2018年03月03日

食べ物屋をオープンしました!

タイの田舎暮らし4日目ですが、今日(2018年3月3日)、妻の実家の前に食べ物屋をオープンしました。

まだ朝7時になる前のオープンです。田舎の朝は早いですからね。お坊さんが托鉢に歩くのですが、それを出迎える人たちが、その後、朝食のおかずにと買ってくれました。

食べ物屋をオープン

売っているのは、ルークチン・トート(豚肉などのつみれ揚げ)とムー・ヤーン(焼き豚)、それとお義母さんが作られたおかずです。

ルークチン お義母さんが作ったおかず

バンコクの屋台なら、サービスにカオニァオをつけるのが普通ですが、こちらでは生野菜だけですね。
まあ、それぞれの家にカオニァオはあるので、サービスは必要ないのでしょう。

家族が店に集ったものだから、放し飼いの犬たちもやってきて、足元でじゃれます。のどかな田舎の風景ですねぇ。

足元で寝る犬 じゃれる犬

しかし、朝のうちはそこそこ客も来ましたが、10時くらいからはさっぱりです。暑くなってきたし、みんな出歩かないということもあるでしょう。

客が来なくても店番は要る。なかなかつらいところです。
私も早く顔を覚えてもらおうと思って、なるべく店に座っているようにしています。
この記事も、店先で書いているんですよ。


●カオニァオの食べ方

カオニァオというのは、イサン地方の主食です。タイ米のもち米ですね。カオは米またはご飯、ニァオはねっとりしたという意味です。
このもち米を蒸して食べます。「おこわ」ですね。
ただ、日本のご飯ほどベタベタしません。表面は乾いたような感じで、中がもちもちした感じです。

このカオニァオは、竹編みのような独特な器(おひつ)に入れておきます。ここから手づかみで取り出します。
通常、片手で一握りのカオニァオを取り出し、それを丸めて米粒が落ちないように整形します。
この時、手にべたつかないのがいいですね。

おひつからカオニァオを取り出す

次に、取り出したカオニァオを一口大にちぎって丸めます。
これをそのまま口に入れて食べることもありますが、たいていはおかずと一緒に口に入れます。

まず、親指、人差し指、薬指の3本で丸めたカオニァオをつまみます。
そのまま汁を付けて食べることもあります。
おかずと一緒に食べる時は、親指を離して、カオニァオをおかずに押しつけるようにします。

カオニァオをおかずに押しつける

そのおかずの下から親指を入れ、おかずとカオニァオを一緒につまみます。

おかずと一緒にカオニァオをつまむ

これで、元の3本指でカオニァオをつまんだ形になりました。
そのまま口に入れて食べます。

今回のおかずは、小魚やエビなどを炒め煮にしたものでした。

小魚やエビなどの炒め煮

昔の日本と同じで、おかずはしょっぱい味付けにして、少しだけ食べます。
基本的にはカオニァオ(ご飯)を食べるのです。
なので、おかずの汁をカオニァオにつけて食べたりもします。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 14:25 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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