目的は「有福cafe」の露天風呂です。ネットで見つけて、ずっと気になっていたのです。
ただ、お店のWEBサイトでアクセス方法を見たのですが、行き方がよくわかりません。これまで有福温泉へも行ったことがなかったので、グーグルマップで調べ、ストリートビューで見ようとしましたが、有福温泉の入口までしか見られないのですね。
まあ田舎ですから、道に迷うこともないだろうと思って楽観していました。しかし、実際に行ってみると、有福温泉までは行けたものの、そこから「有福cafe」にたどり着くまでが大変でした。
おそらく、同じような思いをしている人がいるのではないでしょうか? せっかくの観光資源なのに、これでは残念。そう思って、大きなお世話ですが、「有福cafe(カフェ)」への行き方(アクセス方法)およびお店の様子を写真付きで紹介しますね。
だいたい車で行かれると思います。ナビがあるので、有福温泉までは迷わないでしょう。ただ注意するのは、高速道路の降り口を浜田東ICか江津西ICにすることです。
私は江津西ICから県道299号、県道50号と進んで、有福温泉に行きました。グーグルマップだと、県道50号が大きく曲がったところに有福温泉に向かう道が2本あるように見えます。そして、曲がってから入る道が「有福cafe」に近いように見えます。
でも実際は、手前側ですからね。カーブを曲がらずにまっすぐ進む感じになります。
そこを入るとすぐに温泉街が見えてきます。

三叉路になっているため、まずここで迷うかもしれません。この写真の左手が外湯などの無料駐車場となっていて、そこに温泉街の地図がありました。これを見れば「有福cafe」のだいたいの場所や駐車場もわかります。これをWEBサイトの「アクセス」ページに載せて、説明を入れてほしいですね。

そこで、「有福cafe」の駐車場はどこかが気になりますよね。これ、WEBサイトを探しても見つかりません。その中のスタッフのブログに書かれているだけで、しかもカテゴリにも駐車場はないため、検索しないと見つからないのです。
・「駐車場の御案内」2014年8月10日
・「~駐車場のお知らせ~」2014年11月3日
それに、このブログ記事だけでは、場所が特定できません。そもそも「小川屋」さんとか「やよい湯」さんと言われても、その場所がわからないのですから。
あとの記事にあるように、「やよい湯」の駐車場は、まだ工事車両が使っていて、駐めることができませんでした。

「小川屋さんの階段より二台も有福カフェの駐車場」とありますが、「小川屋さんの階段」とかもわかりません。
「やよい湯」の駐車場の向かいに駐車場があり、そこにも「有福cafe」の駐車場と書かれたものを見つけましたが、こちらも駐められませんでした。地図を見ると、ここが「小川屋」の駐車場ですね。

そこで仕方なく引き返して、三叉路を左手に進み、「有福cafe」の方へ向かうと、なんと行き止まりでした。

でも突き当りの右手に未舗装の広場があったので、ここに車を駐めて、「有福cafe」で尋ねてみることにしました。

私は、ここがひょっとしたら第二駐車場なのかと思ったのですが、どうも違うようです。「やよい湯」の駐車場のまだ先みたいです。地図の右下に「観光協会P」とあるのが第二駐車場かと思います。
※店の人がここでも良いと言ってくれたので、とりあえずそこに駐めました。
ところが、ここから「有福cafe」までの行き方がよくわかりません。

階段は左と右の2つあります。どっちへ行けばいいのか・・・。道路に何やら書かれていたので見てみると・・・。

ここにも「有福cafe」の行き先は示されていませんでした。
あとでわかったのですが、少し手前の左手の壁に、「有福cafe」の広告があったのですね。歩いてくる人なら見つけられるでしょうけど、上まで車で行ってしまうと、まったく気づきませんでした。

「川沿いの階段をのぼってください」と、左手の階段を上がるように書いてあります。階段を少し上がってみると、「有福cafe」のマークも見えました。

しかし、ここが「有福cafe」ではなかったのです。雑貨屋のような店の中をのぞき込むと、どうやら違うみたいだとわかります。
その店の入口の下の方に、瓦を使った標識がありました。

かわいいけど、わかりづらいですよね。よーく見ないとわかりません。

示されている左手を見ると、また階段があります。でもその先に「有福cafe」は見えません。(あとでわかりましたが、この写真の突き当りが露天風呂施設です。)とりあえず進んでみると、階段は右に曲がっていて、その上に「cafe」と書かれた入口がありました。

ここが目的の「有福cafe」なのでしょうか?おそらくそうだと思いながらも、なんだか開けて入りづらい雰囲気があります。
これもあとで気づいたのですが、入口の下にインフォメーションがありました。

これを見れば、安心して入れたでしょうね。それにしてもわかりにくい。まあ、隠れ家的な雰囲気を出そうとしているなら、一見さんが行きづらいこの方法も間違ってはいないと思いますけどね。
店内は、レトロ&ナチュラルな雰囲気で、とても心地よい空間になっています。


木を使ったテーブルも、いい味を出しています。また、薪ストーブ(?)もいいですね。
さっそく露天風呂を申し込むと、店員の方が写真付きのメニューで露天風呂の部屋を説明してくれます。その中から1つを選んで代金を支払います。
私たちは、ともかく露天風呂だけが目的だったので、一番安い部屋を選びました。1時間で1,540円でした。
喫茶店の席で待つように言われ、店内の雰囲気を楽しみながら約20分くらい待ちました。
これもあとでわかったのですが、その間にお風呂の湯を張っていたのですね。どおりで時間がかかるわけです。最初からわかっていれば、ドリンクを注文して飲みながら待ったのですけどね。
準備ができたということで案内されたのは、先ほどの階段を右に曲がらずに突き当たったところにある建物です。
カフェに入る時に履き替えたスリッパのまま、そこまで案内されました。スリッパは上履きという観念があるため、それで外に出るというのは、どうも違和感を感じます。私は古い人間なのでしょうね。
スリッパのまま、露天風呂の部屋がずらっと並んだ中の1つの部屋に入りました。つまりカフェに入ってからは、ずっとそのスリッパです。

60分にセットされたタイマーを渡され、終わったらこれをカフェに持ってくるようにとのこと。
石鹸やタオルなどは別料金です。私は、タオルを持参しました。

少しぬるめのお湯だったので、47度の源泉を出しながら温泉につかりました。すだれがあるので、露天風呂の外の景色はほとんど見えません。(もちろん、外から中も見えませんが。)
これを露天風呂と呼ぶかどうかは、ちょっと微妙という気もしますが、まあよしとしましょう。だって貸切風呂の温泉が、安い値段で楽しめるのですから。
終わったら、風呂の栓を抜いて出るようにとのことでした。こうやっておけば、次の人が来たとき、湯の張り替えが早くできますからね。
気軽に温泉を楽しみながら、カフェで食事や飲み物を味わえる。そんな施設です。
有福温泉では、定期的に神楽の上演(毎週土曜日の夜)もあるようです。温泉宿に泊まるのもいいですが、観光がてら立ち寄って、温泉に入って行くというのもいいですよ。
私は悪くはないと思うので、こうやって紹介しました。もしよろしければ、ぜひ行ってみてくださいね。
<追記:2015年8月5日>
有福cafeさんのFacebookページに、駐車場の地図が載っていました。WEBページには、まだ載せてないみたいですね。
有福Cafeの駐車場のご案内になります♪下記をご参照くださいませ(*^_^*)http://www.arifukucafe.com/blog/2990※公衆浴場専用駐車場は公衆浴場をご利用のお客様専用となっております(>_<)
Posted by 有福カフェ 〜有福cafe〜 on 2015年7月30日