以前に紹介した「未来は、えらべる!」に続き、本田健さんのバシャール本になります。
他に「人生に奇跡を起こすバシャール名言集」という本も、本田健さんは手がけておられるようで、この本は健さんにとって3冊目です。
「本書では、バシャールの一番大切なメッセージである”ワクワク”をテーマに、どのようにワクワクを使いこなせばお金と豊かさを得られるのか、についてまとめてみました。」(p.12)
健さんがこう言っているように、この本はこれまでのバシャールの言葉を、ワクワクをテーマにまとめたものになっています。
このブログでも以前に紹介した、「バシャール スドウゲンキ」や「BASHAR (バシャールペーパーバック@〜G)」などからもたくさん引用されています。
ご自身が対談された「未来は、えらべる!」からも、多くの引用があります。
以前の記事「幸せになるための「本の紹介」・バシャール」に載せた動画で、バシャール関係の本をどれか1冊と言うなら、本田健さんの「未来は、えらべる!」をお勧めすると言いました。
それと今回の本を読むと、バシャールが言っていることがだいたいわかるのではないでしょうか。
この本は、ほとんどが他の書籍からの引用で構成されています。
したがって、他のバシャール本を読まれた方からすると、やや無駄なような感じがしてしまうかもしれません。
けれども、ポイントだけを効率よく読み返すという目的として考えるなら、こういうまとめ本は最適なような気もします。
ちなみに、どの本からどれくらい引用されているか、以下に記しておきます。
「BASHAR@」:28
「BASHARA」:11
「BASHARB」:12
「BASHARC」:9
「BASHARD」:5
「BASHARE」:6
「BASHARF」:7
「BASHARG」:5
「BASHAR GOLD」:13
「BASHAR2006」:11
「バシャール スドウゲンキ」:11
「バシャール 坂本政道」:5
「未来は、えらべる!」:10
圧倒的に「BASHAR@」からの引用が多かったですね。
@〜Gの中では、私も@がもっとも線を引きながら読んだ本でした。
少し、これはと感じた部分を引用しましょう。
「この宇宙にはたくさんの生命が存在し、
それらの生命は、たくさんの異なる表現方法を取っています。
でも、ひとつの共通した概念は、
それらはみな「大いなるすべて」のさまざまな表現の一形態であるということです。
みなさんは、ひとつの創造の意識、
自分自身でもある「大いなるすべて」の表現なのです。
どのような形の肉体を持っていようと、各々の存在は、このひとつの宇宙意識が
自分自身を色々な表現方法で映し出す「鏡」なのです。
つまり、この宇宙意識の一側面が、個々の存在なのです。」(p.22)
これは「BASHARE」のp.211からの引用になります。
実は私が「BASHARE」を読んだ時、この部分には線を引いていませんでした。きっとそのときとは、受けとめ方が違ったのでしょうね。
この部分は、「神との対話」で「存在のすべて」は「ひとつのもの」と説明している部分と、完全に符合しています。
もっとも重要なのは、このことへの理解だろうと思います。
「「自分は誰か」という存在の表現、
波動が「ワクワク」です。
それがみなさんを導いていく信号に
なります。
(BASHARBP206)」
この部分も、元の本を読んだときは線を引いていませんでした。
「神との対話」でも、「自分は何者か?」という問いに答えることになると言っています。
「感情は魂の言語だ」ということですから、喜びの感情を感じたときは、魂が自分自身を見出して「これが私だ!」と言っているのです。
バシャールはその喜びの感情を、「ワクワク」と表現しているのだと思います。
「でも、バシャールの教えを素直に納得するような真面目な方ほど、自分だけのワクワクを追求することよりも、愛する家族や会社のために、いろいろな我慢をしてきたかもしれません。
それは、今の社会の在り方では模範的な生き方なのかもしれないのですが、義務感や責任、協調性や常識を大切にするあまりに、自分に制限をかけるような生き方だったのかもしれないのです。」(p.42)
健さんはこう言って、今まで自分がとらわれていた信念を見直してみることを勧めています。
「ワクワクするということは、愛の行動です。
自分を愛しているからこそ、それができるのです。
宇宙は愛です。
あなたは愛です。
ワクワクすることによってあなたは無償の愛を経験し、
それをまわりに広めることができます。
(BASHAR@P249)」(p.253)
「私たちがみなさんを信じているのと同じくらい、
強く自分自身を信じてください。
しなければならないのは、それだけです。
みなさんは、「大いなるすべて」の無条件の愛とサポートを
受け取るだけの価値がある存在です。
価値がある存在でなければ存在しているはずがないからです。
(バシャール スドウゲンキP210)」(p.256)
愛がすべてなのですから、安心して信頼してよいのです。
それが、ワクワクして生きることを可能にするでしょう。
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