2018年06月28日

「かえる」になりました

タイの田舎、イサン地方のサコンナコーン県で暮らしています。
今年(2018年)の2月末に引っ越したので、ほぼ4ヶ月が経過しました。

普通に考えれば、やっと生活に慣れてきたかな、というところだと思いますが、バンコクに帰ることになりました。

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そんなダジャレを狙ったわけではないのですが、6月23日の店の後片付け中に、何か動く影が見えたので近づくと、それはカエルでした。
その夜、妻から言われたのです。

「8月からバンコクに戻ろう。」

理由は単純で、今のお店ではお金を稼げないからです。

私自身は、基本的に食事代、電話代などしかかからないので、それほど使いません。
貯金を取り崩しながらになりますが、2〜5年くらいは暮らせるだろうと思っていました。

もちろん、それでずっと安泰とは行かないので、その間に何か見つけなければ、と思っていました。

しかし妻は、お義母さんの生活費を稼ぐ必要があります。
その中になぜか、甥っ子の学校代があるのが不思議ですけどね。

「それは義弟に何とかさせればいいんじゃないの。お金がなければ、無理に高い学校へ行かせる必要がないんだから。」

そう言いたいところですが、妻には妻の事情があるのでしょう。
タイの人はだいたい親思いですからね。

妻がそう決めたのならしょうがありません。
私も一緒にバンコクに戻ることにしました。


しかし、こんなことは私から言わせれば最初からわかっていたことです。
ど田舎ですから、1串5バーツの串焼きなんか売ったって、儲かるはずないのです。

田舎へ行くことを決める前、妻と話し合いをしました。
私は、日本に帰って働くことを提案したのです。

妻がついてくるかどうかは別というか、妻は田舎に帰ってくれた方が、お金がかからなくて済むと思っていました。
別居になりますが、それもまた悪くはないかと。

しかし妻が、それなら田舎へ一緒に帰ろうと言うので、妻の提案に乗ったのです。

本来なら、田舎の案がポシャったのですから、次は私が日本に帰るという案になるはずです。
しかし、そんなことはすっかり忘れているようですね。

まあ、そういう後先考えないところが、妻の良さでもあるのですけどね。

バンコクで生活するとなると、これまで以上にお金がかかります。
貯金を取り崩しながら生活すると、1年がせいぜいだと思われます。

それまでに、何らかの手立てがあれば・・・。

まあこれは、神のみぞ知る、ということですね。
流されるがままに、流されて生きようと思います。

 

そう決めた矢先ですが、その舌の根も乾かない2日後の夕方、妻がこう言いました。

「ねえ、バンコクへ行くのを7月の頭にしない?」

6月25日の夕方ですから、あと5日後に出発すると言い出しました。
おいおい、それはいくらなんでも・・・。

躊躇する私をよそに、妻はその気満々です。
その夜、いくらか抵抗してみたのですが、妻の気力には勝てませんでした。


と言うことで、タイの田舎暮らしはわずか4ヶ月で終了することになりました。

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もうすでに、バンコク行きのチケットも買いました。
あと実質的に2日間ですが、とりあえず必要なものだけをスーツケースに詰めて、バンコクへ向かいます。

 

まさかこう、急転直下に田舎暮らしが終わりを告げるとは思いませんでしたよ。
でも、そうなると、何となくいつもの見慣れたものが愛おしくなります。

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私のテリトリーだからと、オイルを塗って磨き上げた縁台です。

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私がいつも座っている椅子のあたりを撮ってみました。
1日の大半をここに座って過ごしていたのです。

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店の裏手からの写真です。
かなり黒くなっているのがわかると思います。

実はこれ、お義母さんにバレちゃいました。(笑)
直接は何も言われていませんが、妻との会話の中で、「ほらこんなに黒くなっちゃって。元は白かったのに。」みたいなことを言われてましたから。

私がイサン語がわからないと思ってか、あるいはさり気なく私に聞かせたのか、それはわかりません。
イサン語と言っても、タイ語とよく似ていますから、ある程度はわかるんですよ。

でもね、「白い」というのは、こういう縁台のことを言うんですよ。

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私がオイルを塗った縁台は、こんなに白いものじゃありませんでしたから。
店の後から写した写真の縁台の側面の色が、まさに元の色と言えるでしょう。薄汚れた感じですよね?


私になついてきた犬たちともお別れです。

ミー(熊)ちゃんは妊娠していて、もうすぐ生まれそうなんですよね。
せめて生まれた子犬を見たかったなぁ。

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苦しいのか横になっていることが多いので、時々レイキをしてあげています。

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そしてスア(虎)くんは、やっと「おすわり」ができるようになりました。
何をやっても座らない犬だったんですけどね。

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ただし、私が手にエサを持っている時しか効果がありません。
こういう現金なところも、また可愛いんです。


フレンチフライなどの器として、紙容器を使うことにしたのですが、その紙容器を折って作ることから、折り紙を置いてみようと思い立ちました。

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最初はあまり興味を持たれなかったのですが、徐々に固定客(?)がついてきました。

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箱に入れておいたら女の子数人が興味を示したので、「欲しいのがあったら持って行っていいよ」と言うと、全部持って行かれました。(笑)

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ということで、今日は箱入りのセットを作ってみました。
(せっかく箱ごとに分けたつもりだったのですが、関係なくごそっと持って行かれました。このへんの図々しさは見習うべきものがありますね。(笑))

こんな折り紙交流も始まったばかりなんですけどね。
それも、もう数日で終わりになります。

実は、7月中旬に一時帰国するのですが、その時に持ち帰ろうと思って、折り紙をいくつかネットで購入したのです。
プリント用紙の裏紙で作ったのより、きれいな色紙や千代紙で折ったら、もっと見栄えがするのですが・・・。


それから、実はレイキのお客さんも数日前にありました。
初めての方は無料ですから、お2人、30分ずつして差し上げました。

どちらも首から背中にかけて不調があるようでした。
終わった後の感想では、良くなった気がするというものでした。

その2日後、そのうちのお1人が、もう1人別の方を伴っていらっしゃいました。
親戚でない方にレイキをして、初めてお代をいただきましたよ。30分50バーツですけど。

こちらも、ひょっとしたらどんどん広がるかもしれない、という気もするのですけどね。
でもこれも、もうすぐ終わりです。


久しぶりに、店の周りを歩いてみました。

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このお店で食べ物を売るのも、もうちょっとだけです。

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待っているお客さんの憩いのために、バンコクからタイ語版の無料情報誌を持ってきて、ここに置きました。
日本のこととか書かれているので、日本に興味を持ってもらえればいいなぁと思って。

妻は大きなことをスパッとやる性格ですが、私はこういう細かなことをちまちまやる性格なんですよね。
いいのか悪いのかわかりませんが、まあこうなんだからしょうがないと思っています。


その上の看板は、私の仕事用です。
日本語を教えます。レイキをします。レイキを教えます。いずれも30分50バーツ、初回無料。

これまでの実績は、日本語のお試しが3人、レイキのお試しが7人、有料が延べ4人といったところです。


お店の恒例となったハエ取り紙ですが、ここ数日はハエが少なく、ハエ取り紙1枚で対処できています。

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多い時は、2枚使って立錐の余地がないほど捕れました。
自然が豊かだということですね。今日はまた増えて2枚に戻りました。


ここのところ毎晩雨が降り、それが午前中まで引きずることが多かったのですが、今朝は珍しく雨が上がりました。
久しぶりに道路を履いたのですが、朝焼けが見られました。

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こんな景色も、もう毎日見ることはできないのですね。
まあ、時々はやってきて滞在するとは思いますが、その前に私の仕事をどうするかですね。頭の痛いところです。
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:27 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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