2017年06月15日

セックスは、神さまからの贈りもの



友人からもらった本を読みました。著者はチャック・スペザーノ博士。対話形式になっていて、質問者はVOICEの喜多見龍一(きたみ・りゅういち)氏、通訳は大空夢湧子(おおそら・ゆうこ)氏、監修は栗原弘美(くりはら・ひろみ)氏となっています。

帯にもあるように、コミカルな一コマ漫画がたくさんあり、また対話形式にすることで、インタビューを聞いているかのような内容になっています。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

つまりセックスは、人生のなかで大きな比重を占めているにもかかわらず、私たちは、その翌日の会社で「きのうはさあ、二回もセックスしちゃってね」と語ったりは、決してしない……。社会的には口にはしない。しかし頭の中にはしっかり定位置の居場所があって、時折、救急車の赤色灯のようにピーフォンピーフォンと光ったりもするのだ。」(p.4)

つまり、セックスについて大っぴらに語ることは滅多に(まずほとんど)ないにもかかわらず、頭の中に占める割合が大きく、重要なポジションを得ている、ということなのです。このことには、おそらく誰もが納得されると思います。

この本は、そのセックスの重要性を心理学的アプローチで、途中からはスピリチュアル的アプローチで、つまびらかにしていくものと言えるでしょう。


さげまんの意識の下に隠れているのは、素晴らしいギフト(才能)です。さげまんの人も、実はあげまんなのです。ただ、あげまんの部分が隠されているだけです。問題の下には、必ずギフトが隠されています。そのギフトはクリエイティビティであり、ミラクルであり、また、トゥルー・ラブ(真実の愛・真実のパートナー)です。」(p.34)

カップルは、お互いが対等な関係になるよう、パワーを与えたり吸い取ったりするのだそうです。そして対等になると、さらにコミットし続けて、全体でパワーがアップする。その時、「パートナーのひとりは世界に対して大きな貢献をしていくようになり、もうひとりは相手に対して徹底的に与え続けていくようになる」のだとか。これが「あげまん」の構造だと言います。

「あげまん」とは、「ナチュラルな形で流れに乗っている人のこと」で、その人からは常にエネルギーが流れ出ています。その逆が「さげまん」で、「被害者、加害者のパターン」を持っているなど、流れからそれている人だと言います。

そんな「さげまん」でも、「セクシャリティを持ってリーダーシップを発揮できる存在なのかもしれない」と言います。隠されたギフトを発見することで、大きく変わることができるのですね。


さげまんは、怖れという言葉に置き換えることができます。自分がどんどん縮こまっていくことであり、罪悪感や恥という間違った自己概念を信じている。つまり、自然な流れに乗っていかない道にいるわけです。
もし、あなたが流れに乗っていったなら、あなたはあなた自身になっていきます。すごく魅力的になるばかりか、自分はいいことをたくさん受け取って当然だし、自分には受け取るだけの価値があると信じられるようになります。しかしさげまんは、自分には悪運がついているという間違った自己概念を信じている。その上、自分は物事を台無しにする存在なんだと考え、それを楽しんでいる向きがあるのです。
」(p.44)

自尊心がない、自信がない。だから高い評価を受け取れないし、罪悪感を感じる。それが「さげまん」の傾向です。そして、あえてそういう自分であろうとしている。アドラー心理学で言うなら、そうすることが都合が良いからなのでしょう。


あなたのパートナーは、愛なる神、大いなる宇宙の力に至るためのゲートウェイ(入り口)なのです。エンライトメント(悟り)の最初の段階は、マインドの悟りです。ここで、私たちはワンネスを経験します。」(p.170)

パートナーを通じて悟りに至る。悟りとはワンネスを経験すること。ここまで来ると、完全にスピリチュアルですね。

ワンネスは、時間も空間も超越していますから、それ自体は変わることがあり得ません。私たちは、本来はワンネスの中にいます。つまり、私たちは「ワンネスから離れている」という夢を見ているに過ぎないのです。だから、私たちはパートナーとの関係を通して学び、夢から覚めようとしているのです。それは、とりもなおさず、自らがマスターになること。ブッダやキリストになり、そして、神とひとつになるということにほかなりません。」(p.178)

「神との対話」を読まれているなら、ここに書かれていることにうなずかれることでしょう。人間関係においてのみ、私たちは進化成長します。したがって、その人間関係の中でも特に重要なパートナーとの関係が、私たちの進化成長、その行き着く先の悟り(覚醒)のために、重要な役割を果すのです。


この本では、セクシャリティな内容が、面白おかしく、そして真面目に書かれています。そしてその行き着く先が、私たちの魂の目的であり、悟りにあることも示されています。

ただ、正直なところわかりづらいです。説明が端折られているように感じます。それは、質問者にある程度の知識があるために、細部を突っ込んで尋ねていない、ということがあるのではないかと思いました。

また、途中に博士のセッションの様子が書かれているのですが、対象者がスムーズにイメージし、博士の質問にスラスラと答えていることに違和感を覚えます。まあそういうすぐにイメージできる人もいるので、これが偽りとは思いませんが、私にはできないなと感じたので。

そういったことはありますが、パートナーとの関係、セックスについて、一歩踏み込んだ内容であることはたしかです。

セックスは、神さまからの贈りもの
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 13:10 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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