2014年06月02日
人生を変える言葉「ありがとう」
Facebookで友人が紹介してくれた本が、なんだかとても良さそうだったので、さっそくKindle版で購入して読みました。
著者は、笑顔セラピストの野坂礼子さん。私は存じ上げなかったのですが、すでに25年も活動されている大ベテランです。
私が良さそうだと感じたのは、笑顔と感謝がポイントだとされてる点です。
ちょうど最近、「ザ・マジック」で感謝のワークをやったばかりだったのと、ボイストレーニングで先生から笑顔のレッスンを習ったのです。
それで、「これは何かある」「面白そうだ」と感じたわけなのです。
読んでみてびっくりしました。野坂さんも神の存在を認め、私たちの本質は神であるとはっきりと言われています。
「世界中で一番よい言葉は何といっても「ありがとうございます」なんだよ。だから笑顔と「ありがとうございます」は、幸運づくりの二大ツール。神様からの贈り物なんだ!」
また、すべて自分が自分の人生を創っている(引き寄せている)ことも、次のように説明しています。
「たとえば、スリに遭ったとしたら、自分がテレビのリモコンでチャンネルを合わせて、無限の番組の中からスリの被害者番組を選んだのです。」
また野坂さんが推奨の感謝法は、小林正観さんも言われているような、「ありがとう」を何回も唱えるというもの。
しかも、特別に気持ちを込めてやらなくても、これをやることで気持ちが変わってくると言います。
気持ちを込めなくて良いという点は、ホ・オポノポノのクリーニングと同じですね。
以下、本の中から気になった部分を紹介しましょう。もう「神との対話」やバシャールが言うことと、完全に一致していてびっくりです。
「本当のプラス思考は、すべて必要なものは与えられているという絶対安心を根本(ねもと)に持って生きていくことなのです。人生で、病氣やトラブルなどの不都合なことが起きたとき、一時的には、不安になったり、つらくなったりすることもあるでしょう。でも、すぐに、これら与えられているものに氣づける人は、安心の境地に戻れるのです。」
「真理に反する考え方や生き方をやめて、感謝の氣持ちに戻ると、まず、余計なものは欲しくなくなります。今まで持っていた願望はすっかり色あせて、魅力がなくなります。それらの願望の正体が、不安やあせりや虚栄心や競争心だということが自分自身でわかってしまうのです。」
「大自然のありようとは、相手を救うことが自分を救うことであり、自分が他のために一生懸命尽くすことが、自分が生かされることなんです。「調和する」ということは、ありのままの自分の存在(天命)が結果として相手のためになり、お互いが生かし合えるということなのですね。どこにも競争はありません。」
「自立できていない弱い人は、自分自身や他人をあるがまま受け入れ、愛することができません。すると相手にも要求をつきつけるし、自分も「このままではだめだ、愛されない」と感じるので、その結果、不安が大きくなります。そして、自分の不安を解消したくて、家族など身近な相手に、強く愛情を要求し、どれだけ愛されているかを試したり、計ります。」
「幸せをつかもうとするのは、人間の浅知恵で、つかんだのは「幸せ」ではなく「好都合」なのです。もちろん心のゴムの手でつかむと、つかんだ夢は必ず実現するのですが、人間が我欲で選んだプラス面、好都合の裏側は必ずマイナスなので幸せにはなれません。」
野坂さんは、私たち一人ひとりはパズルのピースだと言います。これも、よく使われる表現ですね。
そのピースがそれぞれの持ち場にピッタリとはまれば、全体は調和します。それを、もっと真ん中へ行きたいとか、大きくなりたいなど好き勝手なことを主張すると、全体が完成しません。
20世紀はそうやって、一人ひとりが競い合った時代だと説明します。しかしこれを、愛という接着剤でつなぎ合わせ、全体が調和に向かうのがこれからの時代だと言うのです。
「でも本当は、神様の造ったジグソーパズルは、端っこのピースなんて一つもなくて、どのピースもど真ん中で、真ん中にある自分のピースを生かすために他のピースが存在している、それでいて大調和している不思議なパズルなのです。すべての人が中心なのです。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」ということが、一つの例外もなくパーフェクトに行われているのです。こんな一大調和は、神様の魔法をもってしか絶対できないのです。」
こんな深い境地に到れる感謝法を、私もやってみようと思いました。
あなたも一緒に、いかがですか?
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