タイのビザ(特に1年以上の長期ビザ)を持っている人にとって、リエントリー・ビザ(リエントリー・パミット)を取得することは、とても重要なことになります。
これを取得せずにタイを出国すると、せっかくのビザ(それによる滞在期間)が消えてなくなりますから。
リエントリー・ビザは、基本的にはイミグレーション(バンコクはチェーンワッタナー)へ行って、シングルかマルチのものをもらう手続きをします。
しかし、そのためだけにチェーンワッタナーへ行くのは、とっても煩わしいです。マルチならまだいいですけどね。
今現在(2018年3月)、手数料はシングルが1,000バーツ、マルチが3,800バーツですから、年に4回以上出国しない人にとっては、面倒でもシングルを取った方がお得です。
でもそうすると、シングルを取るためにわざわざチェーンワッタナーまで行くのか、という問題も出てきます。
そこで便利なのが、空港でリエントリー・ビザを取得することです。
私がよく利用するスワンナプーム空港での取得方法は、以前の記事「バンコク・スワンナプーム空港でリエントリー・ビザを取得する」に詳しく書きました。
今回は、ドンムアン空港でもリエントリー・ビザを取得したので、そのことを書きたいと思います。
なお、誰もがいつも言うことですが、こういう情報は、その時に有効なものであって、今後もずっとそうだと保証するものではありません。
参照してくださるのはありがたいのですが、今後のことまで責任は負えませんので、あらかじめご了承ください。
ドンムアン空港のリエントリー・ビザの申請は、出国審査の後にあります。
申請場所が、まさに出国審査官がいるブースの真後ろにありますから。
ただ、これはいつ変わるかわかりませんので、エアチケットのチェックインを負えた後、パスポートコントロール(出国審査)のブースに入るところでパスポートとボーディングパスのチェックをする人がいますから、その人に尋ねるのが良いと思います。
私は、「リエントリー?」と言って、この先かと指差しで尋ねたら「そうだ」と言うので、安心して入りました。
出国審査では、こちらからは何も言わなかったのですが、リタイヤメントビザの期間があることを見てくれて、「リエントリーはどうするのだ?」と聞かれたので、ここも指差しで「そこ」と、審査官の真後ろにあったリエントリー・ビザのブースを示しました。
すると納得してくれて審査が終わったのですが、後でその意味がわかりました。
通常はそこで「出国カード」が回収されるのですが、後でリエントリー・ビザを取ると言うと、出国カードを挟んだままにしてくれるのです。
おそらくそれが、出入国管理上、重要なのでしょうね。
出国した後、すぐにリエントリー・ビザのブースに入りました。
待っている人が10人近くいたのでびっくりしましたよ。余裕を持って3時間前にチェックインカウンターに並んだので、まだまだ時間はたっぷりあります。
30分近く待って、やっとカウンターに呼ばれました。
その前に、パスポートと、私は申請用の写真を持ってきたので、それを提出しています。
後から総合して考えるに、ドンムアン空港は、申請書を自分で書いて持っていったり、写真だけでも持っていくと、手数料が安くなるようです。
シングルだと通常1,000バーツですが、写真だけ出すと1,100バーツ、写真もなければ1,200バーツのようです。
スワンナプームは、写真だけ持って行っても相手にされず、1,200バーツかかりましたから、少し違うようですね。
なお、リエントリー・ビザの番号は、タイ再入国時の入国カードに記載することになります。
詳細は、「再入国時のビザ番号は?」をご覧ください。
その時、ビザ番号がわかりにくいケースがあるかと思います。
私の今回のも、スタンプを上から押されたので、とてもわかりづらいです。
タイのビザ番号は、必ず「○○○/△△」という形式になっています。
前半の「○○○」は、そのイミグレーションの発行連番です。
後半の「△△」は、タイ歴の下2桁です。
見てのように、私のはスタンプが押されたため、後半がわかりづらいです。
でも、これがタイ歴の下2桁だとわかっていれば、見えなくてもわかります。
タイ歴は、西暦+543で出せるからです。
つまり、西暦2018年なら、2018+543=2561年となります。
したがって下2桁は、61となるわけです。
こういうことも、わかっていれば何ていうこともないのですが、わからない人は、「読めないものをどうしたらいいんだ〜!」とパニックになっちゃいますよね。
まあ、大した情報でもないのですが、TIPS(ちょっとした知恵)として、知っておくと役立ちますよ。
2018年03月27日
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