2015年02月10日

やるからできる



久保ひろしさんの本を読みました。

この本を買ったきっかけは、1月24日(土)にバンコクで行われた久保さんのセミナー「エピソード0(ゼロ)」に参加したからです。

なぜこのセミナーに参加したかというと、私が受講しているボイストレーニングの先生、江頭幸宏さんが独立するにあたって強く影響を受けたという話を聞いたからです。

メディアなどの情報より、こういう口コミによる情報の方が信用できるし、また影響を受け易いですね。

セミナーは15時から17時までの2時間で、料金は1,000バーツ(約3,500円)でした。本は、セミナー終了後に500バーツ(約1,750円)購入し、久保さんにサインをしていただきました。


では、気になったところを引用してみましょう。

ある人が、私のことを冗談交じりに「久保さんは、失敗のデータベースだ」と言ってました。失敗のデータベースができるくらい、人より多く、そして大きな人生の谷を経験していても、今、私は生きています。楽しく生きています。本当にやりたいことをやっています。なぜなら、失敗の数だけ、私は立ち上がってきたからです。失敗のデータベースは、そこで諦めさえしなければ、どん底から立ち直るコツのデータベースにもなるのです。」(p.5)

久保さんは、近いうちに行われる宇宙旅行に申し込まれたそうです。

そんな久保さんですが、プロサッカー選手を目指しながら挫折したり、独立して成功したものの、有頂天になって巨額の赤字を作るなど、起伏の激しい人生を送って来られました。

そこから再起をかけて、4畳半一間の何もない部屋から再出発し、現在のようなビジネス脚本家(コンサルタント)として活躍されています。


行動にフォーカスしたスキルやノウハウを紹介する本やセミナーは、世の中に数えきれないほど存在しています。しかし、望む結果を手に入れている人は、そんなスキル本やノウハウ本の数ほど増えていません。それはスキルやノウハウなどの「やり方」ばかりを重要視して、「あり方」の大切さを見過ごしているからなのです。」(p.17)

テレアポも、プレゼンも、セールスも、カウンセリングも、量をこなさなければ質は高まらない、つまり上達しません。その量をこなすためには、「あり方」の土台が必要になってくるのです。」(p.29 - 30)

ただ、ある時ふと思いました。二〇代の頃の私は、「儲かるから何かをする」という考え方でした。しかし、三〇代で再起業した時は、商売をやっている人たちに商売に役立つ情報を提供したいと思っていました。だから、始めた時に、心で誓い、決断していることがありました。それは「ずっとやる」ということです。お客様にとって価値ある情報を講座を通じて発信し続けると決めていました。これが、あり方の土台です。」(p.30 - 31)

スキルやノウハウの前に「あり方」を見つめる必要がある。この指摘は、「神との対話」にも通じるものがあります。行動よりも「在り方」が重要だと言っていますから。

そしてこの「あり方」がしっかりすると、方法は無数にあることがわかります。成功の秘訣は、「始めること」と「続けること」の2つだと言います。何を始めて続けるかは、この「あり方」で決まると言えるでしょう。


結局は、誰もが本来望んでいる結果を手に入れています。願望は価値観から生まれているので、価値観で望んでいるものが、結果という形になっているだけのことなのです。」(p.22)

いわゆる思考が現実化することを、久保さんも指摘しています。それだけに、どういう価値観を持つかが重要になってきます。


人生において、うまくいく出来事、うまくいく状態、欲しいものを見た時、人はその事象に対して、いい解釈やいい捉え方をします。でも、うまくいかない出来事や受け入れたくない結果を見た時は、マイナスの解釈、うまくいかない解釈をしてしまいます。
 当たり前のように聞こえますが、ここが鍵なのです。この解釈の質が人生の質を決めています。
」(p.46 - 47)

起こる出来事はニュートラル(中立)です。それにどのような意味を与えるかは、その人の自由。出来事に反応するのか、それとも自ら意識的に創造するのか。そう、「神との対話」でも言っていますね。


世の中で「成功者」と言われている人や、人生がうまくいっている人、仕事で成果を出している人の特徴は、よく言われるようにプラス思考、積極的思考です。これはそもそも、自分自身の捉え方がプラスなのです。すなわち、自分に自信があるから、何事にも前向きになれます。自分自身の捉え方がプラスで、なおかつ、その捉え方を自分の今と未来に役立つように、意味付けがきちんとできているのです。
 大切なのは、まず過去を捉えて、そして今から未来に役立つように意味付けすることです。これが、うまくいっている人、世に言う成功者に共通する思考回路です。
」(p.50 - 51)

成功者の特徴は、「どうすれば上手くいくか?」と考えるのだそうです。逆に成功しない人は、「どうして上手くいかないのだろう?」と考えるのだとか。

つまり前提として、「上手くいく」と決めているのですね。しかも無意識に。

私にもわずかながら、そういう経験があります。自信がある教科のテストでは、すぐに問題が解けなくても慌てませんでした。「解けるはずだ」という無意識の思いがあり、自信があったからです。そして、その自信通りに、問題が解けてしまうことが多々ありました。


物事の捉え方が変われば、人生が変わります。私は、自分が数千万円もの借金を背負ったから、人生を変えるのはもう無理だと思っていました。そんな自分に対して「前向きな借金は返すことができる」、さらに「その借金を返せば、それはあなたのスキルになる」と教えてもらえました。本当に大切なのは、認識=捉え方なのです。」(p.52)

マイナスだと感じていたことも、捉え方(見方,意味付け)を変えれば、プラスになります。「もうダメだ」と思えばダメになるし、「これはチャンスだ」と考えれば、解決の糸口が見つかるのです。


信念というのは、自分自身を信じる捉え方です。信念が変われば期待が変わり、期待が変われば態度が変わり、態度が変われば行動が変わり、行動が変われば結果が変わります。つまり、自分自身の結果を変えたければ、まず信念を変えなければなりません。」(p.54)

信念は、過去の経験や、他人から言われたことから来ています。ですからまず、過去の自分自身を完了させる必要があると、久保さんは言います。

どのように完了させるのか。決して難しい技術はいりません。「すべては自分にとって特別な意味がある」と考え、身の回りに起こるすべてのことはベストなのだと捉える。すべての過去の出来事を、このようにして完了させていきます。」(p.55)

起こることは必然で無駄がないと言います。その考え方を自分の過去に適用するということですね。


過去は終わったことであり、それは変えられないけれど、自分の捉え方次第でどうにでも解釈できるものです。そして、今のあなたが未来を作っているのです。」(p.57)

今、あなたがやるべきことは、今あなたの目の前にあることだけなのです。」(p.57)

自分を確実に助けられるのは、自分だけです。それを自分以外のコントロールできないものに思考を向けているというのは、責任転嫁以外の何物でもありません。」(p.57 - 58)

過去をいつまで悔やんでいても、どうしようもないことです。それはそれとして、自分にとって良いことだったのだと解釈を変え、受け入れることが出発点になります。

そうして過去を完了させたら、今、目の前のことに取り組むことです。「いま、ここ」に生きるというのも、「前後裁断」するというのも、同じことですね。


しかし、このプラス思考について、多くの人は誤解しています。何事も良い方向に考えるだけなのは、プラス思考ではなくて無謀です。うまくいかない出来事や否定的なことを、不可能で片付けてしまうのではなく、どうしたら可能にできるか、また、うまくいくように対処しようとする考え方のことを、プラス思考というのです。」(p.58 - 59)

世の中「何とかなるさ」と言っている人は結構いますが、何とかするのが人生なのです。「何ともならない」と思っていたら、本当に何ともなりません。でも、「何とかなるさ」と思っているだけでも、何ともなりません。何とかしなければなりません。その行動が伴う考え方が、本物のプラス思考、プラスの解釈なのです。」(p.59)

つまり見ないふりをするのではなく、しっかりと受け止め、それを「何とかできるはず」と考え、「何とかしよう」と思うことですね。


今やっていることで、無駄なことなど何もない。すべては自分の考え方、捉え方次第で、今の経験を未来に役立つものにするのか、ただ時間を浪費するだけのものにするのか、自分が決めることができるのです。」(p.66)

もっと効果的に、一直線に目標に向かう方法はないのだろうかと悩んでいました。成功に向かう道は、まっすぐな一本道だと思っていたのです。でも、そんなものはなくて、本当の成功道というのは、ジグザクに、時には横にそれながらも前に進んでいく道でした。そこには寄り道というものはなく、すべてが成功するために必要な道だったのです。」(p.66)

だからどんな生き方にも無駄はないのですね。失敗さえも、落ち込んで引きこもっているときさえも、成功への道の途上にあるのだと。

すべての道は神に通じていると、「神との対話」には書かれています。だから、他人と比べて自分の道を卑下する必要もないし、また他人の道を正させる必要もないのです。


追い詰められた何もない状況の中で、ここからやるしかないと決意した時に、自分を前に進める原動力になったのが、未来の自分、理想の自分、あるべき姿だったのです。」(p.80)

どんな自分だったら好きか、どんな自分になりたいか、何をしている自分だったら最高か……ということを、思いつくままに書き出してください。」(p.82)

ただ、最初に書き出しただけでは、人生は変わりません。大切なのは、書いて読んで、書いて読んでを繰り返していくことです。これを継続することで、徐々に潜在意識を動かします。そして、セルフイメージを実現するための方法や考え方が、徐々に徐々に自分の中に刷り込まれていくのです。」(p.84)

これは久保さんの手法の肝とも言えるセルフイメージを書き換えるワークになります。

「……な男(女)、○○○(氏名)」のように書くそうです。たとえば、「他人を幸せにする男、赤木篤」みたいな感じです。

自分の理想の姿を断定的に言うことを繰り返すことで、それを潜在意識に浸透させる手法です。


これをやっていると、不思議なことに「自分がセルフイメージで自分自身に対して使っている言葉を、他人に対しても使い始めている」ことに気づくそうです。

これはある意味で当然ですね。与えたものが返ってくるとも言いますが、その言葉のイメージを与えたので、そういう現実が現れるからです。

また、潜在意識には主語がないとも言います。「私は…」のつもりで言っていても、それは他の誰かとしても現実化するのです。

あるいは、自分が常にそのことをイメージしているため、そういう現実に気づきやすくなっているとも言えますね。

いずれにせよ、潜在意識に浸透すれば、その言葉のイメージ通りの現実が現れてきます。


頭で考えたら、どうしても計算が先に立ってきます。問題は、心がどうしたいかです。頭で恋愛はしません。恋愛は心でするものです。それと同じで、心がどう感じているのかで、夢や目標を決めたらいい。私はそう思います。」(p.166)

「自分の心が揺さぶられるかどうか」で判断するのがよいと、久保さんは言います。別の表現をするなら、やはり「ワクワクする」ことでしょうね。

直感的に「これが好き」「これが自分らしいことだ」と感じること、と言ってもいいかもしれません。


本の後半は、久保さんのPVP(パーソナル・バリュー・ポイント)セミナーを受講された人の実例が載っています。

PVPにはエピソード0から3までがあり、0が体験会のようなものです。1から3が、本講座という感じですね。

エピソード1は2日間で、2と3は1日のセミナーです。それぞれ、10時から20時ないし21時までという、長時間のセミナーとなっています。

本の副題にある「人生を劇的に変える思考法」を身につけることは、何ものにも代えがたい価値のあることだと思います。

やるからできる

久保ひろしさんのサイン
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 20:59 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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