重機を動かしている感じです。
覗いてみると・・・

小さなブルドーザーがいました。(笑)
ときおり聞こえた大きな音は、ダンプが土を降ろした時の音でしょう。
その後を、ブルで均(なら)しているのです。

それにしてもいつの間に・・・。
実はその日の朝、妻から話があったのです。
「ねえ、土を買わない?」
以前から言われていたことです。
ここらへんの土は赤土で粘土質ですから、固まると鍬(くわ)がまったく入らないほどカチカチに固まります。
ですから新たに土を買って、畑にしたいようなのです。
私はその提案を断っていました。
理由は、今ある土を土壌改良して、少しずつ畑を広げていきたかったからです。
まずはさつまいもを植えて、痩せた土地を徐々に肥沃な土地にしていく。
そのために、有機物を土にすき込んでいく。
そんな自然農法をやりたかったのです。
しかし、妻は私の思いにはマイソンチャイ(無関心)です。(泣)
自分がやりたいと思うことをやるだけ。
私が買ってきたさつまいも(種芋用)は、そのまま捨て置かれていました。
この日も、私は断ろうかと思いました。
しかし、何を言っても聞かないのが妻ですから、妥協策を提案しました。
・私が出すのは1万バーツまで。
・畑は無農薬無化学肥料でやること。
この提案を、妻はあっさり否定しました。
「冗談じゃないわ。ここは他とは違うの。無農薬なんかでできるわけないじゃないの!」
というようなことがあって、いったんは妻の提案を断りました。
しかし、また妻がしつこく言ってくるので、妻に1万バーツを貸し、私が1万バーツを出して、合計2万バーツで土を買って整地することにしたのです。
それから2時間も経っていないと思います。
気がついたら、すでに土の運び入れと整地が始まっていたというわけです。
何という行動の早さ!
もはや驚きを超えて呆れるとしか言いようがありません。
その日の午後、隣のおじさんが、バナナを一房くれました。

かなり熟れていて、甘いバナナでした。
こういうのが、あちこちでなっているんですよね。
タイの自然の豊かさを感じます。
明けて今朝、やはりまた重機の音が家の裏から聞こえます。

行ってみると、昨日よりかなり広い範囲に、高さ30cmくらいの土が広げられていました。
向こうの方には、まだ山になった土があります。
さらに広げるのか、それとも高くするのか・・・。
中庭にも土の山がありました。

中庭には、お義母さんが作っている小さな畑がすでにあるのですが、そういうのをもう1つ作るつもりでしょうか。
私には何の相談もないので、まったくわかりません。(泣)
今朝は、昨夜から断続的に降った雨が、まだ残っていました。
気温は24度とやや低めですが、風が吹いて肌寒かったです。

久しぶりに作務衣の上を羽織りました。
今夜もまた雨が降るような予報ですが、どうなるでしょうか。
明日の夕方はバンコクに行くために出立するので、その時は降ってほしくないなぁ。
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