2016年09月04日

映画「フェーン・デー」を観ました

9月1日に、妻と一緒に映画を観に行きました。いろいろ迷った挙句、あまり期待もせずにタイのラブコメディーを観ることにしました。

タイトルは「แฟนเดย์..แฟนกันแค่วันเดียว」です。「フェーン・デー..フェーン・ガン・ケー・ワン・ディァオ」と読みます。

「フェーン」はタイ語で「恋人」です。「デー」は英語の「Day(日)」です。タイ語は後ろから修飾するので、「1日の恋人」となります。

サブタイトルは、「たった1日だけの恋人」という意味ですね。

映画「フェーン・デー」


タイのラブコメディーは、笑いあり、涙あり、ロマンスありと、なんでもてんこ盛りにするのが普通です。この映画も、そんな感じで展開しました。

そしてラストは・・・。切なくて、泣いてしまいました。そして、本当の愛とは何かを、考えさせられたのです。

こんな深い内容とは、思ってもみませんでしたよ。今年一番のオススメ映画として紹介したいです。

おそらく、日本で公開されることはないでしょうから、もしDVDが発売されたら、それをご覧ください。間違いなく、素晴らしい作品です。


かなりネタバレになりますが、内容を説明しておきますね。(映画で楽しみたい人は、読まないでください。)

主人公の男性デンは、同じ職場のある女性のことが大好きでした。彼女のことは何でも知りたい。どんな食べ物が好きなのか、どんな音楽が好きなのかなど、彼女のことを知ろうとします。

そして、彼女が困っていると、ひそかに助けたりします。自分がやったとは言わずに。

しかし、彼女には恋人がいます。同じ職場の上司で妻子持ち。つまり、不倫なのです。


そんなある日、職場で北海道旅行をすることになりました。デンは彼女を見守りますが、彼女は恋人とずっと一緒です。

しかしそこに、上司の妻子がやってきました。上司と一緒に、途中からは他(東京)へ旅行するのだと言って。

その様子を見ていた彼女は、ショックを受けます。彼氏はやはり家族が大事なのだと。自分はいったい何なのか・・・。


次の日、移動のバスに彼女は乗りませんでした。デンも乗らずに残りました。彼女のことが心配だったのです。

彼女は、滑れもしないスキーを履いてリフトに乗ります。デンも後を追いかけますが、滑っていった彼女を見つけられません。

何度も転びながら下まで降りても、彼女の姿はありません。遭難したのでは?デンは必死に探します。

やっと彼女が発見されましたが、彼女は記憶喪失になっていました。3年くらい前からの記憶がないのです。

「あなた誰?」と問われたデンは、「恋人だ」と嘘をつきます。

医者から、彼女は次の日になると前日のことを覚えていない、と聞かされていました。だから、1日だけ恋人になって、彼女が北海道旅行で恋人と一緒にやりたかったことを、すべて叶えてあげようとしたのです。

最初は、恋人だということが信じられず、デンによそよそしくする彼女ですが、少しずつ心を開いていきます。そして夜に札幌雪まつりを見るころは、完全に恋人同士のようになったのです。

二人はキスをし、彼女はデンをベッドに誘います。そのときデンは、意を決して真実を伝えたのです。


彼女は、自分は本当にデンを愛しているのだと、自撮りの動画を残します。もし、自分がそのことを忘れていたら、その動画を見るように言ってくれとデンに伝えて。

翌朝、彼女が目覚めると、そこにデンの姿はありませんでした。彼女は、デンのことも、二人で旅行したことも、すっかり忘れてしまっていました。

職場に戻ると、友だちが撮った写真を見せてくれといいます。彼女は記憶がないので、どこも見に行かなかったと言いました。しかし写真を見ると、自分が行きたかったところへ行っていたことがわかります。

そして最期が、動画になっていました。その動画は、札幌雪まつりのものでした。誰と一緒に見に行ったのか、誰がこの動画を撮ったのか、彼女にはわかりませんでした。


デンは、彼女が寝ている間に、デンのことを愛していると語った彼女の動画を消しました。

そして職場を辞め、彼女の前から姿を消したのです。


ハッピーエンドではありません。

彼女に嘘をついて恋人だと言ったのは、1日だけでも恋人同士になりたいという欲望とともに、彼女に北海道の思い出をあげたいという優しさからです。

彼女が前の日のことを忘れた時、もう自分は恋人だったことを捨てなければならないと、デンは思ったのでしょう。

北海道旅行の思い出は、写真や動画で残せます。しかしその中に、自分が一緒だったことは残せなかったのです。

なぜなら、愛しているから。


切なくなるラストでしたが、とても深いものを感じました。

前に見た「ピー・マーク・プラカノン」も素晴らしかったですけど、この映画も本当にすごいです。タイの映画のレベルは、かなり高いと思います。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 17:30 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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