2017年07月06日

ダメなときほど運はたまる



欽ちゃんこと萩本欽一さんの本を読みました。これも何で紹介されていたか忘れたのですが、欽ちゃんの本があることも知らなかったので、2冊買いました。これはそのうちの1冊になります。

欽ちゃんのように大成功したお笑いタレントが「運」を語るのは、少し違和感がありました。苦労して、努力の末に這い上がったというイメージがあったからです。

しかし本を読んでみると、欽ちゃんは子どものころからずっと「運」について考えて来られたのですね。筋金入りの「運」の達人とも言えます。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

でも、だれにでも運と不運は平等にきます。だから今がついていない時期なら、そのあと幸運な時期がきっとくるはずです。不運の度合いが大きければ大きいほど、これからやってくる運も大きくなるの。
 だからつらくても「今は運をためてる時期なんだ」と思って耐えていれば、いつか状況は変わっていきます。運の神さまは、そうそう一人の人間ばかりいじめません。
」(p.3)

世間の人から、「かわいそうな生い立ちね」と言われる人は、僕から言わせればすごくラッキー。こういう人は、自分の境遇を恨まず、ごくふつうに生活を送っているだけで、必ず幸運がやってくるんです。
 その代わり、今目の前にある現実を嘆いたり、親を罵ったり、不平不満を言うたびに運はだんだんと消えていきます。
」(p.4)

本の冒頭で、欽ちゃんはこう言います。欽ちゃんの「運」に対する考え方の重要な部分です。

「禍福は糾える縄の如し」と言いますが、欽ちゃんもこのように考えていたようです。運は上がったり下がったりするから、下がった時は「運をためている」と思って耐えれば良いのです。


今考えると、向いていなかったことがよかったんだと思います。もし最初からうまくできて「俺はコメディアンに向いている」とか「司会だってできるんだぞ」なんて思ってたら、天狗になって成功しなかった気がするの。だから、向いていない場所にこそ、運は落ちているって思います。」(p.25 - 26)

向いていないから上手くできずに謙虚になる。努力して上手くなろうとする。それもできなければ、別の方法で何とかしようとする。それが運をつかむコツだと言うのですね。


でもスターになる人は、ちゃんと自分の欠点を自覚して、それをなんとか克服しようと思って闘っているんです。あるいは欠点を活かす方法を考えてますね。自分のいやなところとちゃんと向き合ってるから、恥ずかしいなんて思わず、人にも素直に告白できちゃう。
 運の神様はこういう人が好きだから、欠点を長所にしてくれます。のちのちまで名前が残る大スターには、欠点がある種の味になった人もけっこういるんです。
」(p.48 - 49)

大俳優とも仕事で出会う欽ちゃんならではの洞察です。自分の欠点を堂々と告白できるのは、そんなダメな自分をそのままに受け入れていたからでしょうね。

受け入れると言っても、そこからさらに良くなろうとしていた。諦めていたわけではないのです。そういう態度が、その人の魅力を創り出したのだと思います。


つまりいじめてる奴って、かわいそうな人間なの。自分から運に見放されるようなことをしてるんですから。反対に、いじめられている人には必ずいい運がやってくるんだから、つらくてもこう思っていればいいんです。
「残念だね、僕をいじめてる奴ら。あいつらはこれからの人生、ぜんぜんいいことないよ。今つらい目にあってる僕には、大きな運がたまってるから、そのうちラッキーなことばっかりくるんだ」
 気をつけてほしいのは、自分をいじめている人を恨んじゃうといけないってこと。
」(p.58 - 59)

欽ちゃんの考え方は、辛い思いをしている人が、その状況に不服を言わずに耐えていると、運が貯まるというものです。

同じ辛い状況にあっても、文句を言ったり、自暴自棄になったりすると、運に見放されるのです。

そして、ずるいことをする人、自分だけ良い思いをしようとする人も、運から見放されるのですね。


引き際のタイミングを逃すと人間がずるくなる気もしたし、大事な人がみんな離れていっちゃうかもしれない。だから、じたばたしないでここは潮に流されよう、と思ったの。大きな波で沖まで流されたら、大きな波に乗って戻ってこられるんですから、その波に乗って一から出直せば、新しい運がきっとついてきます。」(p.93)

売れているからといつまでもしがみついていると、運を失うというのですね。潮目が変わったなら、あえてそれに抵抗しない。

そうやって自然のリズムに逆らわずに従うことで、新たな運の波に乗ることができるのです。


幸せになりたいと思うなら、進んで損をしたほうがいいの。人とつき合う時は、率先して損な役回りをすると、だれかが幸運を持ってきてくれます。自分のために損をしてくれた人がいたら、うれしくなるでしょ。だから人間関係が円滑になるし、一緒に仕事をするときも信頼関係が早く結べるんです。」(p.97)

得をしようとしてがっつく(しがみつく)と、かえって運から見放されます。損してもいいと思って、他の人が良くなるように考えていると、運がやってくるのです。


欽ちゃんの考え方は、とてもわかりやすいです。ただ、これは欽ちゃんがそう信じているから、そうなったのだと言えなくもないと感じました。

仕事を上手く行かせるために、あえて遊びを犠牲にするというのもそうです。遊んだ時に悪いことが起こると心配したから、そうなったとも言えます。引き寄せの法則ですね。たとえば心屋仁之助さんも、このようなことを言われています

ですから、視聴率が下がった時、マンションを買ったスタッフを責めて、そのスタッフがマンションの鍵を投げ捨てて使わないことにしたという伝説は、ちょっと悲しい気がします。みんなの仕事のためとは言え、そのスタッフは買ったばかりのマンションをお蔵入りにしたのですから。


そういうことはあるものの、欽ちゃんの「運」に対する考え方は、わかりやすくて面白いと思いました。実際、不運が続く状況においては、とても勇気を与えてくれます。

運だけで成功したと言っている欽ちゃん。参考になる部分が多いと思います。

ダメなときほど運はたまる
 
タグ:萩本欽一
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 21:22 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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