2017年11月01日

タイ・バンコクで結婚ビザを自力で取得する(失敗編)

リタイヤメントビザの更新ができない(3ヶ月間80万Bの預金残高がない)ため、いったんビザを切ってノービザでタイに入国し、結婚ビザ(ノン・イミグラント-O)を申請することにしました。

業者に依頼しようかとも思ったのですが、時間はたっぷりあるのだし、失敗してもともとと思い、自分でやってみることにしました。

いくつかのサイトに、自分で結婚ビザを申請したという方の話があったので、そちらを参考にさせていただきました。

結論としては、失敗でした。たしかにできるとは思うのですが、なかなかハードルが高いです。私は、このハードルを頑張って超えるより、他の方法の方が良いと判断したため、今年の結婚ビザ申請は、この失敗編で終わりになります。


●独身証明書を取得する

まず第1のハードルは、独身証明書を取得することです。

すでに結婚しているのに独身証明書って、おかしくないですか? もちろんすでに独身ではないので、求められているのは結婚届を出した時の独身証明書です。

それだけイミグレーションはタイの役所を信用していないか、結婚証明書の偽造があり得るという判断なのかもしれませんね。

バーンラック区役所 バーンラック区役所

6年ほど前に結婚届を出したバーンラック区役所へ行きました。タイ語でバーンは家、ラックは愛という意味ですので、バーンラックは愛の家という意味になります。こんな素敵な地名がついてる役所なので、結婚届をここに出す人が多いのです。

妻と一緒に行き、妻がすべてやり取りをしてくれて、書類をもらいました。費用は無料でした。(本当かなぁ?)あとで見ると、結婚届の書類の一式でした。その中に、独身証明書がありました。

独身証明書

これは、戸籍謄本などを元に日本大使館で作成してもらった英語版の証明書を、代書屋でタイ語訳してもらい、そこにタイ外務省の証明印をもらって提出した書類のコピーになります。
※結婚手続きの詳細は、「わかりやすい!タイ人との国際結婚手続き」をご覧ください。


●銀行預金残高の証明書を取得する

年収40万バーツ以上の所得証明か、銀行預金の残高が40万バーツ以上ある証明書が必要になります。

それで私は、銀行預金の残高の証明書を提出することにしました。今は無職ですから、それしか方法がありませんので。

規則では提出日の当日とあるのですが、前日でも良いそうなので、前日に銀行へ行きました。

タイ語で「バイラップローン・ブランチ・タナカーン」と言うのだとあるサイトにあったのですが、タイ語の意味がよくわかりません。バイラップローンは証明書、タナカーンは銀行なのですが、ブランチが不明なのです。まさか英語の支店じゃないですよね? (バンチーなら預金口座ですが)
※2017.11.03追記:結婚ビザを諦め、リタイヤメントビザを申請した時に思いました。やはり「バイ・ラップ・ローン・バンチー・タナカーン(ใบรับรองบัญชีธนาคาร)」だと。

それで不安があったので、「バイラップローン(証明書)」が欲しいと告げ、「ヨートコンルア(ยอดคงเหลึอ,残高)」に関するもので、ビザの取得に使うのだと説明したのです。

ところが、それではなかなか上手く伝わりません。結局、「バイラップローン・ブランチ・タナカーン」というようなことを担当者が口にしたので、それだと伝えて納得してもらいました。(笑)

しかしその後、「タイ語か?英語か?」とか、「残高は日本円か?タイバーツか?」など尋ねられます。そんな違い、どのサイトにも書いてなかったよ。ということで、私が確認できるよう英語にし、バーツでの残高が基準ですからバーツを選びました。(正式にはタイ語だとあります。)

待つこと数分、書類が出来上がりました。しかし、何かを感じて、私は残高がどこに書かれているか探したのです。でも、いくら探しても見つかりません。「残高はどこに書かれているのですか?」と尋ねると、担当者も気づいてくれました。

あぶない、あぶない。危うく大失敗するところでした。こんなことですら気を抜けないのがタイなのです。もう1回作り直してもらって、やっと手に入れました。費用は100バーツでした。

銀行預金残高の証明書

出かけたついでに、街の写真屋でビザ用の写真を撮ってもらいました。襟付きの服を着ていることが望ましいようだったので、Tシャツの上に持って行った長袖シャツを着て写り、待つこと15分ほどでできあがりました。費用は180バーツでした。


●申請書類を整える

申請書類については、タイ政府のサイトを見るのが確かなのですが、グーグルが警告を出すので怖くて見られません。実は、申請した時に担当者から示された資料に書かれていて、私は後で知ったのですけどね。

申請資料は、その時の最新の情報を元にしないと上手く行きません。ですので、本当は上記サイトで確認しておきたいところです。実際、私もこれで失敗したのですから。

以下、私が用意した資料です。

・ビザ申請書(新規:TM87、継続:TM7)
 イミグレーションの入り口のカウンターでもらえますが、ただ結婚ビザと言うとTM7しかくれません。
 ひょっとしたら、新規でもTM7に書いていいのかもしれませんけどね。
 ※2017年11月3日追記:おそらく新規はTM87が原則だと思います。他のノンイミグラントビザからの切り替えは別だと思いますが。これも、リタイヤメントビザの記事に書いています。
 これに申請用の写真(4cm✕6cm)を貼ります。

・パスポートとそのコピー
 パスポートは18ヶ月以上の有効期間が必要と書いてあるサイトもありましたが、イミグレの資料には何も書かれていません。ただ、ビザの期限は、パスポートの期限より長くなることはあり得ませんので、1年を切っている場合は、先にパスポートを更新しておく方が良いでしょう。
 コピーは、顔写真、最新の入国スタンプ、出国カード(TM6)、現在適用中のビザ、前回の入国時のビザと入国スタンプ、のページだそうです。

・月収4万バーツ以上の証明書または40万バーツ以上の銀行預金残高の証明書
 イミグレの担当者からもらった資料では、タイ語の残高証明書バイラップローン・ブランチ・タナカーン)と、普通預金または定期預金の預金通帳とその全ページのコピーとあります。
 どこにも2ヶ月間維持とは書かれていませんが、おそらくそういう運用があるのかもしれませんね。
 ちなみにイミグレの資料には英語でこう書かれています。
 「A guarantee letter in Thai language from the commercial bank in Thailand (Attention: Immigration Commissioner) and a copy of all entries of the applicant's passbook showing that the applicant has a saving or fixed deposit account of not less than Baht 400,000*
 私は2ヶ月維持していないので、外貨の持込み証明書(空港の税関でもらう)と両替の証明書(銀行や大きな両替商でもらえます)を付けました。担当者からは両替の証明書は要らないと言われましたが。(スワンナプーム空港ではBと書かれたブースへ行き、マネー・ステートメントがほしいと言えば、だいたい伝わります。)
 なお、残高証明書と通帳の記帳は、ビザ申請当日と書かれています。実際は、残高証明書は前日でもOKのようです。通帳は、当日、イミグレの下にある銀行のADMで100Bを預金してから記帳(UPDATE)します。預金(あるいは出金)しないと記帳されませんので。
 念のために言うと、仕事をしている人はワークパミットとそのコピー、会社が発行する所得証明書が必要になります。これで月収4万バーツ以上あるなら、こっちの方が簡単ですけどね。

・結婚証明書(タビアーン・ガーン・ソムロット,ทะเบียนงานสมรส)とそのコピー(表裏)
結婚証明書
 結婚届を出すと、同じものを2枚もらえます。夫婦でそれぞれ1枚ずつ保持するように、ということかもしれません。これの表と裏をコピーします。

・自宅で家族が写っている写真をA4用紙に貼り付けるか直接印刷したもの
 イミグレの資料には4枚の家族写真と住居の住所を示してある部分の写真、とあります。
 実際は、家の外、部屋の中、ベッドの上などで夫婦が仲睦まじく写っている写真が10枚くらい必要という話もあります。これも担当者次第です。

・家までの最寄り地図(手書き)
 なぜか手書きなのだそうです。Googleマップにピンを立てたものはダメだという話がよくありますね。

・住居を証明する書類とそのコピー
 賃貸住宅の場合は、その契約書とコピーが必要になります。
 私が失敗したのはここです。実は最新の資料では、これに賃貸住宅のオーナーのIDカードのコピー、それと住宅登録証(?)が必要だとあるのです。実際の書かれている英語は以下の通りです。
 「Rental Agreement between the Applicant and the Landload.
  `With a copy the ID card and House Registration If the Landload, signed by the Landload.

 これはなかなかハードルが高いです。だって、アパートのオーナーにしてみれば、そんな資料を手間ひまかけて渡す必要性がないのですから。妻もこれは面倒だと言うので、私はバンコクでの結婚ビザを諦めました。
 もちろん、やってみる方法もあると思います。実際、結婚ビザではなくパタヤのリタイヤメントビザだったと思いますが、それを提出した方の話をサイトで見ましたので。

・結婚の際の独身証明書(バイラップローン・クワームペンソーット,ใบรับรองความเป็นโสด)とそのコピー
 上記で書いたとおりです。

・タイ人女性のIDカード(バット・プラチャーチョン,บัตรประชาชน)とそのコピー(表裏)

・タイ人女性の住民票(タビアン・バーン,ทะเบียนบ้าน)とそのコピー(記載の全ページ)

・申請費用:2,000バーツ

なお、申請書類にはすべて申請者のサインが必要だとあります。
現物とコピーを求めているものについては、コピーの方にサインをします。現物はそこで見せるだけですからね。
私は、妻のIDカードとタビアン・バーンのコピーには、妻にサインをしてもらいました。写真にはサインをしませんでした。これが正しいかどうかわかりませんが、言われたらサインしようと思って、青ボールペンは持参して行きました。


●結婚ビザを申請する

バンコクのイミグレーションはチェーンワッタナーにあります。(Google Map

タクシーで行く場合は、「トーモー、チェーンワッタナー、ソイ7」と言えば良いようです。たくさんの政府機関があるので、「アーカーンB」とか「トゥックB」(建物B)と言うと、入り口まで連れて行ってもらえます。あとは、自分のスマホでGoogleマップを使って確認することですね。

入り口を入るとすぐ、パスポートのチェックと荷物検査があります。そこを通り過ぎると、右前方に四角いテーブルのような椅子を並べたエリアがあり、その右手がイミグレーションの入り口です。

時間は8時半から開いています。12時から13時まで昼休憩で、イミグレのエリアから締め出されます。午後は15時半までとなっています。

ブースに入ると右手に、申請書をもらうカウンターがあり、その部屋で申請書を書いている人がいます。その先の入口を入ると、待ち行列の番号札をもらうカウンターが3つあり、そのどこかに並んで、順番が来たら目的を告げて番号札をもらいます。

私はパスポートを渡し、申請書を見えるように置いたら、何も言われずに番号札をくれました。申請書のTM87を見ただけでわかるのかと思い込んだのですが、これが失敗でした。

K1の番号札 C1の番号札

最初、K1に行って番号が来るのを待ち、1時間ほどでブースに入りました。そこで資料を出すと、怪訝そうな顔をされるのです。それで「結婚ビザの申請だ」と告げると、「それはここじゃない。C1へ行け。」と言われてしまいました。待っている途中で「ひょっとしたら場所が違うんじゃないか?」と思ったのですが、嫌な予感が的中しました。

それでC1へ行ったものの、番号札がないのですからどうしたらいいかわかりません。それで、ブースを覗いて事情を妻に説明してもらったところ、やはり番号札を取り直せとのこと。1時間以上無駄にして、正しい番号をもらいました。やはり、相手を信じてはいけませんね。

その時点(10時半過ぎ)で36番まで進んでいたのですが、私がもらった番号は71番。当然、午前中に呼ばれることはなく、午後になってしまいました。午後2時くらいにやっと呼ばれ、入ったところ、こちらもすぐに「オーナーのIDカードコピーなどがない」と却下されてしまいました。


その際、「何歳か?」と問われたので「56歳です」と答えたところ、「どうしてその年令でリタイヤできるんだ?」とか、「リタイヤメントビザの方が簡単なのに、どうしてそっちを取らないんだ?」など、余計なお世話みたいな質問をされてしまいました。
※2017年11月3日追記:この質問の意図も、リタイヤメントビザの申請をしたことで理解できました。意地悪な質問ではなく、逆に親切な質問だったのです。私が理解できなかっただけで。

けっこう念入りに準備したつもりだったのですが、なかなか上手く行きませんね。リタイヤメントビザでも、オーナーのIDカードのコピーなどが必要だという話もあります。なので、今はどうすれば良いのか、ちょっとよくわからなくなってきました。

手数料が高いのですが、業者にお願いするのも悪いことではないなと思えてきましたよ。いずれにせよ、今月25日に滞在期限が来るので、ビザ申請をするならその15日前までにしなければなりません。しばらく考えて、行動したいと思います。

と言うことで、今回は失敗に終わってしまった結婚ビザ申請の顛末記となりました。もしまた自力でビザ申請するようなことがあれば、ここで報告したいと思います。


※イミグレでもらった結婚ビザ申請の必要書類に関する資料です。クリックして、あるいはダウンロードしてご覧ください。
visa20171031-06.jpg visa20171031-07.jpg

◇◆◇ 注 ◆◇◆
この記事に書かれているのは、記事が書かれた時点で私が集めた情報や、私が体験してそう思ったというものです。
したがって、これらの情報が絶対的に正しいとか、どこでも適用されるなどと思わないでください。
仮に正しいとしても、何があるかわからないのがタイです。その辺のことをご承知おきください。

 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 19:00 | Comment(0) | └ タイのお役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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