2016年06月06日

夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?



昨年、バンコクでも講演をされた石田久二(いしだ・ひさつぐ)さんの本を読みました。

昨年くらいにこの本の紹介を見て、「あー、また引き寄せ系なんだろうな。」と思って放っておいたのですが、割りと最近になってまた見かけることがあり、それなら何か意味があるのだろうと買ってみたのです。

手にとって読み始めるまで、あの石田さんの本だと気づきませんでした。

実は昨年の4月、講演を聞いたあとのメルマガでは、石田さんのことを紹介していました。そのとき、この本のことも紹介したのですね。すっかり忘れていましたよ。


ではさっそく、一部を引用しながら本の内容を紹介しましょう。

「石田さん、人生はね「思い込み」だけで決まるんですよ」

 そう、最初の話に戻るんだけど、そこは年収1億円の言葉の重み。
 妙に説得力があった。

「かなわない」という思い込みを「かなう」に変えるだけ。
」(p.12)

27歳でニートの石田さんは、時給650円のバイトから始めて、やっと正社員になっても月収12万円。それでいて仕事は超ハードで、身体もボロボロになりました。そこでスピリチュアルに走ったのですが、「ツイてる」と言いまくっても効果が出てこない。

そんなときに出会ったのが、年収1億円というビジネスマン。どこにでもいる感じの人が放った言葉が、石田さんを変えることになりました。


どの人も、ギリギリまで追い込まれてふっと力が抜けたときにかなっている。
 自己啓発書などには、よく「願いは忘れたころにかなう」って書かれているけど、これと同じこと。

 その状態を「さとり」と呼んでいる。
」(p.32)

「思い込み(ビリーフ)」を変えるには、ギリギリまで自分を追い込んで、そこでふっと力を抜くことが重要なのだと、石田さんは発見されたようです。

「人間万事塞翁が馬」っていうけど、そのときどきで困ることはあっても、売上げが下がること自体が、すべての人にとって絶対的に普遍的に「悪」でもない。
 少なくとも自殺するようなことじゃない。
」(p.36)

追い詰められてふっと力を抜く感覚は、状況を受け入れることだといいます。だって、どうしようもないのですから。そのとき、「悪い」と思い込んでいただけで、他の価値観で見れば、大したことないと言えるんじゃないかと気づく。それによって、力が抜けるのです。

そもそもオレたちは、この世界をそれぞれのフィルターを通して見ていて、「あるがまま」の世界など見てない。
 さとりとは、まさにこのフィルターを外すこと。
 自我、つまりフィルターの線がすべて消え去ったとき、初めて世界が「あるがまま」に見えるようになり、すべては「ひとつ」ってことに気づく。
 これは、精神世界では、「ワンネス(Oneness)」と呼ばれている。
 すべてはひとつで、そこははじめから一切の差のない世界。
」(p.42)

悟ることは、自分が自分の価値観(信念=ビリーフ)というフィルターを通して世界を見ているのだと、単に気づくことなのですね。そうすれば、本当は「ひとつのもの」しかないのだとわかるのです。

喜びも、苦しみも、すべて自我、つまりフィルターが作っているとすれば、もともとのひとつの世界に戻ることで、すべての喜びと苦しみが消滅してしまう。
 だけど、人間として産まれた以上、喜びも苦しみもない人生はあり得ない。
 だったら、これからはできるだけ喜びを選択するようにすればいい。
」(p.42)

つまり、フィルターを意図的に選べばいいだけなのです。自分の価値観を、自分に都合がよいように変えるだけで、喜びを選択できるのですね。


石田さんはこの本で、100日で願いをかなえる「秘伝」を公開しています。そのエッセンスを紹介しましょう。

それは、1日の最後に、100日以内に叶う3つの願いを、否定形と形容詞を使わずに具体的な言葉で、完了形や進行形にして、3回ずつ書くというものです。

書く時のポイントは、大きく息を吸って止めて、その間に1つの願いを3回書き、大きく息を吐きます。これを3つの願いに対して行い、最後にリラックスして「ありがとうございました」と書きます。ここには先程の、とことん自分を追い詰めるストレスと、ふっと力を抜くリラックスが含まれています。

このように書くことを、1日も欠かさず100日間続けることが「秘伝」なのだそうです。しかし、この続けることが意外と大変で、多くの人は続けられないと言います。

オレがいままで見たところ、100人に3人も続けばいい方かな。
 そしてその3人が実際に夢をかなえている。
」(p.166)


だからいま、つらくても大丈夫。
 そのうち、忘れるから。
 願いがかなわなくても大丈夫。
 そのうち、かなうから。
 それよりもさあ、「いま」を味わいつくしましょうって言いたいわけ。
」(p.241)

石田さんがインドへ行ったとき、暴漢に襲われたりして所持金がなくなったそうです。それで、予定日まで般若心経を1000巻唱えることにしたのだとか。そのとき、「この世の中は、この宇宙は、感謝でできているのか。」(p.238)と悟った経験があるそうです。

だから石田さんは、大変なことが起こって大丈夫だと言います。ストレスが強いほど、そのあとのリラックスによって大きな願いが叶うのだからと。


では、どうすれば苦しみから解放されるのか。
 それがまさに、あきらめる。戦おうとしない。
 ただ、身体の力を抜いて、息をふーっと吐く。
」(p.249)

出来事に抵抗せずに、闘おうとせずに、あきらめて受け入れればいいのです。「しょうがない。」「これもまたいいか。」「なんとかなる。」などの言葉で、現状を受け入れるのです。


もちろん願いをかなえるにはストレスの時期も大切。
 だけど、本当に願いをかなえる人は、ストレスがリラックスに転じることを知った上で、むしろストレス自体を楽しんでいるところがある。
」(p.254)

ストレスが起こったら、不都合な出来事に遭遇したら、そのときに「チャンス」だと感じているんですね。だからストレスそのものも楽しめます。これは、そういう仕組を信頼しているからできることです。つまり、人生を信じているんですね。


そして、そのような本物の占い師は人を脅すようなことは言わない。
 スピリチュアルにかかわる仕事をしている人に対して、本物と偽物の線引するところもここ。
 本物はけっして人を脅さない。偽物は10回のうち9回くらいはいいことも言うけど、1回の強烈なネガティブメッセージで人を陥れようとする。
」(p.265)

これはまったく同感です。「脅す」というのは、「恐怖(不安)」によって他人をコントロールすることです。他人に自分の価値観を押しつけることです。これほど本質から離れたことはないと思います。


そもそも「大丈夫」な世界なんだけど、オレたちが幸せを感じ、そして魂を成長させるために、あえて「苦」ってものが用意されているだけ。」(p.275)

私たちは、成長するために生まれてきました。成長することが、私たちの幸せなのです。魂が成長するためには、「苦」が必要なのだと石田さんは言います。ですから、安心して苦しむことが重要なのですね。

結果は確かに「失敗」だったかもしれない。だけど、いうまでもなく出場してよかった! なぜなら、「成長」できたから。」(p.282)

石田さんはこれまで、直感(気づき)にしたがって、無謀と思えることに挑戦してきたそうです。それらがすべて成功したわけではなく、上手く行かずに撤退することもあったとか。でも、その挑戦には意味があったと言われるのです。

それをやったからといって、必ずしもうまくいくとはかぎらない。
 だけど、宇宙の目的はあなたを一時的に成功させることではなく、「成長」させること。
」(p.283)

ですから、宇宙(人生)を信頼して、直感(気づき)に従うことが重要なのですね。


フランクで独特な語り口の石田さんの講演が、目の前に蘇るような気がしました。叶えたい目標や夢がある人は、ぜひこれを読んで、100日間の秘伝に挑戦してみてください。

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タグ: 石田久二
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:29 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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