戻ってきたのは5月7日の朝です。8泊11日(車中泊2日)の旅行でした。
と言っても、取り立てて何か目的があったわけではありません。
妻が友だちと遊ぶ予定があり、それに合わせてついていったというわけです。
妻の遊びにまでは付き合いませんけどね。
妻のいない妻の実家で、お義母さんと一緒に店番というのも・・・。
そんなことで、しばしの自由を満喫してきました。
4月28日の朝、バンコクに到着したのは4時過ぎ。
まだどこも開いてないので、北バスターミナルのフードコートで時間を潰します。
8時半を回ったころ、ようやくタクシーに乗って以前住んでいたアパートに向かいました。

タクシーから見ると、今にも雨が降ってきそうな空です。
アパートに着くころ、ちょうど降り出しました。ギリギリセーフ。
ここは、普通のアパート以外に1日貸しもやっています。
すぐに部屋に入れたのはラッキーでした。

アパートの下のコンビニでは、時間に関係なくビールを売ってくれるので助かります。
さっそくビールを買って飲みました。そしてしばらく爆睡。さすがに夜行バスは、あまり眠れないので。
午後になって、以前よく行ったカフェへ行ってみました。

よくこの席に座って、BTSの駅にエスカレーターで上っていく人などを眺めたものです。
まあそれは気晴らしで、目的はノマドです。ブログを書いたり、メルマガを書いたり、本を読んだり・・・。
翌29日(日)はソフトボールに参加する予定でしたが、前日の雨で中止に。
日中はダラダラと過ごし、夜はソフトボール仲間と食事。
日本語で気兼ねなく話ができるって、どれだけ素晴らしいことなんでしょう。
月末の30日(月)には、よく行っていたサロンの、「サロン文庫」というイベントに行ってみました。
サロンの1部屋を開放し、本の閲覧や貸出、軽食などの販売をやっています。

顔なじみの方々とおしゃべりしたり、レイキをして差し上げたり、本を読んだりして過ごしました。
親しい方から、ご自身で作成された句集をいただきました。

私が読んだ多くの本を、この「サロン文庫」に寄贈しています。
お陰様で、勝手に押しかけていた身分でありながら、スタッフ同様に扱っていただきました。
そればかりか、私が久しぶりにバンコクに来ることを知られて、わざわざ差し入れを持ってきてくださる方もいらっしゃいました。

私への差し入れならビールというわけで、ベトナムのビールだそうです。
本当にありがたいことですね。
月が変わって5月1日(火)には、またソフトボールの仲間と会食することになりました。
ソフトボール後によく行く中華料理屋です。
そこへ行く前に、エッカマイのメジャー・シネプレックスにあるKFCに立ち寄りました。
田舎でガイポップという名のチキンフライを売っていますが、これはKFCのパクリなんです。
私は本場のKFCのガイポップを食べたことがなかったので、どんなものか試しに食べてみることにしました。

量はほぼ同じくらいですが、値段は3倍くらい違います。うちは10バーツですが、こっちは32バーツ。
見た目も、丸く仕上がっているうちの方がいいですね。
しかし、食べてみてびっくりしました。だんぜんKFCのが美味しいです!
生パン粉がしっとりしていて、中の鶏肉の食感をじゃましません。
うちのはパン粉や生地を食べてる感じがするのに、こっちはちゃんと鶏肉を食べてる感じがします。
これは3倍の値段差があるとはいえ、KFCの方を買いたくなりますね。(笑)
バンコク滞在中、特に用事がない限り、部屋でごろごろしながら朝からビールを飲んでいました。
こんなことができるのも、妻の実家から離れた時だけですから。
5月3日(木)は、これもよく行っていたサロンの「スマホを楽しむ会(シニア向けスマホ教室)」に参加しました。
その前に、それに参加する時はいつも行っていたカフェにも行きましたよ。

見慣れたスタッフの方が、私がいつも注文するものを覚えていてくれました。
「ホットアメリカーノー ミディアムサイズ」
日本では「ブレンド」とかありますが、こっちにはそれがありません。
なので、普通にホットコーヒーが飲みたい時は、「アメリカーノ」になるんです。
そして、スマホ会に臨時講師として参加しました。
久しぶりにお会いした生徒さんたちの歓迎を受け、スマホ会なのに冒頭で私の近況発表会になってしまいました。
スマホ会のあとは、恒例の二次会。近くのバービアでビールを飲みましたよ。
4日(金)は、句集をくださった方のご自宅におじゃまして、ビールとコーヒーをご馳走になりました。

ビールのアテは辛子明太子。
「こんなものしかなくて」とおっしゃいますが、こんなものは滅多に食べられませんよ。

コーヒーは、手回しミルで挽いたレギュラーコーヒー。
それを、ベンジャロン焼きのカップに入れてくださいました。
私も1時間ほどレイキをして差し上げながら、おしゃべりを楽しみました。
5日(土)は、主に買い物をして過ごしました。
田舎では、なかなか買い物ができませんから。
LED照明を使えるようにするために線をつなぐのに必要なハンダゴテも買いました。
ハンダゴテを使ったのは、小学校か中学校くらいが最後だったと思います。
5球スーパーラジオという真空管ラジオの組み立てなどをしました。
他にも金づち、ペンチ、釘などDIY用の工具などをいくつか買いました。
それから、炊飯器を買いました。
ご飯を炊くためではなく、肉の低温調理用です。
6日(日)は、午前中は部屋で過ごし、最後のビールを飲みました。
バスターミナルではもう飲めませんから。
正午にチェックアウトをして、タクシーに乗ってバスターミナルへ。
妻が引越し時に残しておいた洗濯物を引き取るなどしたため、荷物は来る時の1.5倍ほどあります。
妻からさんざん「こんな不要な炊飯器なんか買うから荷物がいっぱいじゃないの!」と嫌味を言われたのですが、荷物が増えたのは、それよりも引き取った洗濯物ですからね。
そんなものを預けておいたことも、引き取るということも、私はまったく知りませんでしたよ。
バスターミナルではビールを売っていないので、水を飲みながら過ごしました。
妻は、ウイークエンドマーケットのチャトチャック市場へ行って、さらに仕入れをしてきました。
そうやって時間を過ごし、20時出発の夜行バスに乗り、田舎に戻りました。
いつもより早く、到着は6時前でした。
運転手さんに起こされ、降りた時はもうすでに荷物が降ろされた後で、私たちが最後だったようです。
バイクにたくさんの荷物を積み、妻と2人乗り(運転は妻です)で帰宅しました。
バンコクで過ごした時間が、何だか夢のような気がしました。