2017年02月06日

ブランド人になれ!



メンターから勧められた本です。私のメンターはマーケティングのプロなので、そういう方面の本も勧めてきます。メンターから勧められたら、基本的に断らない。それが私の流儀です。

著者はトム・ピーターズ氏仁平和夫氏の訳となっています。ピーターズ氏はマッキンゼーで勤めておられた方のようです。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

要は気がまえである。当分の間は、会社勤めを続けるとしても、個人事業主のように考え、行動しよう。個人事業主は独立独歩、頼りになるのは自分の腕だけだ。その腕をつねに磨いていかなければ、明日にでも食いっぱぐれる。個人事業主の売り物は、自分の実績と自分のプロジェクトしかない。
 だれにも頼らず自分の力で生きていける人を、私は「ブランド人」と呼びたい。ひとめで違いがわかるもの、お客さんの期待を裏切らないもの、人の心を癒すもの、グッとくるもの−−それがブランド人である。
」(p.14 - 15)

まずこのように、「ブランド人」とは何かを説明します。今はいちサラリーマンだったとしても、まるで個人事業主であるかのように考え、行動する人です。

今や、いつ会社が倒産するか、いつ自分がリストラされるかわからない時代です。やがて、会社そのものがなくなったり、ホワイトカラーのほとんどが不要になるとピーターズ氏は予測しています。そうなってもいいように、今のうちからブランド人として生きることが重要なのですね。


自分の名前をブランドにするというのは、やれと言われた仕事を嫌々やることではない。顔が見えるお客さんのために、まちがいなく付加価値がある商品を創造することだ。商品やプロジェクトを自慢のタネにすることだ。お客さんを、共謀者にし、熱狂的なファンにし、宣伝マンにし、生涯の友にすることだ。」(p.52)

仕事に対する姿勢も、ブランド人は違うと言います。自分がやることに、いつもさらなる付加価値をつけようと考えるのです。そうすることで、そのブランドが浸透していくのですね。


ストラヴィンスキーはこう書いている。上手な演奏もあり下手な演奏もあるが、問題は魂を奏でることだ。演奏が拍手喝采をあびるかどうか、それは自分の意のままにはならない。人間が意のままにできるのは、自分の意思だけだ。世間的に大成功するかどうか、それは自分の意のままにはならない。人間が意のままにできるのは、自分の意思だけだ。小手先でうまくやろう、見せよう、受けようと思えば、それほど苦しまずに美酒を味わえるかもしれない。心底真実と思うものに従い、自分の良心に従い、精神にムチ打ち、ひたすら純真を追い求めれば、深い絶望と孤独にさいなまれ、絶え間なく悩み苦しむことになる。それでもへこたれず、信念を貫き通せば、自分を鍛えてくれる。”劇場”は、いつの日か、脳天を貫くような歓喜で私たちを包んでくれる」(p.158)

これは、デイビッド・マメット氏の言葉を引用したものです。相手は変えられないが、自分の意思は自由に決められる。そこで自分がどうするのかが重要だということです。大リーガーのイチロー選手の生き方を彷彿とさせますね。

ブランド人になろうと思えば、仕事はきつくなるだろうか。当たり前さ。会社のために働いていたときよりはるかにきつくなる。」(p.160)

ブランド人になるには、はるかに高いステージに向けて、自分を押し上げていかなくてはならないのです。


ポイントはこうだ。人は人生の大半を、厚い壁の前で過ごす。どう体当りしてもびくともしない壁の前で、死にたくなることもあるかもしれない。しかし人は、その厚い壁の前で、ほんとうの力をつけていくのである。
 人は誰しも、かならず厚い壁にぶちあたるのだから、あがくよりも楽しんだほうがいいと、レナードは言う。
 いくら頑張っても前に進めないときに、自分には素質がないなどと諦めてはいけない。目には見えないところで、力が蓄えられているのだから……。それは、学んだことをしずかに吸収している時間なのだ。
」(p.207)

何かを習得しようとする時、一気に上達する時期もあれば、壁にぶち当たる時期もあります。その壁にぶち当たった時、諦めてはいけないと言います。それは、大きく力を蓄え、次元上昇しようとしているからなのです。だからこそ、その間をも楽しむことですね。


この本には、非常に多くの行動指針が書かれています。大雑把に見ると、1つは普段自分がやらないことをやろうという指針です。自分のキャパを大きくするには、いつもではない自分を体験することが重要なのですね。

もう1つは、人脈を構築するということです。重要だと思う人、あるいは自分の枠を超えた面白い人、何か感銘を受けた人などと食事をする機会を作るなど、交流することを勧めています。

3つ目は、自分のブランドを考えることです。自分にはどんな特徴があって、どんなメリットを提供できるのか。自分の商品は何かを考えることです。

他にもいろいろありますが、私の記憶に残ったのは上記の3つでした。そして、ブランド人という考え方を自分の信念にすることが、もっとも重要なのだろうと感じました。会社などに依存するのではなく、独立独歩の気概を持つことです。

自分の仕事に対する考え方を変えてみたいのでしたら、ぜひお勧めします。

ブランド人になれ!

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 10:12 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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