2017年07月24日

長原さん、わたしも生まれ変わります



「みやざき中央新聞」の魂の編集長・水谷もりひとさんがFacebookで紹介されていて、それで買った本を読みました。著者は高木書房代表取締役の斎藤信二(さいとう・しんじ)さん。監修が長原和宣(ながはら・かずのり)さんです。

この監修の長原さんのことを、斎藤さんが書かれたのですね。長原さんは現在、長原グループの代表取締役をされておられますが、乞われて講演活動もされています。そこから、この本が生まれました。

どうして長原さんが講演活動をされているかと言うと、覚醒剤中毒から立ち直ったという経験があるからです。また、17歳でヤクザの組員になるなど、非行を繰り返した経験もあります。なので、少年院や学校から呼ばれて、講演をされているのです。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

誰でも間違いを起こすことはあります。
 だからといって、過去に犯した罪や失敗は、帳消しにはなりません。
 しかしそれは、済んでしまったこと。
 責任逃れで言っているのではありません。
 済んでしまったことに囚われて、悩み苦しんでどうなります?
 それでは問題の解決にはならないのです。
 大事なことは、反省すべきことは反省し、改善すべきことは改善する。
 その上で、更生するために、自分の生き方を決める。
 そして、それを実行に移すことです。
」(p.9 - 10)

序章で、長原さんが少年院で話したことを紹介しています。

過去を悔やんでも、なかったことにはできません。それを肥やしにするしかないのですね。そして、そうすると決めて、実行することが重要なのだと言います。


捕まった時に、取り調べの刑事さんに全部本当のことを話してきました。十代の頃も覚せい剤をやっていましたと、全部棚卸をしました。自分の悪いところを全部話しました。
 これがよかったと思っています。釈放されてから、今まであったもやもやしていたものがなくなり、気持ちがすっきりしていました。正直に話をするというのは、気持ちをすっきりさせてくれます。
 この時の体験から、正直に生きようと決めました。正直ってすごいです。嘘がないので堂々と生きられます。
」(p.41)

隠し立てをすると、どうしてもウソをつくことになります。そのウソがバレないようにするために、またウソを重ねなくてはならなくなります。

だから、正直になった方がいいのです。「神との対話」でも言うように、ダメなところもすべて受け入れて、自分に正直になることが重要なのです。


人間の成長過程には順序というものがあります。
 子供は最初に寝がえりを覚え、座り、這うことを学び、立って歩き、走ったりできるようになっていきます。
 どの段階も、それぞれとても大切であり、一つ一つ時間がかかり、どの段階も飛ばすこともできないことです。
 人生においても、あらゆることに共通しており、段階をふんでいく順序は大切です。
」(p.82)

人は、一足飛びに成長することはできません。それぞれの段階を、それぞれに適した時間をかけて成長します。大人が完全で赤ちゃんが不完全なのではなく、それぞれの段階はそれぞれとして完全なのです。

時に道に迷うことも、失敗したように見えることも、それもまた1つの段階なのだと思います。ですから、その段階を恥じたり悔やんだりすることなく、受け入れて(楽しんで)通過すれば良いのだと思います。


なぜ私が覚せい剤に嵌(はま)って、体も心も狂ってしまったのか。しかも入院し、治ったと思ったらまたすぐにおかしくなる。最後は事故を起こして逮捕される。何でだろうと、いろいろと考えてみました。
(中略)
 不良は克服した。
 暴力団も克服した。
 高校も卒業できた。
 しかし覚せい剤は、なかなか克服できなかった。
 それはきっと、私が体験で学ぶべきことがあったからではないかと。
 あれだけの中毒になったにもかかわらず、完璧に覚せい剤から断ち切る体験、その地獄のような体験を経て、それを世に伝えることが自分に任された役割ではないかと思うのです。
」(p.222 - 223)

真実がどうかは知りません。いえ、客観的な真実などというものはないのかもしれません。ですから、長原さんがそう感じられるということは、長原さんにとっての真実なのでしょう。

覚醒剤の幻覚の中で、お祖父さんなどの声が聞こえ、「覚せい剤をやめろ」と繰り返し言われたそうです。それをただの偶然と片付けるのか、それとも必然と考えるのか。それもまた、その人が決めることだと思います。


この本の中で、長原さんが奥様に対して暴力を振るう話が出てきます。前歯を折り、肋骨を折るような大怪我をさせます。それでも奥様は、長原さんを見捨てなかったのですね。

長原さんは、その後、実業家としても成功されました。それで、次は事業についての本をという話もあるのだそうです。私は、今回の話に奥様からの視点なども加えて、もっと深みのある本にしてほしいなあと感じます。出版社がどう考えるかはわかりませんけどね。

実際にあったことというのは、何にしても説得力があります。一時的に道を踏み外したと思っている人にとって、長原さんの人生は救いになるだろうと思います。

長原さん、わたしも生まれ変わります
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:00 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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