2017年12月08日

タイ・バンコクで運転免許証の取得と更新をしました

この前、短期(90日)のノンイミグラントO(オー)ビザを取得しましたので、次なる課題に挑戦です。

それは、運転免許証を更新することです。5年前に、妻に付き添ってもらって更新しましたが、今回は1人でやろうと思いました。さらに、妻の実家へ行ったら車よりバイクに乗ることが多いだろうと思い、この際、バイクの免許も取得しようと思いました。

車の免許は、タイに来て早々に、日本の運転免許から切り替えて取得しました。その時、一緒にオートバイの免許も取ってしまえば良かったのですけどね。まあでも、お陰で一人で挑戦するという機会ができたわけです。バイクの免許も、日本の免許からの切り替えですから、それほど難しいとは思えません。

問題は、車の免許の更新と同時にできるかどうか、という点になります。もし一緒にできれば、適性検査を1回だけやれば済むからです。バイクの免許にビデオ講習があるかどうかは知らないのですが、あるとすれば、これも1回で済ませることができます。


しかし、何と言っても出不精の私です。いざ、そろそろ免許をなんとかしなきゃと思いながらも、「面倒くさいなぁ」と感じて、ついつい先延ばしになっていました。(笑)でも、いつまでも伸ばせるわけもありません。そこで、作業を2段階に分け、2日がかりで行うことにしました。(どんだけ面倒くさがりなんだか。)
そこでまず、免許の更新と取得(切り替え)で必要な書類を洗い出しました。


●免許の更新に必要な書類

・古い免許証
・パスポートとそのコピー(顔写真と最新のノンイミグラントビザのページ)
・住所の証明書(イミグレの住所証明や在留届出済証またはワークパミットとそのコピー)
・申請書(陸運局にある)
・健康診断書
・顔写真
(※)

※顔写真は必要という人もいるし、申請書に貼っている人も見ました。しかし、前回も今回も、顔写真は必要とされませんでした。(念のためにビザ用の写真を持参しましたが。)


●免許証の取得(切替)に必要な書類

・日本の免許証とそのコピー
・日本の免許証の翻訳証明書
(※)
・それ以外は、上記から「古い免許証」を除いた書類

※上記の免許証と翻訳証明書の代わりに、日本の国際免許証でもOKです。


これを、大使館でもらう書類と、陸運局およびその周辺でもらう書類に分けました。


●大使館でもらう書類

・住所の証明書(在留届出済証)
・日本の免許証の翻訳証明書


私はワークパミットがないので、在留届出済証を使いました。


●陸運局およびその周辺でもらう書類

・パスポートのコピー
・日本の免許証のコピー
・申請書(陸運局にある)
・健康診断書


残りの書類の、パスポート、古い免許証、日本の免許証は、そのまま持参します。
このように分けた上で、まずは12月7日(木)に大使館(領事部)へ、必要書類を受け取りに行きました。


●大使館に必要書類をもらいに行く

MRT(地下鉄)ルンピニー駅のB出口を出ると、正面がラマ4世通りとウィタユ通りの交差点になっています。道路に降りて右手に道なりにウィタユ通りを5分ほど歩くと、日本大使館に到着します。朝10時くらいでしたが、座席の3分の1くらい埋まるくらい人がいました。

入り口の右手にインフォメーションがあるので、順番を待ってそこで必要な書類を尋ねます。運転免許の更新と取得のために、上記の書類が欲しいと言うと、「証明発給申請書」に必要事項を記載し、番号札を引いて待つよう言われました。

証明発給申請書
[証明発給申請書]

20分くらいで順番が来たので、パスポート、日本の免許証、証明発給申請書、番号札を提出しました。すると、パスポートの顔写真ページと免許証のコピーが必要だと言われました。持ってないと伝えると、「今度は持ってきてくださいね」と言われ、窓口の方で取っていただきました。(コピー代が浮いた。ラッキーです。)

引換券をもらいました。「当日発給」のようなスタンプが押してありました。待つこと30分少々、やっと名前を呼ばれたので1番窓口へ。そこで引換券を渡して代金を支払い、書類を受け取りました。在留届出済証が2部と翻訳証明書が1部なので、合わせて2,010バーツ(約6,000円)でした。全部で約1時間ほど。それほどかからずに済みました。

在留届出済証 翻訳証明書
[在留届出済証と翻訳証明書]


●陸運局に申請に行く

翌12月8日(金)(つまり今日ですが)、朝9時にアパートを出発し、BTS(高架鉄道)のバンジャーク駅へ。オンヌット駅の隣駅です。たしか駅から陸運局の途中にクリニックがあると思って行ったのですが、どこにもありません。引き返して駅の反対方向も少し見たのですが、それらしいものがありません。仕方ないので、ネットで調べました。(こちらのサイトを参考にしました。)

すると、スクンビット通りの反対側(偶数側)でした。バンジャーク駅のA出口を出て、上りエスカレーターの先20mほどオンヌット駅寄りにクリニックがありました。
そこで、「免許証のための書類がほしい(ヤーク・ダーイ・エーカサーン・サムラップ・ライセンス)」と言ったら、もう心得ているようで、すぐに理解してもらえました。(診断書という言葉がわからなかったもので(笑))パスポートを見せて、2枚作ってもらいました。1枚100バーツです。

探し回ったので、けっこう汗だくになりました。バンジャーク駅から陸運局は、B出口を出て100mほど歩きます。スクンビット・ソイ99と101の間です。入り口にはバイタクがあって、そこから約300m先の陸運局の建物まで、10バーツで乗せてくれます。10時過ぎくらいに到着しました。


まずはコピーが必要ということで、建物を入って右手に進み、部屋の仕切りから外へ出たところの右手に店出ししているコピー屋さんで、1枚1バーツでコピーを取りました。ページを示して、「1枚(ヌンバイ)」とか「2枚(ソンバイ)」と伝えます。
実はこの時、日本の免許証のコピーが要ることを知らなくて、パスポートのコピーしかもらいませんでした。後で指摘されて、またここへ来てコピーしましたよ。勝手に表裏をコピーしてくれて、さすがわかってるなぁと思いました。コピー代金は5枚で5バーツでした。

日本の運転免許証
[日本の運転免許証]


次に、入り口近くのインフォメーションに並び、書類を見せて、「車の免許証の更新とオートバイの免許証の取得(タム・マイ・レーォコー・ヤーク・ダーイ・モーターサイ)」(それにしてもひどいタイ語であることよ)であることを告げます。すると申請書を2枚くれて、上部に名前と携帯番号を書くよう言われました。名前を英語で書き、隣に携帯番号を書いて、書類をまとめて正面の8番窓口に並びます。

けっこう申請者が多かったのですが、私の後から続々やってきて長蛇の列になり、係員が整理券を配っていました。一歩早くて助かりました。

タイの古い運転免許証
[タイの古い運転免許証]

8番の窓口に書類を出し、更新とオートバイ免許の取得だと言うと、何か別の紙をつけて、サインをするよう言われました。そして番号札を2枚渡され、「16番へ行け」と言われました。
最初、6番に聞こえたので念のために「6番ですか?(レーク・ホック・ルー)」と確認したら、「そうだ」と言いいます。それで探したら、6番の場所が見つからない(だって受け取りブースですから)んですよね。それで再確認したら、「16番だ(マイ・レーク・シップ・ホック)」と教えてくれました。タイ語の聞き取りにも苦労します。(笑)
番号札は1枚を自分が持ち、もう1枚を書類につけておくようです。これも、後で適性検査が終わった時に言われたのですけどね。


16番の部屋は、適性検査の部屋です。外で待っていると、何色の番号札と何番までと呼ばれます。
が、私の時は白い番号札と言われた(ように聞こえた)のに、私と同じ紺色の札を持っている人も入り始めたので、係員に番号札を見せて「入れるのか?」と尋ねました。すると「書類は?」と問われたので、「カバンの中にある」と答えると、「入れ」と言うので入りました。なんだかよくわかりません。まあでも、入れるなら入っちゃうことです。

実は、最初に外の椅子に座ってたら、隣のタイ人が、「あなたはもう入ったの?」と聞いてくるので、「まだだ」と答えたところ、「それなら入りなさいよ。」って言われたんですよね。「入っていいの?」と聞いたら、「そうだ」って言うものだから、ドアを開けて中に入ったんです。みんなが列に並んでいるから、その後ろに並んだところ、係員から言われました。「ミスター、ゴーアウトサイド!」まったくもう。こんな小さな失敗を、たくさん重ねているんですよ。

さて、部屋に入ると最初に、タイ語で今後の流れを説明しているようですが、さっぱりわかりません。それから、適性検査の内容を説明します。まずは、ブレーキ反応テスト。これは、アクセルを踏むと緑のランプがつき、しばらくすると赤に変わるので、すぐにブレーキを踏むというテストです。反応が遅いとブザーが鳴って失格です。

次に、同じ席で視界深度のテストをします。箱の中で2本の棒が立っているのですが、ボタンを押して一方を前に寄せてきて、並んだところで止めて手をあげます。緑のボタンが寄せる、赤のボタンが押しやる、という動きのようです。だいたい並んでいればOKのようです。

隣は、色覚と視野のテストです。顔を固定して正面を見ていると、左右に赤、緑、黄の色が表示されます。それを当てるというもの。

テストはこの3つだけです。5年前と同じですね。あの時との違いは、ちゃんと列に並ばせたこと。2回くらい失敗すると、やり直しということで、列の最後に並び直します。すべて終わった人から、ビデオ講習へ行きます。

私は、前回も苦労した色覚視野テストで「目を閉じるな!」「目を動かすな!」と何度も注意を受け、やり直しの末にやっと合格しました。まあ基本的に不合格はなさそうですけどね、慣れて上手になるので。


続いて、14番の部屋へ行けと言われました。ビデオ講習1時間です。外で待っていると、番号を呼ばれます。幸い、30分も待たずに呼ばれましたが、この時点ですでに11時です。
途中で映らなくなるなどのハプニングはありましたが、タイ語音声、英語字幕の喜劇のようなビデオを見ました。まだ途中でしたが、1時間で打ち切るというのもタイらしいです。

前回のビデオとは違いましたが、善人役と悪役があるのは同じ。今回はまともな男性とヤンキーな兄ちゃん、それと若い女性の3人が主役で、いろいろなケースを見せてくれます。
面白かったのはクラクションの使い方。その中で、変な人が来たら助けを求めるためにクラクションを鳴らすというのがありました。ヤンキーの兄ちゃんが若い女性の車に来たところ、女性が助けを求めるクラクションを鳴らします。するとどこからともなく数人が駆けつけて、ヤンキーの兄ちゃんを殴るは蹴るはでボコボコにします。しかし、ヤンキーの兄ちゃんが、「オレはただ、○○(不明)したかっただけなんだよ」と説明すると、集まった数人が慌てて逃げていくのです。おいおい、そんなことでボコボコにしていいのか? それは暴行傷害罪じゃないの? まったく、タイらしいです。(笑)

それが終わると、一人ひとり書類を渡してもらい、おそらく前回と同様に18番窓口に提出したのでしょう。(受け取る時に確認しようと思っていたのですが。)
ですが、私の書類がなくて、係員が「13番へ行け」と言うので13番窓口へ行き、番号札を渡して待ちました。(他に数人、そういう人がいました。モーターサイの運転手ばかりだったので、バイクの免許と関係があったのかもしれません。)30分ほど待って、係員が呼んでくれ、免許証受け取りの呼出番号札がついた書類を受け取りました。

呼び出す時、係員が「ミスター」と私のことを呼んだのですが、最初は誰のことかわからず戸惑いましたよ。他のタイ人は名前を呼ぶのに。想定してない呼びかけだったので。「えっ?私?」みたいに戸惑ってしまいました。(何度も呼ばせてしまってごめんなさいね。)


そこから建物に入って右手にある免許証受け取りブースの前で、番号が呼ばれるまで約2時間待ちました。そこへ行った時(12時半くらい)、私の番号は456番で、電光掲示板の呼び出し番号が300番くらいでしたから。まあでも、お陰でたっぷりと読書ができました。
途中で、隣のタイ人と少し会話をしました。でも、そんなに会話が続くわけもなく、やはり暇つぶしの何かは重要でしょうね。

番号が呼ばれると、1番から7番までの呼ばれたブースへ行きます。そこで代金を支払い、サインをして、写真を撮って、免許証の出来上がりをそこで待ちます。ものの数分で出来上がるので、待つほどでもありません。
代金は、更新が555バーツ、取得が105バーツの、合計660バーツでした。5バーツは申請書類代です。更新の50バーツは、おそらく住所変更代でしょう。前もそうだったので。前回は写真代の100バーツがありましたが、今回はかかりませんでしたね。また、特に住所変更と言わなかったのですが、何も問題ないようです。

受け取った免許証
[受け取ったタイの免許証(上がオートバイ,下が自動車)]


陸運局を出たのが14時半くらいでした。けっこう混んでいるようにも思ったのですが、意外とスムーズに適性検査とビデオ講習が終わりました。でも、受け取りに2時間待ったので、終わった時刻は5年前とそれほど変わらないかもしれませんね。今回は、昼休み中も関係なく受け取りができたようなので、係員は交代で休んだのかもしれません。

ともあれ、これで懸案の運転免許証更新・取得が終わってホッとしています。車の免許は、2023年の誕生日まで、オートバイの免許は2年後の2019年の12月8日まで有効となります。車の免許を最初に取得した時は、1年の暫定免許でした。今回も同じだと思ったのですが、なぜか2年有効ですね。これも変わったのかもしれません。オートバイも、次に更新すれば、5年(誕生日まで有効)の免許になると思います。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:33 | Comment(0) | └ タイのお役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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