バンコクに再移住してから1ヶ月、その前に住んでいた妻の実家に先日、戻ってきました。
7月28日(土)の朝、戻ってきたのですが、すでに「生まれた子犬たち」の記事で書いたように、飼い犬のミー(熊)ちゃんの子どもたちが生まれていました。
昨日(29日)は、ブログを書いたり、その子犬の様子を見たりしながら、一日を過ごしました。なんとゆったりした時間の過ごし方なのでしょうね。
可愛い子どもたちの写真を撮りました。
会うのもこれが最後かと思うと、感慨もひとしおです。
7匹の内、とりわけ身体が小さいチビちゃんがいて、何とかミルクを飲ませようと思うのですが、やはりなかなか飲まないんですね。
兄弟たちから踏みつけられたり、噛まれたりしながら、それでも何とか生きています。
無事に育ってくれよと祈らずにおられません。
そんなふうにミーちゃんの子どもたちを見ていると、スア(虎)くんが必ずすり寄ってきます。嫉妬でもしているのでしょうか?
私はあなたのお母さんじゃないんだけどね。でも、頭をこすりつけてくる姿を見ると、何だかいじらしくなります。
今日、バンコクに向けて出立します。スアくんとも、しばらくの間、またお別れですね。
昨日、妻とお義母さんとの間で、重要な決定がなされました。
実家の前でやっていたルークチン屋さんを閉めることにしたのです。
せっかく自力で東屋を建て、少しずつ改良して行ったのですけどね。
理由は単純で、儲からないからです。
私からすれば、まあ当然なんですけどね。
1串5バーツのルークチン揚げを売るのに、どれだけの原価がかかるのか、妻は把握してないのですから。
せいぜい、仕入れたルークチンとの差額くらい。他に油、ガス、串、ビニール袋など、たくさんの経費がかかるというのに。
私が口出しをすると、いつも「うるさい」「だまれ」とばかりに文句を言うので、私もあまり多くは言いません。
昨夜、私から尋ねてやっと、妻は店を閉めることを話しました。
「ふーん、そうなんだ。」
私がそう言うと、その言葉が否定されたように感じるのか、こんなことを言います。
「あなたわかってるの!?油やガスやつけダレやガソリンなど、たくさんお金がかかるのよ。やっていけるわけないじゃないの!」
はいはい、最初に私がそう言ったんだけどね。それに対して、「やってみなきゃわかんないでしょ!」と言ったんだよね。
まあいつものことですから、もう何とも思いませんけど。
いよいよ今日の午後には出立するので、店じまいされて哀愁ただよう東屋の写真を撮ってみました。
やはり無理だったかぁ。
わずかでも儲けが出るなら、お義母さんの仕事にもなるからいいかと思ったんですけどね。
これまでにも、子豚を飼うからと言うので、始めるための資金を提供したこともありました。
それも、1年もせずに高く売れないからと言ってやめてしまいました。
その前には、農地を2ヶ所買ったのですが、1ヶ所目は他の人に貸して、貸し賃はお義母さんの懐へ。
2つ目は、買ったものの使い勝手が悪いのか、今は売りに出しています。
私は、いずれ農業でもすることになったら、最低でもこのくらいの面積の農地が必要になるだろうから、と思って買ったのですけどね。
まあ、素人がそう簡単に上手くいく方法に行き着くわけがない、という好例ですね。
上手くいく人には、上手くいく人なりの理由があるのです。
ということで、また振り出しに戻ってしまいましたね。
さて、バンコクでの生活をどうしたものか。
悩ましいところですが、「下手の考え休むに似たり」と言いますから、「果報は寝て待て」と言うように、しばらくのんびりと過ごそうと思います。
2018年07月30日
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