2017年09月19日

クロントゥーイ・スラムへ行きました

タイ最大のスラムと呼ばれるクロントゥーイ・スラムへ行ってきました。

そこで長年支援活動をしているシーカーアジア財団のスラム・ツアーに参加するためです。以前、このスラムのブランド(FEEMUEブランド)を立ち上げるクラウドファンディングがあって、それに応募したときの特典になります。

ただ、今後はこのツアーを主な活動の1つにしようという予定もあるようで、今後はひんぱんにツアーが行われるかもしれませんね。

シーカーアジア財団と言えば、以前、私が支援したチンタナーさんを思い出します。チンタナーさんのことは、以前の記事「運命の出会いについて」に詳しく書きましたので、そちらをご覧ください。


さて、シーカーアジア財団は、クロントゥーイ・スラムの70ライと呼ばれる場所にあります。地図を下に載せておきますが、もし行かれる場合は連絡をとって、地図をもらってくださいね。タイ語版もあるので、タクシーの運転手に見せればOKですから。

シーカーアジアの地図

私はタイ語で「パイ・ジェッシップ・ライ・クロントゥーイ(クロントゥーイの70ライまで)」と伝えて通じました。どうもこの地区は、以前は麻薬王と呼ばれた人の縄張りだったようで、関わりを恐れてか乗車拒否するタクシーもあるそうです。

70ライ地区のメインの通りを奥まで進み、交差点を過ぎたあたりで写真を撮りました。70ライ地区の横断幕が見えますね。

70ライ地区の入口

シーカーアジア財団は、ここから100mくらいさらに奥に進んだところの右手にありました。地図ではよくわかりませんが、けっこう奥です。

シーカーアジア財団の入り口

入り口には、団体設立に寄与された曹洞宗の僧侶、有馬実成氏の胸像がありました。1Fは図書館になっていて、夕方からは子どもたちが集まるそうです。2Fは事務所とFEEMUEブランドの製品を展示販売する本店があります。

ウエルカムボード

ご覧のように、ウエルカムボードで歓迎していただきました。スタッフの方が一生懸命に作られたそうです。


まずは事務所内で、クロントゥーイスラムのことや、支援のことを一通り説明を受けました。それから、スラムツアーに出発します。スラムのメイン通りは車がすれ違えるほどの広さがありますが、一歩中に入ると、それは人がすれ違うのも大変なほどの狭い路地が複雑に入り組んでいます。

とは言っても、この地区は新たに整備された地区なので、碁盤の目のようになっていますけどね。

人がすれ違うのも大変なくらい狭い通り

最初にレクチャーを受けた時もスライドで見たのですが、昔のクロントゥーイ・スラムがあった場所を示す絵が、家の壁に貼ってありました。

昔のクロントゥーイ・スラムがあった場所

これを見ると、たしかに昔は何もない湿地帯だったのだなぁとわかります。


そしてスラムの中には、鉄道も通っています。近くにクロントゥーイ港(チャオプラヤーの河川港)があり、そこへの引き込み線なのです。元々このスラムは、港湾関係の荷役仕事をする人たちが湿地帯だったこの土地を不法占拠して家を建て、住むようになったのが始まりです。ですから港に近いのですね。

スラムの中の引き込み線

湿地帯だったということもあり、スラムの中にはたくさんの溜池があります。溜池と言うか、ゴミ捨て場みたいですが。今年は火災が多かったそうですが、火事があるとここの水を汲んで消火するのだそうです。

湿地帯のなごりの溜池

以前は湿地の上に廃材を敷き詰めたりしていたそうで、ぬかるんだ道路が多かったようです。整備されてからはコンクリート道路になりましたが、家屋の下には水が溜まっているところがけっこうありました。


スラムツアーを終えた後、縫製工場(ミシンが8台くらいでしたが)を見学し、事務所のとなりのブランド製品の本店を見学しました。

ブランド製品の本店

Tシャツやイアリング、バッグなどを製造販売しています。(クラウドファンディングの特典として、お土産にTシャツなどをいただきました。ありがとうございます。)11月の初旬には、東京の渋谷でイベントを開き、そこでは花飾りの作成体験もできるそうです。興味のある方は、団体のサイトから情報をお取り寄せください。


この後、食事に招待してくださるとのことで、近くの中華料理屋へ移動しました。そこでフカヒレスープやカニチャーハン、魚の胃袋のスープなどをたらふくいただき、お腹いっぱいになりました。

お店の前でタクシーを拾っていただき、この日のツアーはこれで終了です。午前10時から13時過ぎまで、約3時間のツアーでした。

シーカーアジアの吉田さんは、FEEMUEブランドの立ち上げが、団体にとって画期的なことなのだと言います。それは、これまでは支援者の寄付に頼っていたのが、自分たちで物を販売して、資金を得ることのきっかけになるからだと。


レクチャーの時に教えてくださったのですが、このスラム出身の女性が外交官になり、プラユット首相とプーチン大統領の会談の時の通訳を務めたそうです。出身地がどうであれ、教育さえ受けられれば自ら道を切り開くことができる。そのことを、彼女は証明してくれたのですね。

私も、緊急支援は別として、支援は教育を受けられるようにすることが重要だと思っています。その中でも、本を自由に読めるということが、何より大切だと思うのです。受身的な教育ではなく、主体的な教育。その代表が読書だと思うからです。

私自身、読書は大好きでした。国語の勉強などしたことがありませんが、国語の成績はいつも良かったです。国語の先生が、すべての教科の基礎は国語力だと言われていました。私も、その通りだと思います。そして国語力を培うのにもっとも手軽なのは読書なのです。


今日のツアーを終えて、スラムの人々の幸せを祈りました。そして、さらに理解者が増え、支援が集まるようにと願いつつ、この記事を載せることにします。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 21:43 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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