2017年03月29日

かさじぞう



絵本を読みました。すでによく知っている昔話ではありますが、いつも行く「サロン文庫」に、この物語の絵本を置きたくなったのです。

「かさじぞう」という話は、全国各地に残っている昔話のようです。話の内容は大体似ているのですが、微妙に違いがあるようです。この絵本の作者は山下明生氏、絵は西村敏雄氏です。


ではさっそく、一部を引用しながら・・・と言いたいところですが、これは絵本ですから、それほど引用するところもありません。

話の大筋は、以前にブログ記事「笠地蔵が教えてくれる豊かになる生き方」で書いてますので、そちらをご覧ください。


私が覚えている話では、お地蔵さんは7体で、おじいさんが持っていたのが6つの傘でした。それで、おじいさんがかぶっていた傘を、残りの1体にかぶせてあげるというもの。

この絵本では、お地蔵さんは6体で、おじいさんが持っている傘は4つになっています。さらに、一つひとつ傘をかぶせていくのに、いちいち木の雪が落ちてくるという細かな設定まであります。

そういう違いはあるものの、おばあさんが温かく迎えてくれること、お地蔵さんがお米など年越しに必要なものをたくさん運んできてくれることなどは、どうやら同じようです。


前のブログ記事では、「良いことをしましょう」という道徳的なことだけではなく、「引き寄せの法則」を示していると書きました。そのポイントが少しあいまいだったので、ここで捕捉します。

まず1つは、「結果に執着していない」ということがあります。おじいさんもおばあさんも、お地蔵さんによくしてあげたから、良い結果が得られるなどと思っていません。

ただ良くしてあげたかったからしてあげた。それだけなのです。それで満足しています。「神との対話」で言うように、行為への情熱はあっても、結果への執着がないのです。

次に、「神との対話」シリーズ「神よりしあわせ」という本でパーソナルな引き寄せについて書いてあるのですが、その本質に適っていると言えます。

それは、黄金律の実践です。「あなたがしてほしいと思うことを、他の人にもしてあげなさい。」聖書だけでなく、世界中の多くの古典で、このことが語られています。

自分に良いことをと願うと、私たちは後ろめたさを感じます。しかし、他の人の良きことを願い、自分を少し犠牲にする場合は、私たちは心地よさを感じるのです。

「かさじぞう」のおじいさんもおばあさんも、お地蔵さんに良くしてあげたことで満足しています。お地蔵さんが寒さに震えなければ、それで良かったのです。たとえ自分が寒さに震えたとしても。

その結果、他人(=お地蔵さん)が得られた結果(=寒さに震えない=豊か)が、自分たちのものとなったのです。


「神との対話」でも言ってますが、これは計算してやっても効果は薄いようです。本心から他人の幸せや喜び、豊かさなどを願って助けると、それが自分にもやってくるのです。

なぜなら、この世に他人は存在しないから。すべてが「ひとつのもの」であるなら、他人にしてあげることは、自分にしてあげることになるのです。


この昔話が、そういう深遠な内容を知った上で作られたかどうかは知りません。しかし、この世の本質に気づいた人たちがいたからこそ、今に語り継がれているのだろうと思います。

こういう昔話は、ぜひこれからの子どもたちに読んでほしいと思いました。だから、「サロン文庫」に寄贈するために、この絵本を買ったのです。

かさじぞう
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 22:58 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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