2015年03月10日

目立たなくても本当に必要とされる人になる小さなコツ



小さなコツの専門家、野澤卓央さんの本を読みました。

長いタイトルですが、「目立たなくても」という言葉にグッと来ます。おそらく私も基本的に内向的なので、あまりでしゃばるのは好きじゃないのです。

それでも誰かの役に立ちたいと思っているし、そういう生き方がしたいなと願っています。


ではさっそく、本の一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

言い訳をした瞬間、心は一瞬ラクになります。
しかし、再び自分の思い通りにならないことが起こると、また辛くなります。
」(p.15)

何か自分にとって面白くないことが起こったとき、それは他者に原因があると言い訳すると、自分の責任を問わなくて良いので、心が楽になるんですね。

変なプライドを持っていると特に、自分の過ちを認められません。自分に原因があると考えると、押し潰されそうに感じるのです。

けれども、そういうことをやっていても、何も解決しないのですね。

できない自分を認めることはとても大変なこと。
しかし、現実の自分を愛することこそ、
本当の自分を愛するということ。
」(p.17)

ありのままの自分を認めることが、本当の自己愛なのです。「今はできない自分だ」と認め、そこからスタートすることなのですね。


私が昔から大切にしてきたことは3つある。それは、
『褒めること』
『感謝すること』
『人に貸しをつくること』。
」(p.20)

他の人から求められ、必要とされている若い経営者に秘訣を尋ねたところ、こういう答が返ってきたのだそうです。

他人の良い所を見つけて本心から褒め、ささいなことでも覚えていて感謝する。それがしっかりできる人は、他人から好かれるでしょう。

そして「貸しをつくる」ということですが、その作り方にもコツがあるそうです。

相手を喜ばせるポイントは、相手の困っていることを察知して、自分から相手に対して『手伝いますよ』と、先に言うこと。」(p.22)

つまり相手から頼まれるのを待つのではなく、こっちが察知してあげて、積極的に声をかけるということです。

こんなふうにして手伝ってもらえたら、たしかに嬉しいでしょうね。そして機会があれば、お返しをしたいと思うでしょう。

なので、つねに貸しを作っておくことが重要だと言います。最低でも3つは貸しを作っておくようにと。

そして、この方法を実践していくと、きっと、
たくさんの貸し倒れが生まれる。
理不尽な断られ方もするだろう。
でもそれらの貸し倒れを気にしていてはダメなんだ
」(p.24)

いつか返してもらうためという目的で貸しを作ると、返してくれない相手に腹が立ちます。そして、そういう人が多いと、だんだんとやる気が失せるでしょう。

でも、それを気にしていたらダメなんですね。

返って来ようが来るまいが関係なく、ただ貸しを作ることを楽しむ。そういう気持ちで他人が喜ぶことをやり続けると、なぜか自分が豊かになっている。そういうものなのです。


何度言っても部下に伝わらないことがある。
それを、「部下が悪い」と嘆く前に、
半年間、嫌味も愚痴も言わずに自分が率先して、
行動してみせることが自分のためと思うようになりました。
」(p.39)

私もよく部下に対して文句を言っていたので、本当に耳が痛いです。(笑)

「自ら範を示す」こともよく言われることですが、とても重要なことだと思います。

本では、従業員がとてもきれい好きな会社に行ったので、その社長に理由を尋ねたという話がありました。社長が言うには、社長自ら早朝に掃除をするようにしたら、半年くらいから同調する人が現れ始めたのだとか。

子どもの躾でも、子どもを叱って言うことを聞かせるのではなく、親が文句を言わずにそれをやり続けることだと、どこかで読んだことがあります。

玄関の靴を揃えるというのも、親がただ黙々と、あるいは嬉々としてやっていれば、子どもは言われなくても真似るんですね。


例えば、僕が実践してとてもよかったのが、
「職場の人間関係をよくするためには、
笑顔で自分から挨拶をする」ということ。
」(p.42)

まず自分から始めること。そして、誰にも強制しないこと。笑顔は、それだけで心を和ませます。自分から挨拶すれば、親しみがわきますね。

これも変なプライドがあると、部下から先に挨拶すべきだなどと、自分勝手な価値観にこだわってしまうのです。

何ごともまず自分から。自分がほしいもの(親しみのある心遣い)を自分から与えれば、それが返ってくるのです。


相手が出す結果に対して期待するのではなく、
相手の成長を期待することが大切だと思うな。
」(p.69)

他人に期待して、それが裏切られたと言う人がいます。「アイツのこと信じていたのに、裏切りやがって!」そう言って腹を立てる人は、一人芝居だと気づいていません。

自分が勝手に、自分が望む結果を期待しただけです。相手が望む結果ではありません。自分の希望を、相手に押し付けただけです。

だから相手に期待するのは良くないと、「神との対話」でも言われている通りです。

でもここで面白いと感じたのは、「相手の成長を期待する」という考え方です。

人が成長するためには、失敗することが重要です。赤ちゃんは何度も転びながら、立ち上がることを覚えます。

だとしたら、望み通りの結果が得られなくても、それは落胆にはならないでしょう。成長のステップを昇っていることを、喜んであげることもできるはずです。

こういうものの見方は、素敵だなあと感じます。


上司がきらいであれば、
きらいという感情があることをただ認める。
例えば、上司に言われた言葉で傷ついたら、
私は傷ついている、傷ついている……。
そうやって自分で傷ついていることを認めてあげる。

すると、『私は傷ついているんだ』と、
自分を客観視することができる。
自分で傷ついていることを認めると、
感情はその状態を保てなくなる。
」(p.85)

いわゆる「感情を感じ切る」ということになるのだと思います。

感情に翻弄される人、反応してしまう人は、この元の感情を感じることを拒否しようとして、怒りの感情を沸き立たせたりします。

でも、この元の感情をしっかりと感じて、感じている自分を認めてあげれば、怒りの感情は出てこないのですね。

これも重要なポイントだと思います。


人間関係での問題がなくなる究極のコツがあるんです。
それは、「来るもの拒まず、去るもの追わず」。
」(p.124)

よく使われる言葉ですが、これが人間関係の問題を解消する究極のコツだとは、恐れいりました。

しかし、考えてみると当たり前ですよね。だってこれは「愛」そのものですから。

愛は、相手を自由にさせます。そして、相手を無条件で受け入れます。つまり、来たければ受け入れるし、去りたければ去らせてあげるのです。

もし、恋人同士の関係でこのことに気付けば、ドロドロとした確執はなくなるでしょうね。

浮気したとかしないとか、どうでもよい話になります。そういうことを言うと、「とんでもない!」と叱られそうですが、でも、これが本当の「愛」なんですよ。

これがわかるかどうかで、人生が180度変わってきます。それは私も体験しているので、そう自信を持って言えます。

悪い人が寄ってくるのも、悪いことが起きるのも、
なんらかの縁があってやってくる。
」(p.125)

例えば、自分が凛として正しい道に進めば、
悪い人は自然と去っていってくれます。
起きた問題も人のせいにせず、問題に向きあえば
自然となくなっていく。
」(p.125)

つまり、どんな悪人や悪い出来事がやってきても、それは自分にとって必要なもの(縁がある)だからなのです。

それをただ拒否していても、自分の問題が解決しません。

ですから、それらと向き合う中で、自分がどうするかが重要なのですね。それによって、そういった現象が必要でなくなれば、自然と去っていくというわけです。

浮気をしたパートナーが悪いのではありません。それは縁です。自分の中に、そういう出来事を引き寄せる何かがあったからです。

だからそれに気づいて、自分を変えることが解決策になるのですね。


普段、自分の使う言葉を気にしている人や、
自分の話す言葉に責任を持っている人は、
自分の話す言葉が、自分や周りにどれだけ大きな影響を
与えているかに気がついているからだ。
話す言葉を気にしていない人は、いつまで経っても
気づかない。だから簡単にネガティブなことや、
無責任なことを口にしてしまう。
」(p.133)

普段、愚痴や文句ばかり言っている人は、
文句が言いたくなるようなことが
次から次へとやってくる。
明るい話題を話している人には、
明るくなるような出来事が起きている。
」(p.134)

だから自分が使う言葉を意識して、自分がそうありたいと思うような言葉を使うことが重要なのです。

これは小林正観さん斎藤一人さんなどもそう言っています。それにもちろんこれは、「引寄せの法則」でもあります。


この法則は100%なんだよ。
できると確信を持って言う人はできる。
」(p.138)

なんと力強い言葉でしょう。「できる」と確信すれば、必ず「できる」ということです。

野澤さんは、ご自身でも口癖がどれだけ将来に影響するかを調べたそうです。

すると、「もうダメかも」と言っていた人はやはり「ダメ」な状態になり、「どうにかなるって!」と言っていた人は「どうにかなって」いたそうです。

それなら「絶対に上手くいく!」と言い続けた人は……、さらにいい方向に進んでいたのだとか。

言葉の力を信じましょうね。


最初から夢や目標を持って、
人のお役に立つことを目指して疲れてしまうよりも、
目の前のことを一生懸命やると、
自分でも想像できないような、
「お役に立てる場所」に運ばれてしまう。
」(p.156)

これは小林正観さんも言われてますね。だから好き嫌いを言わずに、頼まれたことは「はい」と言って受ければよいのだと。

私も、タイで生活することになったきっかけは、頼まれごとを受け入れたことでした。

私自身は、絶対に海外で仕事をするタイプではないと確信していたのですから。どこで何があるか、人生はわからないものです。


野澤さんの小さなコツは、メルマガやブログでも紹介されていて、このブログでも「今の自分のままで素晴らしい」などで紹介したことがあります。

この本もそれと同じように、35個の小さなコツをまとめたものになっています。

野澤さんが実践して効果があった小さなコツたち。どれか1つでも実践してみませんか?

目立たなくても本当に必要とされる人になる小さなコツ
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:59 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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