2017年02月14日
FREEDOM
高橋歩(たかはし・あゆむ)さんの本を読みました。本と言うより、メッセージ集と呼んだ方がふさわしいかもしれません。写真をふんだんに使い、高橋さんのメッセージが書かれています。
高橋さんの本を読もうと思ったきっかけは、「なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?」の中で高橋さんのことが紹介されていたからです。
「こんな面白い生き方をしている人がいるんだ!」そう感じて、驚きや感動が心の中を駆け巡りました。それで3冊の本を買ったのです。これはその中の1冊目になります。
ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。と言っても、これはメッセージ集のような本ですから、心に残ったメッセージをいくつか紹介することにします。なお、本にページが振られていないので、参照ページがありません。ご了承ください。
「必要なのは勇気ではなく覚悟。
決めてしまえば、すべては動き始める。」
一歩を踏み出すのは、勇気というより覚悟なのだと思います。つまり、思い通りにならずに失敗してもかまわないという覚悟です。
「人生は、すべて、自分が選んでる。
だから、すべて、自分で変えることが出来る。
いいねぇ。自由だねぇ。」
人生は選択の連続ですが、いつも自分が選んでいるんですよね。ただ、そう気づいていないだけで。「仕方ないじゃない」「他に選びようがないでしょう」と言う時でも、自分の価値観が自分を追い込んでいるだけなのです。
そのことに気づけば、人生は自由なのだとわかります。自分の自由に選択すればいいのですね。
「BELIVE YOUR トリハダ
鳥肌は嘘をつかない。」
ワクワクすることをやろうと言いますが、高橋さんは「鳥肌が立つようなこと」をやろうと言われるのですね。ワクワクする、ドキドキする。ザーッと鳥肌が立つ。それは自分の中で、「これをやりたい」「これが自分だ」という合図なのです。
「何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。
誰かを愛するということは、誰かを愛さないということ。」
私たちは、1度に1つしか選べません。何を選び、何を捨てるのか。それが人生であり、自分とは何かを決めるということなのですね。
「LOVE or FREEじゃない。
LOVE & FREEなんだ。」
愛か自由か、どちらかを選ぶのではなく、愛も自由もなのです。「神との対話」では、愛は自由だと言っています。愛を選ぶから自分の自由を捨てるのではないのです。
「すべては、今、ここにある。
今、何をするかで、過去の意味も変えていける。
今、何をするかで、未来も新しく創っていける。
すべては、今、ここにある。」
私たちが生きるのは、つねに「今、ここ」なのです。今は自由に選択できます。そのことによって、過去の事実は変えられなくても、過去の体験を変えることが可能になります。また、今、何を選択するかによって、自分の未来が創られるのです。
「まずは、
やりたいことをやり始めることだ。
それをどうやって金につなげるかは、
やりながら考えればいい。」
最初に儲かるかどうかではなく、やりたいかどうかが重要なのです。やりたいことがあるなら、それをやり始めること。それでどうやって生きていくのかは、後から考えてもいいのだと、高橋さんは言います。
「「俺はひとりでもやるぜ」
だからこそ、いい仲間が出来るんだと想う。」
昨日読んだ喜多川泰さんの最新刊「秘密結社Ladybirdと僕の6日間」にも、こういう話がありました。シンクロですね。本気になるというのは、自分一人でもやると決めること。本気になることで、周りの人が応援したくなるのです。
「オレは、結婚して、さらに自由になった。
オレは、子供が出来て、さらに自由になった。
愛しあえばあうほど、人は自由になっていく。」
愛は自由だ。本当の愛がわかっていなければ、これは語れないメッセージだと思いました。
見開き2ページに1つのメッセージ。1冊読むのに1時間もかからないでしょう。けれど、一つひとつのメッセージには、非常に深い意味が込められていると思いました。
こんなメッセージを発し、そのように生きている人がいるのですね。とても清々しい気持ちになりました。そして、このメッセージの深さを感じてもらえればいいなと思います。
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