2015年02月24日

幸せブーメランの法則



望月俊孝さんの本を読みました。望月さんの本は、以前にも「癒しの手 心もからだも元気にするレイキ・ヒーリング」「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」を紹介しています。

望月さんは、レイキ宝地図、そしてエネルギー・マスターを世に広める活動をされていて、大成功されています。

そんな望月さんが、「お金、仕事、最高の人生」を引き寄せる成功法則について書いたのが、この本になります。


しかし望月さんは、最初から順風満帆に事業を大きくされたわけではありません。やはりどん底を経験されているのです。ひどいアトピーになったり、リストラされたり。

でもそこから、V字回復して成功されました。そのとき、この法則が本当にわかったと言うのです。


では、本から引用しながら、内容を紹介しましょう。

「『与えたものはかえってくる』−−。
 だが、ただ与えるだけでは不十分で、それを補う強力な法則があったのだ」と。
」(「はじめに」より)

バシャールも、この世の唯一の法則は「与えたものが返ってくる」だと言っています。

望月さんもそう思って与え続けたのに、うまくいかなかったんですね。では、どうすればこの法則が上手く(=狙い通りに)働くのか。それを、この本で紹介しているのです。


「人生でもっとも役立つことをひとつだけ教えてください」
 と頼まれたら、僕は迷わずに、
「与えたことは必ずかえってくる。だから喜んで与え続けなさい」と答えます。
」(p.18)

しかも、【与える=受け取る】ではありません。
【与える≦受け取る】なのです。
」(p.20)

「与えたものがかえってくる」という法則は、本の副題にも書かれているように、「投げかけたものは必ず3倍になってかえってくる」ということなのですね。


望月さんは、この法則を知っていたので、一生懸命に与え続けていたそうです。けれども上手く行かなかった。その理由を、次のように分析します。

たくさん”与えている”つもりになって必死に働いていたけれど、「奴隷のようなエネルギー」も一緒に与えていたので、そのエネルギーがかえってきていたのです。」(p.26)

同じように一生懸命でも、「精神的な奴隷」「情熱的に働く人」ではまったく違うと言います。その動機とか思いが、エネルギーの質が、全然違うのです。

そしてその違いによって、返ってくる結果が違ってくるのですね。


そして、この法則を上手く使えないのは、次のような4つの誤解があるからだと言います。そしてその誤解からは、対応する原則が導き出されます。

誤解その1 与えたものだけがかえってくる」(p.30)
原則@ 与えたエネルギーもかえってくる」(p.31)

先ほどの望月さんが勘違いしていたことですね。ポジティブなエネルギーなのか、ネガティブなエネルギーなのか、それが重要になります。

誤解その2 与えれば”すぐに”受け取れる」(p.32)
原則A 与えたものは”時間差”でかえってくる」(p.34)

せっかく種をまいても、すぐに芽が出ない、花が咲かないと言って土をほじくり返したら、育つものも育ちません。それと同じだということですね。

誤解その3 与えたものは与えた人からかえってくる」(p.35)
原則B 与えたものは”他の人”を通じてかえってくる」(p.36)

「情けは人のためならず、巡り巡って己が身のため」と昔の人も言いました。取り引きを求めるのではなく、ただ与えればいいのです。

誤解その4 見かえりがないなら、与えても意味がない」(p.37)
原則C 与えること自体が報酬であり、受け取ることである」(p.39)

何でも損得勘定で考えるのではなく、自分がワクワクするかどうかで考えよと言います。つまりワクワクすることをやったなら、結果がどうであれ、やったことそのものが楽しくなるからですね。

何かを与えることが、「感謝される」という褒美を期待してのことなら、それは単に取り引きをしようとしているだけです。

そうではなく、感謝されれば嬉しいけれど、感謝されなくても楽しいからやる、という姿勢が重要なのです。


トップセールスマンは、客から断られても落ち込まないどころか、かえって元気になると言います。その秘訣は、「潜在売り上げ」を知っているからです。

たとえば、平均すると100件訪問して1件成約する車の販売で、売上が平均200万円だとすると、1件訪問するごとに「潜在売り上げ」は2万円になります。

もちろん確率通りにはいきませんが、こう考えることによって断られても落ち込まず、どこかにいる成果を現実にしてくれる客との出会いを期待しながら、日々の営業を楽しめるのです。

これこそ、「幸せブーメランの法則」の第1原則、第2原則の大切さを教えてくれるエピソードと言えるでしょう。
 つまり、どんなにうまくいかない状況であっても、前向きな気持ちで相手にアプローチすること(第1原則)。
 そして、すぐに成果が出なくても落ち込まないこと(第2原則)。
 良いエネルギーで投げかけたことは、いつか必ず、大きな成果となってあなたの元にかえってくるのです。
」(p.45)

焦らずに待つこと。しかもポジティブでいること。それが重要なのです。


もう、自分を「捨てられたバイオリン」だと思うのはやめましょう。もっと自分を愛してあげましょう。
 今まで、あなたは自分の調律の仕方を知らなかったかもしれません。
 でも、紳士がバイオリンにしたのと同じように、自分の価値を信じて自らを調律してあげましょう。

 あなたは、この世界に「あなたらしさ」という最高に美しい音楽を奏でるために、ここにいるのです。幸せを一層、深く味わうために、ここにいるのです。
」(p.57)

自分の価値を信じてあげることですね。高いセルフイメージを持つことが、返ってくる結果に影響するのです。


この社会の仕組みは、とてもシンプル。
 あなたが社会に与えた価値が、そのままお金としてあなたに入ってくるようになっているのです。

(中略)
 「価値を与える」というのは、本当に簡単に始められることなのです。

 その第一歩となるのが、「ありがとう」というひと言。

 感謝の気持ちをぜひ、口に出して表現してみましょう。
 感謝している人に直接伝えてみましょう。
 お金とは感謝が数値化されたものなのです。
」(p.68 - 69)

これもよく言われることです。100万円の価値を与えれば、100万円が返ってきます。けれど、それが難しいと考えがちです。

望月さんは、まず感謝することから始めようと言います。感謝することも、価値を与えることになるのです。

仏教には無財の七施というものがあります。それがまさに、誰でもできる価値を与える方法なのですね。


投げてしまった「不機嫌ブーメラン」を解消する方法があります。

 それは、あなたの投げかけた「不機嫌ブーメラン」がかえってきても、悲しまないことです。
」(p.77)

これは面白い発想だと思いました。つまり不機嫌になってしまう出来事は、過去のどこかで自分が「不機嫌ブーメラン」を投げたからと考えるのですね。

そしてそのブーメランを受け取ったとき、それを悲しまないで受け取ることで、再び「不機嫌ブーメラン」を投げるのをやめようということなのです。

「どうしてオレはついてないんだ」と嘆くと、それは再び「不機嫌ブーメラン」を投げたことになります。

「イヤな出来事だけど、このお陰で学べるなあ」と考えれば、それは「幸せブーメラン」を投げたことになるのです。


ちなみに、人にものを頼むことができるかどうかは、あなたのセルフ・イメージにも関係しています。
 多くの人が頼むことに対して、”罪悪感”を強くもってしまいます。
 なぜなら、「私のためにお金や時間を使わせるのは、相手に悪いな」とか、「私なんかが頼んだら、相手に嫌われたりしないかな?」「寄生虫みたいに思われてしまうかもしれない」となどと思ってしまうからです。
 これはあなたが自分に対するセルフ・イメージが低い証拠です。自分なんかは人にものを頼めるほどの人間ではないと思ってしまうのです。
」(p.95)

これは私にも当てはまります。申し訳ないと感じて、ものを頼みにくいです。でもそれでは、セルフイメージが高くならないのですね。

心屋仁之助さんは、わざと人に頼みごとをするというミッションを通じて、この壁を破ることを勧めています。


頑張ったあとには、いつでも「アイラブミー」が必要です。
 「アイラブミー」を始めるためには、まず、「自分を喜ばせること」を見つけて書き出し、「アイラブミー・リスト」をつくります。
 僕は、ほぼ毎日、「アイラブミー・リスト」に書いたことを行って、「幸せブーメラン」を自分に投げかけています。
」(p.98)

自分自身を愛することですね。自分に優しくし、自分自身を喜ばせてあげること。それを日常的にやるのです。

望月さんは、「コーヒー・ゼリーを食べる」とか「猫と遊ぶ」などを「アイラブミー」としてあげています。こんな簡単なことでいいんですね。


セルフ・イメージが低いというのは、つまり自分のことを認められないということです。
 すると他人のこともなかなか認めることができません。

(中略)
 「自分をホメること」をしていないと、「人を愛することが困難になってしまいます。
 与える愛ではなく、「私のことを愛してくれ〜」と相手に求める愛、奪う愛に変わってしまいます。
」(p.102 - 103)

自分を愛せない人は他人を愛せないと、言われるゆえんです。セルフイメージを高めることは、自己愛なのです。


人生には良い出来事も悪い出来事もありません。
 良い出来事、悪い出来事があるのではなく、起きた出来事に対しての、良い解釈と悪い解釈があるだけです。
 そして、このどちらの解釈も、あなたが自由に選択できるのです。
」(p.118)

これもよく言われることですが、出来事はニュートラル(中立)なのです。それに対してどういう意味を与えるかは、それぞれの人の自由です。


あなたはすでにたくさんの富や成功、愛情など多くの価値をもっているのです。そのことに気づくことでさらに、それらを受け取ることができます。」(p.119)

幸せは今、この瞬間に感じることができます。
 幸せとはいつか獲得するものではなく、今、感じるものなのです。
」(p.122)

つまり、今ある幸せに気づき、それを感謝して喜ぶこと。そうすれば、それが「幸せブーメラン」となって、またいつか自分のところに返ってくるのですね。


まず、あなたが本当に不満を感じることがあったら、それを解決すること。
 そうやって見つけ出した解決策は、同じような不満を感じている人に対して、大きなヒントになり勇気を与えることになります。
 これが「不満」を「価値」に変えるということです。
」(p.125)

不満や不安を感じたら、それを解消することで価値が生まれるのです。と言うことは、不満や不安は価値を生むチャンスというわけですね。


仕事で失敗が続くと、仕事に対する自信ややる気を失ってしまうこともあるでしょう。
 しかし僕たちは多くの人の中から選ばれて、「代表」として今の仕事を任されています。
 隣で仕事している人も、僕たちを含めて多くの人の中から選ばれて、「代表」としてその仕事を任されています。
 あなたも、あなたの隣の人も「代表」です。
」(p.133)

これもすごい発想ですね。自分を普通だと思えば力が湧いてきませんが、オリンピックの代表選手のように「代表」だと思えば力が湧きます。

そして事実、私たちは自分にしかできない使命のために、この世に生を受けています。それは、「神との対話」などで言われている通りです。そうだとすれば、私たちはそれぞれが、まさに「代表」なのです。


予定外のことは、ますます楽しくなるというサインです。
 予定とはかけ離れた展開が、次に思わぬ形で素晴らしい展開に変わっていくことも多々あります。
」(p.140)

予定通りのドラマはつまらないのです。何も事件が起こらない映画なんて、眠くなるだけです。同じように人生も、予想を覆すようなことがあるから、ハラハラドキドキを楽しめるのですね。


準備が整ったときに、チャンスは向こうからやってくる。
 実力が備わったときに、ピッタリの仕事が飛び込んでくる。
」(p.163)

たしかに人生は、そういうものかもしれませんね。だからこそ、備えておくことが重要なのです。


あなたも本当にやりたいことをあきらめそうになったときや、人から「それは無理だよ」と言われたとき、口に出して言ってみましょう。

「困難はあっても、不可能なことはない」と。
」(p.173)

これはソフトバンクの孫正義さんが、アメリカ留学中に言った言葉だそうです。やはり成功する人は、こういう考え方をするのですね。


同じ本を徹底的に繰りかえし読むことを、多くの成功者が推奨しています。
 日本一の納税者として有名な斎藤一人さんも、「7回この本を読むと奇跡が起こる」とご自身の本の中でよく言っています。
」(p.177)

一人さんの「変な人が書いた驚くほどツイてる話」にそう書いてあったので、私はこの本を7回読みました。何度も繰り返すということは、とても重要なことだと思います。

ただ、さすがに同じ本を7回はしんどいという人のために、望月さんは別の方法を提案しています。

それは1冊を最初から最後まで読めなくても、これだけは忘れたくない、という素晴らしいフレーズだけでも7回読むという方法です。
 この方法を実践するために僕は忘れたくないフレーズをパソコンに入力して、一覧できるようにしています。
」(p.178)

これもなかなかいいと思います。ただ「神との対話」シリーズだと、本のほとんどに線を引いてしまうくらいなので、この方法だとけっこう大変です。

そこで望月さんは、エッセンスを録音しておいて、何度も聞くという方法も紹介しています。


最後に、夢を持つことを望月さんは勧めます。

魅力的な夢を描き、それに向かっていく中で、多くの才能は磨かれていきます。
 夢を追い続けるうちに、知らぬ間に必要なものは、すべて手に入ってきます。

(中略)
 夢は、叶えられればそれは本当に素晴らしいことです。
 でも、実は夢に向かう過程で、たくさんの財宝を手に入れることができるのです。極論で言ってしまえば、「夢が叶う、叶わないは大きな問題」ではありません。

(中略)
 毎日毎日、夢に向かって挑戦していれば、経験を重ねるごとに「夢を実現させる力」が高まってきます。
 これが先程お話した「成功筋肉」を鍛えるということ。成功筋肉はあなたが気づかないところで確実についているのです。
」(p.182 - 183)

夢が実現しなかったとしても、そのためにした努力は無駄にはならないのですね。成功筋肉が作られれば、次の成功が容易になるでしょうから。


この本も、いわゆる「引寄せの法則」であり、それを補完するものと言えるでしょう。

そしてそのポイントは、やはりセルフイメージを高くすることですね。それができれば、すぐに相手から見返りを求めるような取り引き根性ではなく、無条件の愛として与えることができるからです。

そして愛として何かを与えたなら、それは必ず3倍にも10倍にもなって返ってくるのだと思います。

幸せブーメランの法則


posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 20:54 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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