昨日(2018年1月23日)、リタイヤメントビザの更新に行ってきました。今回は、90日(3ヶ月)の短期のO(オー)ビザからの更新になります。結果は無事に1年ビザを取得できました。
Facebookでは、リアルタイムでその様子をお届けしましたが、ブログで詳細をまとめておくことにします。
「イミグレーションへ行った」,「お昼休み」,「帰宅」
これまでブログに書いてきたように、昨年、リタイヤメントビザを取得するために、短期のOビザを取得しました。そのOビザを受け取ったのは、申請から2週間経過した日でした。これで、3ヶ月間タイに滞在できます。期限は2018年1月31日でした。
その期間中に日本へ行く予定ができたので、空港でリエントリーパーミットを取得しました。これで、ビザを失うことなく再入国できます。
そして、今回のビザ更新になります。短期のOビザの60日経過以降、期限までに更新すれば、1年のリタイヤメントビザがもらえます。リタイヤメントビザは即日発行されるので、1年の長期ビザの中では、とても取りやすいビザと言えるでしょう。
●イミグレーションへ行く
今回は、わざと少し遅い時間に行ってみました。早い時間だと、BTS(高架鉄道)も混むし、その後のタクシーでも道路が渋滞しているからです。
9時にアパートを出発し、すぐ近くのBTSトンロー駅から乗り、終点のモーチット駅の1つ手前のサパーンクワーイ駅で降りてタクシーを拾いました。モーチット駅まで行かなかったのは、前回に行った時、タクシー待ちの人が多かったからです。
BTSもタクシーに乗ってからの道路も、前回ほど混んではいませんでした。10時前後にチェーンワッタナーのイミグレーションに到着しました。前回までより、30分くらい早いでしょうか。
※タクシーは、「チェーンワッタナー・ソイ・ジェット(7)」と言えば通じます。ただし、これでは目的地まで行けません。「トーモー」(イミグレーション)と言って通じれば、行ったことがある運転手さんでしょう。ラッキーです。
そうでなければ、Googleマップで確認しつつ、ソイ7に入ったら「アーカーンB(ビー)」(B棟)と伝えます。でもそれだけだと、B棟の側面の入口に連れて行かれることがあります。「パイ・スッ・ターイ・レオ・コー・リィアオ・クワー」(突き当りまで行って右折)と伝えます。まあ、それでもなかなか行き着かないことがありますので、間違ってもあせらず、正しい行き方を伝えましょう。そのためにも、Googleマップで自分が行き方を把握しておくことですね。
まずは銀行へ行って通帳の更新と残高証明書の取得を行いました。通帳の更新は、ADMで100バーツ入れてからUPDATEで通帳に記載します。そうしないと、今日の残高がわからないからです。今回はあえて、ATMで100バーツおろして、それから記入しました。要は今日の残高が記載されていればいいので、預けようとおろそうと、同じだと思ったからです。
残高証明書は、前に経験しているので簡単にもらえました。私が行った銀行(クルンタイ・バンク)では、2番のボタンを押して待ち番号の札をもらいます。
前回は最初よくわからなくて、番号札を取り直したんですよね。こういうことも、1回経験するとスムーズに行きますね。
ここで残高証明書をもらったのですが、ついでに預金通帳のコピーももらいました。通帳の最初のページと、最後のページでした。私の場合、その日まで3ヶ月の記録が最後のページにすべて入っていました。ですから、記載された最後のページが必要というより、直近3ヶ月の記載内容のコピーが必要なのでしょうね。
ともかく、これで通帳のコピーを取る必要がなくなりました。ラッキーです。
その後、コピー屋さんへ行って、パスポートのコピーを依頼しました。「こことこことここをコピーして」と依頼したのですが、面倒くさそうに「私はわかっているから大丈夫」と言って、指示しなかったページもコピーされちゃいました。すでにコピーがあったので、顔写真ページは要らなかったのですけどね。まあでも、安い(1枚2バーツ)ので「よし」としましょう。
書類が揃ったら、イミグレーションへ行って待ち番号札をもらいます。リタイヤメントビザの取得と告げると、パスポートを確認した上で、今回は間違いなくLカウンターの札をもらいました。これで一安心です。
本当は、先に番号札を取っておく方が良いと思います。仮に書類を整備している間に番号が呼ばれて、飛ばされたとしても、その後で番号札を取り直せば同じことですから。今回は、どのくらい時間がかかるか試したかったので、あえてそれはやりませんでした。
●書類を整える
今回は、なるべく必要最小限の書類でやってみて、ダメならその時に追加書類を見せようと思いました。
・ビザ申請書(継続:TM7)
前回の時、イミグレーションの受付で書類をもらっておきました。前回のTM87と、書式はほぼ同じです。最後の「Reasons for extension.(更新の理由)」には、「I want to have a Retirement Visa.(リタイヤメントビザが欲しい)」と書きました。これで正解かどうか知りませんが、前回の申請の時、リタイヤメントビザが欲しいと書けと言われたので、今回はそれを踏襲したのです。実際、TM7は様々なビザの更新に使われる書類なので、ビザの種類を書く欄は、そこしかないのです。
・パスポートとそのコピー
これは前回と同様に、顔写真、最新の入国スタンプ、出国カード(TM6)、現在適用中のビザ、前回の入国時のビザと入国スタンプ、のページです。リエントリーパーミットを取っているので、それは「前回の入国時のビザ」ということで必須ですね。まあこれも、1階(階下)のコピー屋さんはわかっているので、お任せすれば大丈夫です。
・月収6.5万バーツ以上の年金所得の証明書または80万バーツ以上の銀行預金残高の証明書
これも前回と同様ですが、通帳のコピーは最小限にしました。前回は全ページをコピーしましたが、最初の通帳の持ち主が記載されているページと、直近3ヶ月の残高がわかるページの2ページだけです。一応、他のページのコピーは持っていきましたが、使うことはありませんでした。
残高証明書は、「ナンスー・ラップ・ローン・バンチー(หนังสือรับรองบัญชี)」をくださいと言ってもらいました。「バイ・ラップ・ローン・バンチー・タナカーン(ใบรับรองบัญชีธนาคาร)」でも通じると思います。
提出した書類はこれだけです。前回はアパートの契約書も持って行って見せましたが、今回は出しませんでした。少なくとも更新の時は、住居の証明は不要なようです。(ただしこれはバンコクだけ、という話もあります。パタヤでは、住居登録証とかオーナーのIDカードのコピーを求められたという話もあるので。)
・追加書類
その場で新たな書類3通をもらい、名前や住所などを記入し、サインをして提出しました。何なのかよくわかりませんが、おそらく内部で必要な資料なのでしょう。
●ビザ申請の受け付け
10時半近くにLカウンターの前へ行くと、43番まで終わっていました。しかし私の番号は102番です。1時間以上はかかりそうだなと思いましたが、もっとかかりました。午後2時半くらいに、やっと順番が回ってきましたから。
最初は、書類が揃っているかだけのチェックでした。そのカウンターで追加書類をもらい、それを記載してから、他のカウンターで呼ばれるからそこへ行けと指示されました。
それでその書類を書いていたら、全部書き終えるまでに次のカウンターで呼ばれました。おそらく10分もなかったと思います。かなりいい加減に書いたのですが、特に何も言われませんでしたね。
そこで書類をチェックしてもらったのですが、その時、とんでもないことがわかりました。詳しく説明されなかったのですが、職員の方があわただしく動き、見習い(大学生のインターンシップ)の女性に指示して、私をK1カウンターへ連れて行ってくれました。そこで申請書と手続きを確認したようです。
どうやら、前回の入国時に問題があったようです。たしかにその時、私も違和感を感じていたのです。あの時、入国スタンプのところに書かれる滞在期限が、2月8日になっていたのです。ビザの期限は1月31日ですから、おかしいと思いました。でも、ノービザだと30日の滞在期限がもらえるので、より長期の方にしたのかなと、勝手に解釈していました。
しかし、それが間違いでした。やはりビザがある人の入国ということで、ビザの期限までにならなければおかしかったのです。入国時に提出する入国カードに、ちゃんとビザ番号を書いたのですけどね。このため、前回の入国時の処理を変更するための対応が必要になったのです。
ただ、この時にすでにビザ代の1900バーツを支払ったので、ビザをもらえることは確実でした。それがあったので、少し安心していました。
●前回入国時の情報の変更手続き
もう時間は3時を回っています。そこから新たな手続きが始まりました。見習いの女性に連れられ、再度、待ち番号札をもらいに行きました。今度はK1カウンターです。
見習いの女性は、私に指示をします。パスポートの指定したページのコピーを取り、申請書に記載して、K1カウンターで手続きをするようにと。
再度コピー屋さんへ行き、指定されたページをコピーしてもらいます。そして、それを持ってK1カウンターへ。180番でしたが、すでに178番が呼ばれていました。まだ申請書に書いていないし、コピーにサインもしていません。あわてて書いているうちに、私の番号が呼ばれました。
しょうがないのでカウンターへ行き、その場で申請書に記入して提出しました。パスポートの発行場所とか記入していなかったのですが、それでもOKだったみたいです。パスポートのコピーのサインも、そこでしました。
「書類が準備できていないじゃないか!」と怒られることもなく、着ていた作務衣の上着が着物みたいでかっこいいなんて言ってもらい、タイの大らかさを感じました。
あとは、パスポートをもらってLカウンターに戻り、ビザを受け取るだけです。しかし、ここから時間がかかりました。結局30分以上待たされて、パスポートを受け取ったのは4時を過ぎていました。変更手続きの料金は無料でした。
●ビザを受け取る
4時過ぎに、やっとLカウンターに戻りました。変更した記録のページをそこでコピーしてもらい、それにサインをして、あとは受け取るのを待つばかりです。
しかし、なかなか私のパスポートが返ってきません。営業時間は4時半までですが、もうとっくに過ぎています。それなのに、まだ受け付けをしているのですね。Lカウンターの待ち番号は150番代に入っていました。
結局、5時前になって、やっとビザを受け取りました。これで、来年(2019年)の1月31日まで、タイに滞在することができます。
簡単な作業だと思っていましたが、1日がかりの作業になりました。帰りはタクシーでBTSモーチット駅まで行き、そこからBTSで帰りました。アパート到着は6時を過ぎていました。まあでも、いろいろ経験できたので「よし」としましょう。
2018年01月25日
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