2015年03月03日

あなたの”可能性の種”を咲かせましょう!



辻中公(つじなか・くみ)さんの本を読みました。サブタイトルには、「泣き虫だった主婦が2万人を行動させた”キセキ”の魔法」と書かれています。

この本のことをどこで知って読もうと思ったのか忘れていたのですが、この本の中に何度も登場するある人物からわかりました。

その方は、みやざき中央新聞魂の編集長、水谷もりひとさんです。水谷さんはこの本の帯にこういう言葉を寄せています。

平成の魔法使い、辻中さんの待望の書。みんなを幸せにしちゃいます


ではさっそく、本から引用しながら内容を紹介しますね。

きっと、あらゆるすべての人、モノ、出来事は、誰かに、何かに、可能性の種があることを伝えるために生まれてきているんだ!」(p.9)

内向的だった辻中さんの息子さんは、4歳になっても幼稚園に通えません。唯一、七田チャイルドアカデミーだけは通ってくれたのだとか。

辻中さんは教室の外で待っているからと言って、息子さんを中に送り出します。息子さんに自立の気持ちが芽生えたことを喜んだそうです。

ところがある日、教室の前で息子さんが泣き出しました。「ママー、教室に入ってよー!!」と言って。

怒ったり、なだめたりしても、上手くいったりいかなかったり。ほとほと疲れたそうです。

そんなある日、また息子さんが駄々をこねていたら、先生が教室に招き入れてくださったそうです。

そうして一緒に教室に入る日が続いたのですが、ある日、息子さんが「ママ、今日は一人で行くよ」と言ってくれたそうです。そして、続けてこう言いました。

「ママ、これで、もう寒くないやろ?」

弱虫で自立できてないダメな息子だと思っていたのに、本当は自分のことを気遣ってくれていたのだと、このとき初めて気がついたそうです。

自分が勝手に思い込んで、ダメな息子と決めつけていた。けれども息子さんは、体を張って母親を守ろうとしていたのです。

こうして辻中さんは、「人の中の可能性の種を観ることの大切さ」「自分の中の可能性の種を観ることの大切さ」に気づき、息子さんはそれを教えてくれるために生まれてきたと確信しました。

大事なことに気づかせてくれた息子さんにお礼をしたい。そこで、この気付きをみんなに伝える活動をして、その生きる姿を息子さんに観てもらうことで、お礼にしたいと思われたとか。

それが、辻中さんの講演活動のきっかけだったそうです。

そう、まずは自分の中の可能性の種を発見して下さい。
 発見することが、キセキのはじまり、はじまりです。
 そうして自分の種に栄養を与えるのです。
」(p.12)

どんな不幸に思える出来事にもメッセージがある。まずは気づくこと、発見することなのですね。


自分に「原因」があることを素直に認めることが出来ると、その問題は解決していきます。
 すると・・・自然と自分に自信を持てるようになります。自分が好きになってきます。
 そして、自分にも何か出来ないか? 「可能性の種」がないか? を探すようになっていくのです。
」(p.30)

息子さんのアトピーの原因を探しまわっていたとき、つい自分以外のものに原因を押し付けては、イライラしていたのだそうです。

けれども、すべての原因は自分だと気づいたのだそうです。そのことを教えるために、息子さんはアトピーになってまで苦しんでくれたのだと。


こうして講演会活動を始めたものの、少しずつ客は増えても次の展開がないという状態が続きました。

そこで営業活動を始め、勤めていた京都の幼稚園の園長先生に心情を吐露したところ、こう言われたそうです。

辻中先生は、世の中にとって、大切な事をしようとしているんですね。でもね、どんなに大切なことでも、時代、世の中が必要と思わないと成功しないんですよ。だから、今はみんなに理解されなくても諦めず続けて、時代が求める日を待つんですよ」(p.52)

この言葉を得て、「必要とされるまで続けよう」と決心されたとか。必要とされるまで、ともかく自分の生き方に磨きをかけることだと。

こういう姿勢は、私も見習わないといけないなあと思います。


だから、時には家事を後回しにしてでも、少しだけ「抱っこ」をしてあげて下さい。
 お母さんの膝に座らせてあげて下さい。
 心からの「大好きよ」が伝われば子どもは安心します。子どもがひっついてくる時には安心感を求めているのです。

(中略)
 でも、子どもを抱きしめるとその不安も安らぎます。
 ギュッと抱きしめて「私のもとに生まれてくれてありがとう」と言ってみましょう。
 お母さんも、お子さんも安心する「抱っこ」は絆の証なのです。
」(p.77)

ここを読むと、私の心にグッと来るものがありました。そうなのです、抱っこしてほしかったのです、私も。

もちろん、今から抱っこしてもらう必要はありません。ただ、そういう思いをしたのですから、今度は私が誰かを抱っこしてあげることなのでしょうね。

もちろん子どもなら抱っこするし、大人なら抱きしめてあげればいいんです。


どんな言葉を発するかで相手の態度は決まります。それと同時にあなたにとっての出来事、現象も変わっていきます。
 不穏な雰囲気の時には、一度自分の態度を愛のあるものに見直してはいかがでしょう?
」(p.86)

発する言葉や態度が重要なのです。自分が原因なのです。愛に基づくものか、そうでないのか。そこを見直してみましょう。


安心感は、人生の基盤になります。愛、信頼、絆に育まれていくのです。大人になっても、会社でも社会生活で安心感は一歩を踏み出す勇気になります。」(p.89)

安心感とは、愛の中にいることを確信することなのです。だから、安心感が重要なのですね。


小さな頃は、何をしてもそのままでいるだけで可愛いので、親も褒めてくれます。
 でも、だんだん大きくなるにつれ「縄跳びが出来るようになったら偉い」「スイミングに泣かずに行けたら賢い」「テストで良い点をとったら凄い」と言われるようになり、子どもは条件付きでないと愛情が得られない事を学びます。
 条件付きの愛情には、条件付きのひねくれた子どもの心が出来るのではないでしょうか?
」(p.103)

けっきょく、ひねくれた子どもの心を育てているのは、大人なのですね。大人がひねくれて接しているから、子どもがそうなるのです。

無条件の愛。それだけが答だと、私も思います。


だから、そのままのあなたが好き!と、子どもに伝えてあげて下さい。
 そうすることで、失敗をしても、泣いても、嫌なことがあっても自分を丸ごと受け入れて、いつも笑顔で応援してくれるお母さんの存在が子どもを支え、また頑張ろう!という、立ち直れる強い心が育まれます。
」(p.117)

ありのままの自分を受け入れてもらえること。それが無条件に愛されるということです。

愛されているという確信が、人を強くするのですね。


最後になりますが、ここを読んだとき、私はまた泣きそうになりました。よく私が言っていることが、ここでも語られていたのです。

それは、どんなに夫婦げんかをしても、朝になるとニコニコ笑顔で「いってきます!」と元気に出かけるご主人を、奥さんは快く思っていなかったという話から始まります。

なんだか自分のことを真剣に考えてくれていないみたい。奥さんは、そう感じていたそうです。

ところがある日、ご主人と息子さんの会話を立ち聞きしてしまいました。ご主人は息子さんに、医者としての思いを語っていたのです。

患者さんの中には、事故や突然の発作で、手をつくしても亡くなってしまう人もいる。どんなに健康だったとしても、いつ亡くなるかはわからない。

その時「喧嘩なんかしなければよかった・・・最後の言葉が喧嘩の言葉だなんて・・・」って、後悔している人をたくさん見てきたよ。残された人は、変えられない最後、最期を後悔し続けるんだ。
 お父さんも助けられなかったことで、やるせなくなることは多い。だから、この死んだ人が、最後に教えてくれたことをお父さんは毎日、実行しているんだよ。
 それは、人と別れる時には、絶対に笑顔で一番いい顔で別れること。
 二度と会えなくなるかもしれないから、いつも最高の関係を作っておくこと。
 喧嘩をしてもいい。でも、笑顔で許すこと。
」(p.162)

そうご主人は息子さんに言って、友だちと喧嘩しても、すぐ許せるように、笑えるようにするんだよと、諭していたそうです。

この話を辻中さんがある幼稚園でしたところ、その園長先生が挨拶で、涙ながらに語られたそうです。

ある日、中学生の息子さんが泳ぎに行くと言って、畑に声を掛けに来たのです。
 園長先生は畑仕事を一生懸命にしていたので背中越しに「いってらっしゃい」と言いました。そのまま、息子さんは帰ってきませんでした。溺れて亡くなってしまったのです。少し振り返って「いってらっしゃい」と声をかけたら良かったのに、最後の顔を見る事が出来なかったのです。
 ほんの少し、ほんの一瞬のことなのに、忙しさにかまけて振り向くことを惜しんでしまったのです。
 悔しくて悲しくて後悔しても、もう二度と息子さんには会えません。その時間は巻き戻せないのです。どうか皆さん、子どもの顔をしっかり見て声を掛けてあげて下さい。お願いします。
」(p.163 - 164)

私は、妻に対しては必ず「ありがとう」と言って、会社へ行くようにしています。仮に妻の機嫌が悪くてハグしてくれないとしても、私は怒りません。なぜなら、いつもこういうことを思っているからです。

けれども、私もまだ足りないなと気付かされました。社員に対して、まだそういう思いを持っていなかったのです。

いつも出勤してくれる社員に、「こいつまた遅刻しやがって」とか「なんだもう帰るのかよ」などと不満を持ったりしました。

でも、そうじゃないんですよね。本当は、来て働いてくれるだけで感謝なのです。そっちがメインなのです。

どういう思いで、「おはようございます」「お疲れ様でした」と挨拶していたか反省すると、残念ながらまだまだダメでした。


けれど、この本を読むことで、私は気づいたのです。気づくことが第一歩ですからね。

今日から私は、社員に対しても一期一会の思いで、しっかりと挨拶することにします。それを積み重ねます。

「みやざき中央新聞」を読むと、さまざまなことを気づかせてもらえますが、この本との出合いもまた、この通称「みやちゅう」のご縁でした。ありがたいことだと思います。

あなたの”可能性の種”を咲かせましょう!
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 23:13 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。

ランキングに登録しています。面白かったらボタンをポチッと押してね。
↓↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ

スポンサーリンク