2017年07月19日
おこらせるくん
絵本作家、のぶみさんの最新作を読みました。以前、「ママがおばけになっちゃった!」を購入しましたが、それがとても良かったので、今回も買ってみました。
のぶみさんは、ひすいこたろうさんの友人ということで、ひすいさんの本の中で何度か紹介されています。最近読んだ「キミを救う言葉」の中にも、のぶみさんの話が出てきます。
今回の本は、つい怒ってしまうお母さんがテーマです。
「怒りたくて怒っているんじゃないー!」おそらくすべてのお母さんは、そういう気持ちではないかと思います。
早く幼稚園に行かなければいけないのに、なかなか準備をしてくれない。忘れ物をしないように注意したのに忘れてしまう。子どものそんなところに、つい怒ってしまうのです。
でもそれは、子どものことを愛しているからですね。他人の子どもなら、そんなこと気にもしません。自分の子どもだから、愛しているから、良くなってほしいから、怒ってしまうのです。
そんなお母さんと子どものことを、ユーモラスに描いた作品になっています。
お子さんと一緒に絵本を読めば、お子さんも、お母さんの気持ちに気づいてくれるかも。この作品も、子どもとの距離を縮める内容だと思いました。
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