2017年07月18日

続ダメなときほど運はたまる



欽ちゃんこと萩本欽一さん「運」に関する本を読みました。前に紹介した「ダメなときほど運はたまる」の続編のようなタイトルですが、実はこれは3作目だそうです。2作目に「負けるが勝ち、勝ち、勝ち!」というタイトルの本も出版されているのだとか。



そのことは知らなかったので、1冊目を買う時についでに、こちらも一緒に買ったのです。この本は「運」に関する本の完結編になるとのことです。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

思いついたということは縁があるということだろう。だとすればわざわざ声をかけなくても、近いうち必ずどこかで会う。会えたら声をかけよう。会えなかったらこの舞台で声をかけるのはよそう。
 これが僕のやり方。で、この日、佐々木健介さんの名前を紙に書いて、自宅のテーブルの上に置きました。僕、こういう願い事みたいなものを書いておくんです。一種のおまじない。
」(p.89)

欽ちゃんは、自分の力が衰えたと感じた時、「力の強い人」と一緒に組めばいいと考えたそうです。それで思いついたのがプロレスラーの佐々木健介さん。そう思いついたからと言って、すぐに声をかけないのが欽ちゃんのやり方です。

ここで注目したのは2点です。1つは、無理に自分でやろうとしないこと。導きを信じているのですね。そしてもう1つは紙に書いておくこと。紙に書くと願いが叶うという話もありますが、欽ちゃんもそういうことをやっているようです。


人とのちょっとした出会い、わずかな会話が、のちのち物語になるんです。自分の身の周りにいる人の「伝記」に、みんな関わっているわけ。
 自分が発する言葉一つ、ささいなしぐさで、相手の言葉が変わってくる、行動が変わってくる、仕事が、生活が変わってくる。それぞれがお互いの運のメッセンジャーなんだと意識すると、いい運を自分がもらうためには、自分も人にいい運をあげなくちゃ、って思いますよね。
」(p.98)

私たちは、様々な形で他人と出会い、関わっています。その関わりの1つひとつが、相手の物語にもなっていくし、自分の物語にもなっていきます。

ですから、1つの言葉と言えどもおろそかにせず、相手の良い運になるような言葉を選ぶことが重要なのだと、欽ちゃんは言います。


普通の人は、「自分はできない」と思うから努力つづける。そのうち努力をする習慣がつくので、自分がかなりいい位置まで到達しても、努力をやめようと思わない。
 そうするとね、五年後ぐらいから逆転現象が起き始めるんです。スタート時にほかをぶっちぎってたトップの人は三〇人ぐらいに抜かれていく。あと二年も経つと、また二〇人に抜かれて、天才的なトップだったのが真ん中ぐらいになっちゃう。
」(p.177)

天才でも、その才能にあぐらをかいていると大成しません。大成する人は、単に才能があるだけでなく、その才能に溺れない謙虚さがあるのでしょう。そういう人が一部のトップクラスになれるのです。

そういう意味で欽ちゃんは、才能がないことが幸いだと言います。トップクラスになれないとしても、今いるところから少し上を目指して努力を続ける。そうすれば運に導かれて、幸せな人生を送れるのだと。


最後に、「運を招くためにぜったい大事なこと」だと欽ちゃんが言う5つのことをまとめます。

@運は自分で貯金する」(p.181)

運は貯金通帳と同じで、たまって増えたり、逆に使って減ったりするものです。つらい時はじっと耐えていると運はたまります。失敗したときも謙虚に反省し、希望を持って進めば運はたまります。

A向いたいない場所に運がある」(p.183)

自分の好きなことではなく、得意になってやることではなく、苦手なことや向いていないことを受け入れて、黙々とやることで運が向いてくるのです。

B運は言葉と行動に左右される」(p.184)

いい言葉を使い、いい行動をすると、自分の運が良くなります。身近な人に迷惑をかけない言葉を選ぶとか、やさしい言葉を選ぶようにすることが大切です。

C運と不運はトータル五〇%ずつ」(p.186)

「禍福は糾える縄の如し」と言いますが、運と不運は交互にやってきて、トータルするとプラマイゼロなのだと言います。なので、運が良いときも調子に乗って使いすぎないように心がけ、悪いときも落ち込まずにじっと待つことが大切なのです。

Dつらい境遇は「運のせい」にする」(p.188)

思うようにならずにつらい境遇の時、他人や環境のせいだと責めるのではなく、また自分が悪いからと自虐的になることなく、じっと耐えることが重要です。ですから、そういうつらい状況は運のせいにして、気持ちが楽になるように考えるのがよいと言います。


欽ちゃんの「運」の考え方を読んでいると、幸田露伴氏の話を思い出しました。「惜福」「分福」「植福」という「幸福三説」という考え方を、「努力論」の中で展開しているそうです。

「惜福」は福を使いすぎないよう、惜しんで使うこと。「分福」は自分の福を他の人に分け与えること。「植福」は次の運の種を蒔いて育てることです。こうすることが、上手な「福(運)」の使い方だと言います。

このことを知って欽ちゃんの考え方を見ると、よく似ていると感じるはずです。きっと露伴氏も欽ちゃんも、同じようなことを感じたのかもしれませんね。

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タグ:萩本欽一
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 17:25 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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