最近の子どもは、そういう遊びをしないのかな。
廃墟の一部だったり、洞穴や大きな樹の根本だったり、ともかくちょっと囲われた雰囲気があればそれでいいんです。
あとは想像力をたくましくして、ここが司令室だとか、出入り口だとか・・・。
でも、実際は完全な要塞にはなっていないので、どこからでも出入りできちゃうんですよね。
そうすると、「お前、ちゃんと出入り口を通って出ろよ!」とヒンシュクを買ったりします。(笑)
そんな子どものころのような秘密基地を、今、作っています。
と言っても、本当はただのお店ですけどね。
揚げたり焼いたりするお店なのですが、最近子どもたちが慣れてきて、店の中に平気で侵入します。
危険だし、お金など貴重品も置いてあるし、1人で店番の時は気が気じゃありません。
それで、お店に侵入できないようにしたのです。
お店の中から見て、まずは左側の壁を作りました。

と言っても、前方のルークチンを陳列するケースから始まって、調理用のコンロなどがずらっと並んだその後ろに、アイスBOXを2つ並べて置いて、店に入れないようにしました。
アイスBOX1つは、氷屋さんから借りたものです。
毎日のように買っていると、借りることもできるんですね。
次に、右側の客席と調理場の間に仕切りを作りました。

はい、ただの自転車です。
壊れた自転車を、柱と柱の間に針金で縛り付けて、仕切りにしました。
もちろんこれで完全にシャットアウトできるわけではありませんが、近道で侵入するのを防いでいるので、心理的に侵入しづらくなっています。
できれば左側のコンロの前をトタン板でふさぎ、上からビニールシートを垂らして雨除けにしたいと思っています。
そうすれば風除け、雨除け、子ども除け(笑)が完璧です。
店の前から見ると、それほど変化はありませんが、看板の位置も変えています。

ホワイトボードの看板を向かって左側に付け、それまで付けてあった印刷したものを右側に移動しました。
ホワイトボードの表記も変わりました。

「ส้มตำ(ソムタム:パパイヤサラダ)」
「ตำซ่ัว(タムスア:素麺入りのソムタムのようなサラダ)」
「ตำป่า(タムパー:タケノコなど様々な具材が入ったソムタムのようなサラダ)」
なお、ソムタム以外の訳は、妻から聞いたものを書いただけで、本当かどうかは知りません。
「ソムタムのような」と書いたのは、味付けは同じですが、材料が必ずしもパパイヤ(มะละกอ:マラコー)ではないからです。
日本人からすると、みんなソムタムでもいいような感じですけどね。
タイ人にはそれなりのこだわりがあるのでしょう。
さて、前の日にアップできなかった朝の空を載せておきます。

今日は忙しくて、ちょうどよい時間帯にカメラを構えられませんでした。
今日は気温が36度まで上がるそうですが、明日から3日間はまた38度を超える予報です。
少し風が吹いてくれるといいんですけどね。
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