たまたま神渡さんの本を読んで感動したことを知り合いに話すと、その人が神渡さんを知っていると言います。それで、会う機会があるからと言われて、連れて行っていただきました。
当時は、川崎市に住んでおられました。私が新聞配達をしていた区域の近くだったと記憶しています。今は、千葉県の佐倉市に住んでおられます。
脳梗塞から半身不随となり、自分の人生はこれで終わりかというどん底を経験された神渡さん。そこから、師父として慕う安岡正篤(やすおか・まさひろ)氏のことを書きたいと思われて、作家になられたのです。
神渡さんの本の多くは、それほど有名でもない人を取り上げて、その人がいかに輝いた生き方をしているかを紹介するものになっています。安岡氏の「一燈照隅 万燈照国」の教えのように、足下を照らしながら生きている人の生きざまを紹介し、人々に生きる勇気と希望を与えるものになっているのです。
◆神渡良平さんの本
・「神様が教えてくれた幸福論」(小林正観)
・「西郷隆盛 人間学」
・「安岡正篤 立命への道」
・「中村天風「幸せを呼び込む」思考」
・「一隅を照らす生き方」
・「静寂の時間がいのちの根を養う」
・「安岡正篤「宇宙と人生」」
・「人間この輝かしきもの」
・「天翔ける日本武尊」
・「孤独になる前に読んでおきたい10の物語」
・「安岡正篤 人生を変える言葉」
・「佐藤一斎「言志四録」を読む」
・「中村天風人間学」
・「苦しみとの向き合い方」
・「共に生きる」
・「アメイジング・グレイス 魂の夜明け」
・「志が人と組織を育てる」(堀地速男)
・「はだしの聖者」
・「自分の花を咲かせよう」
・「春風を斬る 小説・山岡鉄舟」
・「いのちの讃歌」
神渡さんの本はどれも素晴らしく、感動させていただけるものです。
「神様が教えてくれた幸福論」は異質で、小林正観さんとの対談になっています。同い年ということもあり、意気投合されたようです。ついでに、斎藤一人さんも同い年なのだそうです。神を語る3人の同い年。とても奇遇です。
記憶している中で最も感動したのが「西郷隆盛 人間学」です。アユタヤへ行く車の中で読みながら、不覚にも涙をこぼしてしまいました。運転手に見られたのではと、ハラハラしましたよ。
どの本を読まれても間違いないと思います。自分もこんなふうに生きたいなあと、思わせてくれる本ばかりですから。
※参考:「また大量に本を買いました」,「宇宙と一体になること」,「神の慮り(おもんばかり)」,「読書は瞑想です」,「子どもの死というつらさを乗り越える」
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