから、忙しい朝に無理に食べなくてもいいんじゃないかと思うようになり、ダイエットをするようになってからは、朝食抜きをやっています。

一時期、朝、たんぱく質を食べると胃腸の働きを整えて基礎代謝がUPするという話を聞いて、朝納豆生活をやっていましたが、今はそれもやめています。


石原医師は、ご自身の理論を科学的に検証されているわけではなさそうです。多くの場合が推論だろうと思います。
しかし、その推論の正しさを、医療の中で適用することで確信してこられた。そういう感じがします。

したがって、先ほどの筋肉量が多いと発熱量が多くて体温が高まるという説も、私はちょっと懐疑的です。
この本では、どうやって筋力を高めるかという方法も紹介されてますが、それも通り一遍のもので、どのくらいやればどの程度筋力が高まり、どの程度発熱量に寄与するかというような科学的なデータは示されていません。

けれども、少食が健康長寿に役立つことは、動物実験では明らかになっています。また、昔からそう言われてきた経緯もありますし、私もその論理に賛同します。
体温を高めることに関しては、どうやってという方法論の根拠がやや乏しいようにも思います。ぜひこの部分は実証実験をして、データを出してほしいものです。

まだ科学的に正しいとは言えない理論だと思いますが、可能性は十分にあると思っています。

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タグ:石原結實
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 07:30 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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