2016年08月11日

絶対、よくなる!



また斎藤一人さんの本を読みました。

一人さんの本は、最近のは講演録ばかりでした。もうご自身では書かれないのかと思っていましたが、「一人さん書き下ろし」となっていたのでびっくりしましたよ。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

イヤミを言われようが、悪口を言われようが、何を言われても、
「この程度の報いで済んで、本当によかった」を四回。
「ツイてる♪」を九回。
 言ってみてください。嫌なことは消えてなくなっちゃうんです。
」(p.30)

私たちの心は磁石のようなもので、想うことと同じ現象を引き寄せると一人さんは言います。ですから悪いことがあっても、「良かった」「ツイてる」と言って、その言霊の力でそう思えるようになることで、「良い」「ツイてる」という現象を引き寄せるのですね。

4回とか9回という回数にどういう根拠があるかは知りませんが、具体的にこう指示されているのですから、一人さんを師匠とされる方は、この通りにやってみるべきでしょうね。

そうでない人でも、「引き寄せの法則」を信じるのなら、このように言い、そう思えるよう努力するのが良いと思います。


時は流れ、景色も人も変わります。
 それも、いいほうに変わるんです。
」(p.42)

「神との対話」シリーズでも、変化は進化成長だと言っています。つまり、良い方向への変化しかないのです。一人さんも、良くなるような流れが宇宙にはあるのだと言います。

ですから、何が起ころうともそれは良い方向への変化ですから、安心していていいのですね。


ウマくいかないとき、苦労しているときは、自分で自分に「おかしい」と言ってください。
 ちなみに、この言葉は自分の間違いに気づく魔法の言霊です。

 間違いをあらためないまま、「いや、私はもっとがんばりたいんです」はいけませんよ。がんばって間違いを続けるとたいへんなことになってしまいますからね。
」(p.47)

たとえば儲からなくて生活が苦しいなら、「おかしい」と口に出して言うのです。そうすると、何がおかしいかという気づきが与えられるのですね。

もちろん、他人や環境のせいにしては意味がありません。自分の間違いに気づくためですから。


ただし、行動に移そうとしたときに、「自分はツイてる♪」と思えないと、人はなかなか行動に移すことができません。「自分はツイてない」と思いながら行動したとしてもウマくいかないように、この世はなっているのです。」(p.59)

一人さんは、「この地球という星は「行動の星」です」と言われて、行動することを勧めています。

しかし、ただがむしゃらに行動すれば良いのではなく、「ツイてる」と思いながら行動することが重要なのですね。


笑ったり、泣いたり、いろんな想いをするなかで私たちは心を耕し、ちょっとずつ知恵をつけ、さらに豊かになっていきます。経験が豊かさの生みの親です。
 だから経験したい。だから、何回も生まれ変わります。
」(p.65 - 66)

体験が重要だということは、「神との対話」でも言われている通りですね。その体験のために生まれてきたのであり、体験のために生まれ変わるのです。

私の言う「魂の成長」とは、何かをガマンしたり、非の打ちどころのない人格者になったりすることでは、ありません。
 そして、ここが肝心です。
 いまの自分を、ちょこっとだけ、バージョンアップできれば、それでOKなのです。
」(p.66 - 67)

何度も生まれ変わるのですから、いきなり完璧を求める必要はありません。いえ、完璧を求めてはいけないのです。

キャバクラへ行きたい人はキャバクラへ行って、そこで好かれる人間になろうとすれば良いのだと、一人さんは言います。無理とか我慢とかせずに、楽に生きることが重要なのですね。


だから、神さまはずっと、私たちのことを見ていて、よくしてあげよう、もっとよくしてあげようとしているんです。
 私たちを苦しめようとしているのではないのです。
 よくなるチャンスを与え、次もまたよくなるチャンスを与えるだけ、なんです。
」(p.110)

「困ったことは起こらないよ」って。
 一見すると困った”そのこと”が、自分をより豊かにより幸せにしてくれる”階段”なんですよ、って言うんです。
」(p.111)

困ったと思えるようなこと、たとえばリストラされるとか、失恋するなどということは、もっと豊かで幸せになるためのステップに過ぎないと言います。

常にもっと良くなるためのチャンスが与えられている。そう考えることが重要なのです。


他人(ひと)を平気で傷つけちゃう”嫌なヤツ”は、もう放っておきましょう。
 そういう人はね、たいがい他人を傷つけている自覚がないんです。母国語が”悪口語”なんです。”悪口の国”というのがあって、そこに生まれ育って、ずっと暮らしているんです。
」(p.162)

母親と同じくらいの年齢の女性に対して「おねえさん」と呼ぶように、少し相手が喜ぶように考えて言葉を使う。そういうことが重要だと一人さんは言います。

しかし、そうでない人もいます。そういう悪口とか不平不満、批判非難を言う人は、放っておくようにと言います。そういう人を批判したら、同じことになりますからね。

そのための見方が面白いですね。「悪口語」が母国語だと思えばよいのだと。たしかに、母国語ならしょうがありませんからね。

だけど、そういう人なんだということがわかったら、多少は相手を見るときに見方が違ってくるじゃない?
 それに、人は変わるんです。絶対によくなるの。
」(p.163)

でも、そういう人であっても必ず変わるし、良くなるのだと言います。ですから、今は「悪口語」を習得する段階なのだと見てあげること。子どもがいつかは大人になるように、そういう人も「悪口語」を卒業する時が来るのですから。


「私の”お役目”はなんでしょう」とか、「私の”生きる道”はなんだろう」などと、あなたが考える必要はないんです。
 自分はツイてると思いながら、自分ができることをやればいいだけなんです。
 それをやっているうちに、その人、その人なりに、ツイてる♪ すごいことが起きる。
 人生というのは、そういうふうに、なるようになるものなんです。
 だから安心してればいいですよ。ツイてる♪ ツイてる♪
」(p.190)

どう生きなければ意味がないとか、使命を見つけなければなどと、大上段に構える必要はないのです。必ず導かれるし、何もなくても、それが魂にとっての課題なのですから。

したがって結論は、やはり「安心している」ことになります。導きを信じて安心していれば良くて、そうであれば人生は必ずツイているのですね。


これまでの本で多くを引用しているので、ここでは最小限に留めました。本当は、一番最後の引用だけでも良いくらいだと思います。

ただ安心していること。それで上手く行っているのだということ。一人さんの考え方の根本が、よくわかる本だと思います。

絶対、よくなる!
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 16:18 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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