昨日、ちょうどカンチャノートを紹介する記事を書いたばかりだったので、本当に奇遇です。
妻が、ウドンタニー県のバンドゥン郡にあるタラート(市場)へ行くと言い出しました。
それで車で走り出すとすぐに、「最初にカンチャノートへ行くよ」とのこと。
そこで商売繁盛をお祈りするつおりのようです。
カンチャノートまでは約40kmです。
車で1時間もかかりません。
途中、お供え物を売る屋台がたくさんあります。
だいたい、バナナの葉っぱなどで作ったインドの精霊、ナーガ(蛇神)です。
私たちが買ったのは、一番小さいサイズ。(写真の手前真ん中やや右)
それでも高さが30cm近くあるでしょうか。
これがたったの100バーツです。
到着すると、さすがに昨年の4月ほど人は多くありません。
あの時はソンクラーン(タイの正月)近くだったので、ごった返すほど人がいました。
入口の手前は、すっかり変わっていました。
昔あった市場のようなものはなくなり、土産物屋とロッテリー(宝くじ)屋になっています。
その通りには絨毯が敷かれ、裸足で歩いていけるようになっています。
入口から先は裸足なので、その前で履物を脱ぎます。
その履物置き場が、土産物屋さんの手前にあるのです。
入口から入ろうとすると、帽子も脱げと注意されました。
神聖な場所なので、履物も帽子も脱ぐのが礼儀なのですね。
浮島へ渡る通り(参道)の欄干は、蛇の胴になっています。
この胴にお札を当てながら歩き、豊かになるよう願う人もいます。
渡った先にはお堂が3つあって、それぞれ何か祀ってあるようです。
ここで、買ってきたナーガのお供え物をします。
妻は一生懸命に商売繁盛か何かを祈っていました。
そこから左の方へ行くと、大きな銅鑼(どら)が置いてあったり、ナーガが水を吐き出す池があったりします。
私たちは今回、そこへは行かず、右の方のご神木の方へ行きました。
樹齢100年はあろうかという大木が立っています。
根がうじゃうじゃとしていて、ちょっと気味悪い感じもします。
見ると、1本の樹が倒れていました。
昨年の4月に来た時は、倒れていなかったので、このご神木の周りをぐるりと1周できたのですけどね。
倒れてもご神木ということで、みんなその樹に触れて、何やら祈っているようでした。
ご神木を見た後は、すぐに浮島から外に出ました。
そして、土産物屋に立ち寄りました。
どうやらそこは、妻の知人がやっている店で、せんべいなどのお菓子とアイスクリームを売っていました。
妻は、アイスクリームを売ることにも関心があり、装置のことなどを聞いていました。
その後、バンドゥンの街へ行き、タラートへ立ち寄りました。
バンドゥンは妻の実家があるバーンムァンより大きくて、スーパーマーケットのBIG-Cもできました。
タラートの商品も充実していました。
そこでは、ルークチン各種を買い、さらにかき氷を作る器具と、販売するための器やシロップ、トッピングなどを買いました。
アイスクリームの前に、かき氷を始めるようです。
その時、お義母さんから電話があり、実家の方は雨が降っているとのこと。
それですぐに帰宅の途につきました。
途中から大雨になり、これは相当に降っているなと思わされました。
到着してみると、お店の中が雨漏りしていました。
まあ、そうなるとは思ってましたよ。
だって、屋根の角度が少ないから、屋根材を重ねた時に、先の方へ雨水が流れるような角度ができてないんですもの。
屋根材を載せる時にそう思いましたが、こういうのを言っても、妻は聞く耳を持たないし、不機嫌になるだけなので黙っていました。
やってみなければわからないし、問われてもいないアドバイスをしても無駄ですから。
そのうち、また激しく降り出しました。
店の中はナムトゥアム(洪水)状態です。
妻は、ブルーシートを買ってきて、雨の時は屋根を覆うと言っています。
まあ今からなら、それくらいしかないでしょうね。
この雨の激しさがどのくらいかは、次の動画をご覧ください。
バケツを引っくり返したような雨。
こんな雨が3月に降るなんて、本当に珍しいです。
この雨は断続的に降り、この日は午後はずっと雨のような状態でした。
いつもは18時までは営業するのですが、この日は17時45分には片付けを始めました。
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