2020年01月21日

本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!



本田健さんバシャール本になります。大勢の日本人を誘って、アメリカへ行き、バシャールと対談されたことは知っていました。その時の対談内容から得たことを、この本にまとめられたのです。チャネラーはダリル・アンカ氏です。すぐに読みたかったので、私はKindle版で購入しました。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

でも、 途中、 止まら なかっ た のは、 なぜ だ と 思い ます か?
  私 の 場合 は、「 未来 の 自分 に対する 好奇心」 でし た。
」 (Kindle の位置No.42-44)

健さんは、作家や講演家になるという夢を、何度も諦めそうになったと言います。しかし、好奇心があったから、諦めなかったのだと言うのです。未来の自分のことを想像すると、ワクワクして仕方なかったのだと。


第 3 段階 は、 自分 の 熱意 を もっ た こと に対して 行動 を 起こし、 いっさい 結果 に 期待 し ない という こと です。」(Kindle の位置No.198-199)

バシャールの「ワクワクにしたがう」という公式には、3つの段階があると言います。1つ目は、「ワクワクすることをやる」ということ。2つ目は、自分の最大限の情熱を傾けてそれを行うこと。そして3つ目がこの「結果に期待しないこと」なのです。しかも、この3つ目が最も重要だと言います。

このことは、「神との対話」シリーズでも言われています。行為に対して情熱を燃やしても、結果には期待しない。これが悟りだと書かれていました。


ときどき 自分 が 思っ て い た とおり、 描い て い た とおり に なる こと は あり ます が、 多く の 場合、 そう では ない 形 の 結末 で 終わり ます。」(Kindle の位置No.203-204)

ワクワクすることを情熱を持ってやっても、思い通りの結果になるわけではありません。そして、それを期待してもいけないのでしたね。なぜなら、ハイヤーマインドが、最もふさわしい結果を与えてくれるからなのです。


1つ 目。 あなた は 存在 し て い ます。 それ は 不変 で、 変える こと が でき ませ ん。
 2つ 目。 すべて が 今、 この 場 に ある という こと です。 それ を 変える こと は でき ませ ん。 事実 です。
 3つ 目。 すべて が 1つ で、 1つ が すべて です。
 4つ 目。 出し た もの が 返っ て くる という こと です。
 5つ 目。 これら の 法則 以外 は すべて 変わる という こと です。
」(Kindle の位置No.296-299)

「存在についての事実」はこの5つだけで、あとはすべて観念だとバシャールは言います。これは存在の構造を説明したもので、変わるのはこの構造をどう経験するか、どういう視点から見るか、ということだけなのだと。

本質的に時空がなく、「ひとつのもの」だけが存在している、という考え方からすると、1〜3はわかります。そして、その存在は創造主であり、思考(意識)によって幻想を創造するのだとすれば、4も明らかです。また、すべては変化するということも、「神との対話」シリーズに書かれています。変化しないのは、「変化する」という事実だけだと。


経験 は 自分 が 何 を 信じ て いる か という こと に 基づい て い ます。 すべて は 視点 に 基づい て い ます ので、 視点 が 変われ ば 経験 も 変わり ます。 でも、 存在 の 構造 自体 を 変える こと は でき ませ ん。」(Kindle の位置No.302-304)

経験というのは、自分の視点(見方)が作り出すものですね。


しかし、 相手 が それ に 注意 を 払う か どう か、 聞い て いる か どう か という こと までは、 みなさん の 仕事 では あり ませ ん。 そういった こと に 関与 する 必要 は あり ませ ん。」(Kindle の位置No.343-344)

私たちの仕事は、自分自身であることだとバシャールは言います。したがって自分に正直であることが重要であり、自分の真実を正直に語ることが大事なのです。しかし、他人がそれをどう受け止めるかを気にするなと言うのですね。後にも出てきますが、アドラーの言う「課題の分離」です。


私 が すごく パッション を もっ て 何 か し たい と 思っ た という こと は、 どこ かで 誰 かが それ を 受け取っ て くれる と いう こと が わかっ て いる から です。」(Kindle の位置No.357-358)

たとえ誰かが自分のことを思い通りに評価しないとしても、バシャールは気にしないと言います。「卒啄同時」という言葉がありますが、自分が何かに情熱を感じたなら、必ずそれを受け入れてくれる人が同時に存在するということなのです。


この 公式 を ぜひ 覚え て おい て いただき たい の です が、 自分 の もっとも 情熱 を もっ て いる こと に対して 行動 を 起こす、 しかも 自分 の 最大限 の 力 で それ に 臨み、 その 際、 いっさい 結果 を 期待 し ては いけ ませ ん。 期待 度 は ゼロ で なけれ ば なら ないのです。」(Kindle の位置No.446-448)

先に引用した3つの段階を、ここでまとめて説明しています。重要だと言っていた3つ目ですが、「期待度はゼロ」だと説明しています。完全に結果への期待を放棄すること。それが重要なのです。


前 にも いい まし た が、 何 が ほしい か という こと に 焦点 を 当てる のでは なく、 現在、 つねに 必要 な もの は 与え られ て いる と 認識 する こと です。   です から、 その 人 にとって 本当に パートナー が 必要 で あれ ば、 自動的 に パートナーは現れます。」(Kindle の位置No.537-539)

パートナーがほしいなら、「ほしい」に焦点を当てるのではなく、すでにほしいものは与えられているのだと認識することが大事なのですね。本当に必要なら、必ず与えられるのだからと。


ですから、すべての豊かさの表現に自分がオープンであることによって、もっとも効率的でもっともいい量の贈り物やシンクロニシティが現れます。」(Kindle の位置No.774-)

それは今お話したとおりで、お金しか自分の問題を解決してくれないと思い込みすぎることによって、そこで悩みが生じるわけです。
 絶対にこれをやるためにはお金が必要だと思い込んでしまうと、お金に対する信念がきつくなり、そのぶんそれにしがみつくことになって、事は流れていかないわけです。
」(Kindle の位置No.782-)

「豊かさ」ということを考える時、「お金」だけに意識を向けていると、他の「豊かさ」に気づかずに受け取れなくなったりします。だから、心をオープンにすることが重要なのです。


それは自分のパッションに基づいてやっていき、シンクロニシティを信じることです。やったことによってシンクロニシティが生じているということを信じることです。」(Kindle の位置No.850-)

自分が本来あるべき形であれば、他とフィットするとバシャールは言います。それに対して健さんが、自分の適正な大きさや形を知る方法を尋ねたのに対して、バシャールはこのように答えたのです。つまり、ワクワクにしたがって行動し、シンクロを信じて任せるということですね。


相手にとって役に立つかもしれないアイデアを提案するところまでがそちらですべきことであって、それを使うかどうかは相手しだいです。」(Kindle の位置No.1179-)

これは先にも引用したことと同様で、アドラーが言う「課題の分離」ですね。自分は自分の課題を、相手は相手の課題をこなせばいいんです。


それは将来、これから経験していく地球のバージョンです。 でも、それはステップ・バイ・ステップで起きることであって、そのために自分がみなさんのお手本となるようにふるまっていくことが必要です。そういうお手本が増えれば、それについてこられる人も増えるのです。」(Kindle の位置No.1328-)

これはアセンションというか、多重世界の話です。地球には複数のバージョンがあり、徐々に自分が選んだバージョンしか見られなくなる。愛を信じる人は愛のバージョンの地球に暮らし、そうでない人はそうでないバージョンの地球に暮らすというように、分離していくとバシャールは言います。そこで、自分がお手本となって、愛を示していくことで、そのことに気づく他の人も増えていくと言うのですね。


過去世というのは違う人が生きた違う人生であって、それは、今同時進行で起きています。それをぜひお忘れなく。」(Kindle の位置No.1408-)

本質的に時間はないので、過去と呼ばれる世界も、今同時に存在することになります。今現在の自分とエネルギー的につながることで、私たちはそれを過去の記憶とすることができるだけだとバシャールは言います。過去も現在も未来も、同時進行であって、どこに目を向けるかだけの違いなのだと。


でも、より大切なのは、それが誰であるか、何という名前を語っているかということよりも、その情報が自分にとって有効なのかどうかということです。
 得ている情報がポジティブで、大きく拡大するようなものであるかどうか、それとも小さくなるようなネガティブなものなのかと考えていけばいいのです。
」(Kindle の位置No.1473-)

バシャールは、今、自分とチャネリングできるのはダリル・アンカ氏だけであり、他は違う存在だと言います。ただそこで重要なのは、誰が本物か偽物かということではなく、その情報が有効かどうかということだと言います。こういう考え方は、「神との対話」シリーズでも言われてますね。


バシャールがダリル・アンカ氏を通じて私たちに語りかけるのは、自分自身のパッションによる行動だと言います。しかし、私たちがそれを聞くかどうか、信じるかどうかは私たちに任されたことであり、自由に決められるとも言います。これも、「神との対話」シリーズ、特に高度に進化した存在(HEB)が私たちを助けようとしているという話の、「神との対話 完結編」に書かれていることと符合します。

バシャールは、自分に厳しくしないようにと最後のメッセージで言っています。物事は思っているより簡単だから、真剣になりすぎずに、楽しむようにと。こういうメッセージも、「神との対話」シリーズの言葉と一致していて、私はすんなりと受け入れられます。

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posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 20:09 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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