胎内記憶とか生前記憶を持つ子どもの話をよく耳にするようになりましたが、その内容を描いた絵本を読みました。作者はひだのかな代さんです。友人の城村典子さんがFacebookで絶賛お勧めされていたので、買ってみることにしました。
淡いピンク色で統一された絵本は、愛に包まれた魂の世界をイメージさせます。魂たちは、雲の上で神さまと一緒にいたと言います。神さまはそこで魂を創り、この世に産まれるまでの間、魂のお世話をするのだそうです。
そして産まれる時、魂は自分でお母さんを選びます。そして、1つだけお母さんへの贈り物を選んで産まれるのだと言います。
勇気のある魂は、あえて「病気」という贈り物を選ぶことがあります。持って生まれた障害や病気は、お母さんへの大きな贈り物でもあるのですね。
この絵本だけで、すべてのことを語るものではありません。本の帯に「親子で読んでほしい本」と書かれていますが、そうすることでお子さんの記憶を引き出すことになるかもしれませんね。
たとえお子さんがまったく覚えていないとしても、この本を読むことで、想像してみることができるかもしれません。実際、生前の記憶を持った子どもは大勢いるのですから。
