喜多川さんは塾で生徒を教えていて、読書の素晴らしさを伝えたくて、小説を書かれるようになったのだとか。なので、本を通じて主人公が成長していくような作品がけっこうあります。
喜多川さんの小説は、純粋に小説としても面白いし、自己啓発本という側面もあるように思います。ですから、若い人へのプレゼントにも最適ですね。
◆喜多川泰さんの本
・「「また、必ず会おう」と誰もが言った。」
・「「手紙屋」」
・「賢者の書」
・「上京物語」
・「手紙屋 蛍雪篇」
・「ライフトラベラー 人生の旅人」
・「君と会えたから」
・「スタートライン」
・「One World」
・「書斎の鍵」
・「おいべっさんと不思議な母子」
・「「福」に憑かれた男」
・「心晴日和」
・「母さんのコロッケ」
・「株式会社タイムカプセル社」
・「秘密結社Ladybirdと僕の6日間」
・「きみが来た場所」(「母さんのコロッケ」の新装版)
・「プロは逆境でこそ笑う」(共著:清水克衛,西田文郎,出路雅明,植松努)
・「ソバニイルヨ」
・「運転者」
・「よくがんばりました。」
・「おあとがよろしいようで」
どれもこれもお勧めなのですが、映画にもなった「またかな」こと「「また、必ず会おう」と誰もが言った。」は、特に若い人にお勧めです。
そして最新の「書斎の鍵」も、書斎を持つことを勧める内容で、紙の本とのふれあいを大事にする気持ちが伝わってきます。
また「One World」は不思議な内容で、すべてがつながっているという世界を描き出しています。ある意味で「神との対話」などのスピリチュアル系に似た感じで、ものごとの本質を描いています。
※参考:「「ひとつのもの」とつながる何かをする」,「晴耕雨談 第1弾」
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