それは、家の前にお店を造ることです。
すでに、妻が骨組みと屋根を少し造っていました。
なのでその後の屋根を造っただけなのですけどね。
家の前の村の真ん中を走る道路に面して、茅葺屋根の東屋を建てます。
丸木を釘でつないだだけの簡単なもの。屋根の梁には竹も使っています。
そこに、屋根材を載せて竹紐やビニール紐でくくりつけていきます。
まず、その屋根材を買いに行きました。
妻の親戚の家が内職程度にやっているようで、合計で40枚くらい買ったでしょうか。
総額200バーツ(約600円)でした。
その途中で警察の検問にあい、200バーツの罰金を取られました。
私は何もミスしていないのですが、助手席の妻がシートベルトをしてなかったので。
日本の車なら、助手席も含めてシートベルトの警告灯が点くのですが、こっちのトヨタ車は点かないのですね。
まったく気づきませんでしたよ。
それをロットガバに積んで持ち帰り、屋根に載せていきます。
全部を載せたところで、あと1列足りませんでした。
もう1回買いに行くのかと思ったら、近くで3枚ほど買ってきました。
いろいろなところで作っているようです。
これを載せて、中央部にどこから持ってきたのか知りませんがトタン板を載せました。
トタン板が風で飛ばないようにするのにどうするのかと思ったら、なんと木をゴム紐でつないでヌンチャクのようにして、それを屋根の上に振り分けて置いただけでした。
おいおい、これじゃ台風が来たら吹っ飛んじゃうよ。
まあ、地震も台風もないのがタイですからね。
とは言え、たまにパユと呼ばれる低気圧が来て、強い風が吹くこともありますけどね。
ともあれ、これでお店となる東屋は完成です。
「え、こんなんで!?」
と思われるかもしれませんが、いいんです、こんなんで。(笑)
ここで何を売るのか、私もよくわかりません。
食材を入れる容器とか、簡易テーブルと椅子なども買いました。
おそらく、ルークチンと呼ばれる豚肉などで作ったつみれを仕入れて、それを焼いて売るのだと思います。
私にも何か日本食を作れと言われていましたが、何がいいのでしょうかね?
カレーライスは得意なのですが、妻がカレーの臭いが嫌いなのです。
送別会で友人が作ってくれた「あんばやし(富山のコンニャク田楽)はどうかと思い、コンニャクを持ってきました。
もしこれがOKとなった場合、コンニャクをどこで仕入れるかが問題ですね。
バンコクのスーパーなら、ほとんどどこでも置いてありますが、この近くの大きなスーパーは40km離れてますから。
妻の実家は、家は大きいですが、バンコクのように基本的なインフラが整っていません。
水道も電気も、止まってしまうことも多く、そのため水はかめに貯めて使います。
このかめの水を汲んで手を洗ったり、シャワーを浴びたり、食器を洗ったりするのです。
プロパンガスは使っていますが、やはり高価なのか、炭を使って調理することも多いです。
日本ならバーベキューを炭火で焼くことがレジャー感覚なのでしょうけど、こっちはそれが生活なのです。
そんな田舎の1日が終わり、今日(2018年3月1日)は、田舎暮らし2日目になります。
引越荷物の梱包を解き、整理しているところです。
幸い、データ通信ができるので、インターネットにつながれるのが良かったです。
これで、タイのド田舎にいても、世界中とつながれます。
もし、こんな田舎に遊びに行きたいという方がおられたら、招待しますよ。
自力で来ていただくことになりますが、来るまでの情報提供はします。
虫がいっぱいで、不便この上ないところですが、多少でも快適にと思われるのでしたら、近くのコテージ風のホテルを紹介します。
基本的には実費+私の作業代くらいですから、安いものですよ。
もしご希望があれば、ご連絡ください。
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