お店をオープンして22日目になります。
昨日の売上も、約600バーツでした。
午前中は200バーツくらいの売上でしたが、夕方から一気に伸びましたね。
※1バーツ≒3円
さて、昨日の記事「バンコクと田舎(イサン地方)の経済格差」で、お札や財布のことを書いたので、その写真を載せておきましょう。
まずは私の財布です。

ファスナー式の、まるでセカンドバッグかシステム手帳かというくらい大きなものです。(笑)
もちろん、ポケットなんかには入りません。
カバンかウエストポーチに入れて持ち運びます。
これにお札をぎっしり詰めると、こんな感じです。

ほとんどが緑色の20バーツ札。
赤色が100バーツ札です。
間のわずかに青く見えるのが50バーツ札になります。
500バーツ札は少しで、あと奥に分けて入れてあるのが1000バーツ札です。
こちらでお札をもらうとどんな感じかというのを、ちょうどよい50バーツ札があったので写してみました。

わかるでしょうか?
4つ折りよりも細かく、しかも不規則になってます。
丸めてそのままポケットに入れた感じです。
こんなクシャクシャなお札が、普通に使われています。
相手に渡す時も、このまま渡します。
つまり、マイソンチャイ(ไม่สนใจ:無関心)なのです。
これではお札がかわいそうなので、上の写真のように札種を揃え、折り目を伸ばし、財布にぎっしり詰めて圧力をかけ、シワを伸ばしているのです。
そうすれば、クシャクシャのお札も、少しはピンとしますからね。
話は変わりますが、昨日、お義母さんがタラート(ตลาด:市場)で買ったという揚げ物を食べさせてくれました。

これがけっこう美味しかったです。
何の野菜かわかりませんが、シソの味がしまし。
子どものころ、よくシソの実を揚げたものを食べたんですよね。
母が作ってくれたその味に似ていて、懐かしかったです。
それから、かき氷(น้ำแข็งใส:ナムケンサイ)を自分で作って食べました。

これは、上手に作るための練習の一環です。
もちろん自腹(5バーツ払いました)ですよ。(泣)
この前に2人の子どもがかき氷を買いに来てくれたのですが、2つ作ったところ、盛り方に差ができちゃったんですよね。
きっと気づいているだろうなぁ。申し訳ない。
ということで、自分でお金を払ってまで、練習しているというわけです。
もちろん作った後は、自分で食べますよ。
午後になって、妻が太い木を荷車に乗せて引っ張ってきました。
何をするのかと尋ねると、洋服を売るための店を造るのだとか。
そして、地面に4ヶ所印をつけ、そこを掘り出しました。
距離を測るわけでもなく、目分量で適当な広さに決めるのです。
赤土ですから、乾くと固まってなかなか掘れません。
ですから、ある程度掘ったそこに水を流し溜め、浸透するのを待ちます。
柔らかくなったら、そこをさらに掘って、柱を立てていきます。
その時、柱の高さを揃えるのも、目測で行います。
こうして柱を立てて、前の高い方の柱同士を、竹でつなぎます。

後ろの低い方の柱同士も、同様に竹でつなぎます。
つなぐのは、上から釘を打ち付けておしまいです。
簡単ですね。

見てわかるように、つないだ竹が平行になっていません。
でも、いいんです。適当ですから。(笑)
柱も廃材を使っているので、釘が刺さったままの角材だったり、丸木だったり、太い竹だったりと、まちまちです。
いいんです。立って重さに耐えさえすれば。
前後の柱の高さが違うのは、屋根に傾斜をつけて、雨水が流れるようにするためです。
でも、これは前にも指摘したのですが、角度が少なすぎるんですよね。
だから茅葺きだけでは雨漏りがします。
でもいいんです。あとでビニールシートで覆うのですから。(笑)
そうこうしているうちに、日が大きく傾きました。
きれいな夕日が、もうすぐ沈むようです。

今日も一日終わるなぁという感慨に浸っています。
一方、妻とお義母さんは、新しい店の骨組みをほぼ完成させていました。


屋根の骨組みは全部竹です。
どこから取ってくるのか知りませんが、おそらく自生しているのでしょう。
そう言えばずっと前に、妻に田んぼへ連れて行ってもらったことがありました。
その途中に竹が生えていたように記憶しています。
そこまで荷車を引っ張っていって、切り取って持ってきたのでしょうか。
タイ人の女性は、本当によく働きますね。
さて、明けて今朝は、また肌寒い朝でした。
妻がなかなか洗濯をしてくれないので、履くズボンがありません。
しょうがないので、作務衣のズボンを履きました。
もちろん、上も作務衣を羽織っています。
上下、別の組の作務衣ですが、まあ気にする人もいないでしょうからね。
今日の夕方には、バンコクに向けて出発します。
明日はバンコクで過ごし、明後日、バリ島に向かいます。
白駒妃登美さんと、アニキこと丸尾孝俊さんに会うためです。
ということで、引越しから毎日書いてきた「タイの田舎・イサン地方暮らし」カテゴリーのシリーズですが、これからはペースを落として書いていくことにします。
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