タイ・バンコクで日本のパスポートを更新しました。
実はこれで2回目です。もう在タイ丸13年になりますから。
ちょうどよい機会ですので、パスポートの更新の仕方をまとめておきます。
まずは何はともあれ、日本大使館のWEBサイトで最新の情報を入手しましょう。情報は変わりますから、行く前に必ずチェックしましょう。
「旅券」−「切替」とリンクをクリックしていくと、更新に必要な情報が書かれたページ「2.パスポートの切替発給」に飛びます。
更新には写真が2枚とパスポート原本が必要です。申請書などは大使館に用意されています。
ただ、どんなことを書く必要があるのか知っておくために、「一般旅券発給申請書の記入見本」とあるリンクをクリックして、PDFファイルの見本を見ておくとあわてずに済みます。(2017年2月20日現在、申請書のダウンロードが可能になっています。)
本籍とか現住所(タイの住所)など、普段あまり書かなくて覚えていないものは、事前に調べておかないと書けませんからね。
準備ができたら、大使館へ行きます。「窓口受付時間」のリンクをクリックして、開いている日時を確認しておきましょう。
現在は、「申請・交付時間:月〜金 8:30〜12:00 13:30〜16:00」となっています。また「休館日:土日、タイ国祝日、他」となっていて、PDFファイルで確認できるようになっています。
大使館の場所ですが、今はウィタユ通りにあります。
以前はペップリー通りとアソーク通りの交差点に大使館があり、領事部はアソーク通りのサーミットタワーに入っていました。
ウィタユ通りの大使館は、入り口が2ヶ所あります。北側が正門のようです。
パスポートやビザ関係は領事部なので、南側の入口から入ります。
入り口にガードマンがいるので、パスポートを見せたり、氏名や要件を書いたりして中に入ります。
中に入ると、X線で持ち物検査と金属探知機の検査をする場所があり、そこを通ってから申請する部屋に入ります。
中に入ると、右手に申請書が並べてあり、そこで記入できるようになっています。パスポート更新の申請書と、ビザ移し替えのための書類の一部(自分の名前や旧パスポートの情報)を記入します。
右奥に番号札の発券機があるので、申請時はDのボタン、受け取り時はEのボタンを押して、番号札をもらいます。
順番が来たらカウンターへ行って、申請書などを提出します。確認してもらってOKなら、引換証をもらいます。
そこに、いつから受け取れるとか、いくら手数料がかかるなどの情報が書かれています。
次に受け取りに行くときは、入り口でパスポートの代わりにこの引換証を見せます。
パスポートの更新では、受け取りは必ず本人が行かなくてはならないようですね。
受け取りのときは、Eボタンを押して番号札をもらい、順番が来たらカウンターへ行き、古いパスポートと新しいパスポートをもらって手数料を支払います。
新しいパスポートはICチップが入っていて、その内容が正しいかどうかをモニターで確認するよう言われました。
西暦が下2桁で表示されるため、ちょっと違和感がありましたけどね。だって誕生日は1900年台ですが、パスポートの有効期限は2000年台と違うのに、下2桁だけ表示されると「なんだ、この数字は?」と思っちゃうんですよ。
古い方のパスポートには、穴が開けられます。新しい方は、ICチップのマークもありますね。
ICチップは、パスポートの真ん中のページに入っているのですね。初めて見ました。ちょっと厚めの硬いページが挟まっている感じです。
折り曲げないよう注意書きがありました。
また、ビザの移し替えのための大使館が発行する書類ももらいました。
これはタイのイミグレーションが要求しているものだそうです。新旧のパスポートを紐付けする書類なのでしょう。以前の更新のときは、この書類はありませんでした。
前の更新の時も思ったのですが、更新するとパスポート番号が変わるのです。どうしてなのでしょう?
パスポート番号が変わるから、紐付けが必要になるのです。同じ番号を引き継げば良いと思うのですが、なぜダメなのでしょう?
タイのコンピュータ・システムでは、個人の特定はID番号で行います。
しかし外国人にはID番号がないため、代わりにパスポート番号が使われます。
でも、ID番号は一生変わることがないのですが、パスポート番号は変わるのです。コンピュータ・システムの開発をするとき、これが本当に不便なんですよね。
まあそれは余談ですが、今回も無事にパスポートの更新が終わりました。
ビザを引き継ぐには、新旧のパスポートと大使館の紐付け書類などを持って、イミグレーションへ行かなければなりません。
ただ、これは本人が行かなくてもできたはずなので、私は会社のスタッフに代行してもらいます。
2015年09月04日
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