2015年10月13日

未来の扉を開く心の授業

未来の扉を開く心の授業

自称”変態”のたまちゃん先生こと小玉宏さんの小冊子、「たまちゃん先生の”ココロが元気になる小冊子シリーズB”」を読みました。

これまでに第1弾「いつも心に太陽を」、第2弾「小さな一歩が世界を変える」を紹介しています。それ以外にも、ミニ小冊子という10ページ程度のものもあります。

「(質問)いかにすれば、さらにみんなの可能性を引き出すことができると思いますか?(答) 自分が、可能性にチャレンジすることでしょ。全部そうなんですよ。「人が」、じゃないんですよ。人をどうにかしたいっていう、まず前に、自分をどうにかしなさ...

Posted by 幸せ実践塾 on 2015年9月30日


いずれも、一般の書店では売られていません。たまちゃんファミリー島根支部の大島健作さんの会社のWEBサイトで販売していますので、そちらから注文してください。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

でね、どうやって死のうかなって考えりゃ考えるほどね、不思議なもんですよね、人ってね、自分が死ぬって考えりゃ考えるほど生きる希望が湧いてくるんですよ。
私、生きるのがつらかったとき、あるいは死が怖かったときは、死について考えるのを避けていたときだったんです。自分がいつか訪れる死というのは怖かったので、怖いものは見ないように見ないようにしていたんですよ。そしてそのときが一番怖かったんですよ。
」(p.4 - 5)

このことは、前に紹介した「不安をなくす技術」の中で嶋津良智さんが言われていたことと、まったく同じですね。はっきりしないもの、おぼろげに見えているものが不安になります。不安とは怖れですからね。

ですから、はっきりと見つめるようにすればいいのです。


なんでそういう物語に、そういう時期に出会うのか不思議ですけどね。自分に足りなかったのはこれなんだ、と思ったんです。子どもたちが私に依存していたように、私も子どもたちにべったり依存しとったんですよ。子どもたちがたくさん寄ってきてくれることが、私の実績だと勘違いしとったんですよ。」(p.19)

中学を卒業した教え子が、高校に馴染めないと言って訪ねてくることが多かったころ、たまちゃん先生は高校の先生をダメな教師だと見下していたそうです。そんなときに、キタキツネの物語と出会ったのだとか。

その物語は、キタキツネの親が、ある日突然、コギツネに噛み付いて追い払ってしまう、という話だそうです。強制的に親離れさせるためですね。そうすることで子ギツネは1匹で生きていくことになり、成長していけるのです。

たまちゃん先生は、その物語から教えられたと言います。卒業した生徒が戻ってくるのではなく、逆に自分から離れていってしまわなければ、本当の意味で生徒の自立はないのだとわかったのです。


人ってね、こう思うんですよ。おんなじ思いの人ばかりじゃない。時には、全然考えや意見の違う人とチームを組まなきゃいけないこともある。学級とか社会、会社でもそうでしょ。でもね、違う意見だからチームが組めないのかというと、どうもそうじゃねえんだなって思ったんです。向いている向きが一緒だったら、求めている場所が一緒だったら、自分の考えの違いを乗り越えて仲間になることはできるんやなと思ったんです。『友達』と『仲間』ははっきり違うなあと思ったんですよ。」(p.35)

はせくらみゆきさんもセミナーで、同じ様なことを言われてました。それぞれが違っていていいし、その違いの上にさらに大きな屋根をかける。それが日本人のであると。

ですから、まったく違う人が集まって友達になれなくても、目標を1つにして仲間になればいいのです。夫婦も家族も、そういう仲間だと思います。


いつの時代も子どもを変えるのは親の涙であり親の愛なんですよ。そしてね、親のこの一言です。『あなたを信じている。』、『あなたなら大丈夫』っていう言葉。『最後の最後まで、私が味方だから』っていう言葉なんですよ。その言葉をお子さんに、だまされたと思ってかけてあげてください。」(p.49)

野口嘉則さん「僕を支えた母の言葉」では、まさにそうやって子育てした結果が示されています。

「信じる」というのは、思い通りにならなくても信じ抜くことです。子どもの本性を疑いなく信じ切ることです。「裏切られた」などと言うなら、それは信じ切っていません。それは本当の意味での「信じる」ではないのです。


ですのでね、私たちのできることは一つ。『目の前の人に笑顔になってもらえばええんや』。出会った人が笑顔になって、「またこの人と会いたいな」って思ってもらえるような人になる、それが『お天道様のように生きる』っていうことなんですよ。お天道様って、『惜しみなく与えなさい』っていう生き方です。何を与えるかまで決まっていますよ。『熱と光を与えなさい』っていうことなんですよ。いつも周りの人にあたたかくいなさいよ。いつも周りの人を照らしてあげなさいよ。それがあなたの生き方なんですよ。そしてその生き方は天の道なんですよというふうに教えている。だから、おてんとうさまのことを天の道って書くわけですよね。
 皆さんは、どこかの誰かを照らすために、どこかの誰かにあたたかさを与えるために、この世に生まれてくるわけです。そして、その熱と光をお子さんに託しているわけです。
」(p.65 - 66)

愛するとは、無条件で目の前の人に笑顔になってもらおうとすること。仮に笑顔になってくれなくても、相手を恨んだりするのではなく、もっと工夫して笑顔にしてあげたいと考える。そういう情熱を持つことですね。

常に温かい気持ちで他人と接すること。そして、他人を照らしてあげること。その素晴らしさをたたえて、スポットライトで照らしてあげることですね。


たまちゃん先生は、全国を講演して回られています。この小冊子は、その講演から起こしたものです。

私もいつか、その講演会へ行って、たまちゃん先生とお会いしたいなと思いました。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:02 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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