2015年01月21日

宇宙とシンクロする生き方



スピリチュアル界の巨星と呼ばれるエックハルト・トール氏の本の翻訳で知られるあさりみちこさんの本を読みました。

なぜあさりさんの本を読もうと思ったかと言うと、その前に、「こんなふうに生きればよかったのか」という本を読んだのです。

これは、山川紘矢+山川亜希子ご夫妻の本を探していて見つけたもの。山川ご夫妻とあさりさん、そして牧野内大史氏との対談本だったのです。

読み始めてすぐ、あさりさんと牧野内氏も、ただならぬ人だと感じました。それですぐに、お二人の本をネットで探して買ったのです。


実はその後、その本を読み進めるにつれて、「これはダメだなあ」と感じました。悟った人たちとは思えないとんでも話がゾロゾロ出てきて・・・。それでその本は、私のオススメとして紹介していないのです。

また、あさりさんの本を買ってしまったことを後悔しました。

なぜなら彼女は、変な人たちから狙われているなど、ひどい妄想のような、悟った人とは思えない発言を繰り返していたからです。

真に悟った人なら、現実はすべて自分の思考が創り出している、ということを受け入れているはずです。それと矛盾することを平気で言うので、これはちょっと・・・と思ったのです。

なので、今回の本は期待していませんでした。ただ帯に「山川紘矢氏絶賛!」とあり、「五つ星の本、なかなかありませんが、これは五つ星です」と書かれていました。それで、少しだけ期待しながら読んだのです。


本の主要な部分は、あさりさんの考え方が書かれていました。結論から言うと、これは非常に素晴らしいです。山川氏が五つ星と絶賛するのもわかります。

スピリチュアル系の考え方が、非常にわかりやすく、シンプルに書かれていました。

ただ後半の牧野内氏との対談では、やはり現象によって右往左往している感じが現れています。

過去世がわかるという特殊能力があると思われていて、そのために、見させられている過去世にこだわってしまうようです。

牧野内氏は、なるべくそっちに引きずられないようにと対談を進めていますが、あさりさんは、どうしてもそこに巻き込もうとしている感じがします。

牧野内氏は、自分ではわからない(忘れている)と言うのに、あさりさんは牧野内氏のことを、この日本に派遣される前の星で兄だったと主張しています。

はっきり言えば、これって迷惑ですよね。自分が勝手に信じている過去世を、相手に受け入れさせようとしているのですから。

相手が知らない(思い出していない)のなら、それがその人の生き方なのです。そんなことは求められない限り伝えないのが、本当のマスター(悟った人)ではないかと思います。

このように感じたので、後半の対談は、私はまったくお勧めしません。ですが、前半の考え方は素晴らしいと思うので、大いにお勧めします。


では、気になった部分をいくつか引用してみましょう。

「夢を叶えるために○○する」のではなく、「夢が叶う世界に住んでしまう」のです!
 発想を180度転換させるのです。
 地上天国、すなわち「ユートピア」(理想郷)を創造するのです!
 自分が住む世界を、理想の世界にしてしまうのです。
」(p.2)

最初から壮大なことを言われていますが、これが王道です。まず神の国を願うこと。そうすれば、すべてのものは添えて与えられるのですから。

そのためには、まず、「この世のしくみ」を知ることが出発点となります。
 私たちが見ているこの世界は、人間の「信念」「世界観」「この世はこうあるべきもの」といった固定観念で成り立っています。となると、単純に考えれば、この世の「現実」を変えるには、信念を変えればいい、ということになります。
」(p.4)

ほら、まっとうなことを言われてますよね。ならば「変な人から狙われている」という現実だって、自分の信念が創り出しているに決まっているではありませんか。

この矛盾にご本人が気づかないというのが、私には不思議でたまりません。ともあれ、先に進めましょう。


この世界は「人間の信念」で創られています。
 私たち一人ひとりの世界観、人生観が世界を創造しているのです。
 ということは、私たち一人ひとりの信念が、この世界のあり方について、決定的なカギを握っている、ということがいえます。
」(p.20)

だから、「自分がこうあってほしいと望む世界に合致する信念」を選ぶようにと言います。それはつまり「愛」だということですね。


ですから、この世についての、不変の真理というものがあるとするなら、「すべては移り変わる」、これに尽きるでしょう。」(p.24)

つまり、今の自分にとっての真実は、他の人の真実とも違うし、明日の自分の真実とも違うということです。これも「神との対話」などで言われていることですね。


つまるところ、幸せとは、心の状態です。
(中略)
 ですから、誰かがあなたを幸せにすることはできません。
 あなたを幸せにできるのは、あなたしかいないのです。

(中略)
 コツは、出来事に感情的なリアクションをせず、すべては「完璧だ」と信じること。
 すべては、ある目的のために「自分で創った」と認識していること。
」(p.30 - 31)

自分が持っていないものについて考えるから、自分が不幸に思えてくるのです。
 かわりに、自分が持っているものについて、思いをめぐらせてみましょう。
」(p.68)

人にも物事にも期待しないこと。何も求めないこと。あるいは、赤ん坊のように無垢でいること。これが、ハッピーに生きるもうひとつの秘訣です。」(p.71)

心に不安の信号を点滅させて生きる代わりに、平安というランプを灯して生きようといっているのです。」(p.76)

自然界の動物や植物は不幸を感じません。
 不安も心配もせず、無理をせず、あるがままに、自然体で生きているからです。「無為自然」を実践しているのです。生命を謳歌しています。
」(p.76)

完璧な模範解答ですよね。幸せについて、みごとに言い表していると思います。


何が起ころうと、私たちは絶対に大丈夫なのです。
 恐怖心が湧きあがってくるのは、この世の肉体の視点で物事を見ているからです。その肉体は「投影」にすぎません。
 肉体を投影しているのは、私たちの魂です。
 魂は永遠不滅であり、どんな時も、つねに私たちの中心で輝いています。ゆえに、いつでも魂の視座から物事を見るのがコツです。
」(p.35 - 36)

迷った、あるいは躊躇したということ自体、機が熟していなかった証拠。それに、過ぎたことをくよくよ悩んで、なんの解決になるでしょう?
 「これで良かった」と自分に言い聞かせ、気持ちをスッパリ切り替えて前進する。
 すると不思議なもので、「しなかったこと」は本当に「しなくて良かった」ことになります。
」(p.38)

けれども、どんな物事も、それ自体は中立であり、良し悪しはありません。
(中略)
 だから、何があっても「これでいいのだ」の精神でいくこと。これが人生の極意です。」(p.39 - 40)

起こることはすべて良し。そう現実を受け入れ、それにどのような意味を与えるのか。それによって、人生が創られるのですね。


この世界は神様が創った、壮大なスケールの「映画」、銀幕に映った映像にすぎません。
 この世界は精密に創られた、いえ、寸分の狂いもなく完璧に創られた一種の「虚構」です。
 人生とは、いってみれば「一瞬の夢」のようなものです。
」(p.61)

だから、自分がやるべきことを思い出すこと!
 そして、この世が「仮想現実」であることを念頭に置いて行動していくこと。
 これもさとりのひとつではないでしょうか。
」(p.63)

現実を幻想だと見抜くこと。これが悟りなんですね。


トラウマとは、いってみれば、心にこびりついた「余計な荷物」。みなさんは余計な荷物をどうしますか?
 そう、余計な荷物は、手放すのが一番。リリースするのです。
 そのためにはまず、トラウマに関係する人物が親であれ、誰であれ、相手を赦すことです。

(中略)
 それは、「人間はどんな出来事も自分で選択している」と認識することです。
(中略)
 相手はあなたが目的を達成できるように、あなたのために、憎まれ役を承知で買って出てくれたのです。
 どうですか?相手にむしろ感謝の念が湧いてきませんか?
 なにしろ、その経験を選んだのはあなた自身なのですから。
 次のステップは、自分を愛することです。
」(p.47 - 48)

誰の人生にも、平静を保つのが極めて難しい出来事が起こります。
 けれども、そのような時こそが、まさに「本領発揮の場」。難局に際して、平常心を保てる人は、それだけ、意識レベルも高い証拠。問題が起こった時こそ、あなたの真価が問われているのです。力量が試されているのです。

(中略)
 コツは、問題と自分の気持ちとを、切り離して考えること。
 あるいは、問題を客観視するといってもいいでしょう。
」(p.55)

つまり、大切なことは、どんなプロセスも「平和な心」で、「楽しみながら」行うこと。」(p.85 - 86)

いくら引寄せの法則の達人になっても、困難なことがなくなるわけではありません。どんな状況であっても、苦しまないでいることができるだけなのです。


人間がこの世に生まれてきた究極の目的は、意識の拡大です。
 この世の経験を通して、心を覆っている固定観念のヴェールを一枚ずつはがしながら、意識を拡大していくこと。
」(p.81)

私たちの本当の仕事は−−愛を分かち合うこと−−唯一これだけです。
(中略)
 自分への愛も、もちろん含まれます。自分を愛することは、すべての基盤です。自分を愛せない人が、人を愛せるはずがありません。
 自分を粗末にする人は、結局他者をも粗末にしているのです。
 なぜなら−−すべてはひとつ−−これが真実だからです。
 まずは、自分を愛しましょう。
」(p.106 - 107)

現代人がかかえるストレスの大半は、人間関係によるものです。
 そして、人間関係でストレスが生じてしまう大きな原因は、相手に期待すること、相手に執着することです。

(中略)
 人間はみな自由な存在です。誰も束縛されることなど望んでいませんし、誰かを完全に束縛することなど不可能です。
 ですから、こうしたこだわり、執着心を捨てれば、とてもラクになります。
」(p.116 - 117)

純粋な愛には、純粋な愛が返ってきます。エゴには、エゴが返ってきます。突き詰めると、すべては「エネルギー」。表面的には同一の行動でも、その元である心のエネルギーが違えば、そこから導かれる結果も違って当然なのです。
 万物はエネルギーであり、人間もまたエネルギーです。そして、思考や心の状態に応じて、さまざまなエネルギーを放射しています。
」(p.145)

相手を変えようとするのは、愛ではありません。ありのままの相手を無条件に受け入れる。それが「愛」です。」(p.166)

私たちは、完璧な愛を目指しています。神になろう(思い出そう)としている存在です。

ですから、魂の導きを信じて、安心して生きることが重要なんですね。


でも、魂と会話するには、一体どうすればいいのでしょうか?
 方法はいたって簡単。鏡に向かって自分自身の目と会話するのです。
」(p.88)

私がオススメする「鏡のワーク」も、魂と会話することに役立ちそうですね。ぜひ、お役立てください。


ということで、あさりさんの考え方には、これまで「神との対話」などで言われていることが、ほぼそのまま含まれていました。

唯一違っているのは、魂は目に表れるということですね。これは初めて知りました。

あとは既知のことですけど、わかりやすい言葉で書かれていて、とても読みやすい本になっています。

宇宙とシンクロする生き方
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 16:49 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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