では次に、感謝のワークをやりましょう。
感謝のワークはいろいろあるのですが、今日は代表的な2つのワークを紹介します。
これは以前に紹介した「ザ・マジック」を参考にしたものです。
1.感謝の種を探す
感謝の種というのは、感謝したくなるような対象のことです。
感謝したくなるように、いろいろな物事を解釈したり、意味を与えたりするのです。
たとえば、出掛けに雨が降り出したとしましょう。
「さっきまで晴れてたのに、なんだよー!ついてねーなー。」
こう考えたら感謝できませんよね。でも、同じ状況に対して、こう考えてみたらどうでしょう。
「おー、良かったー、出かける前で。危うく傘を持たずに出かけるところだった。ありがたい。ついてるね。」
つまりその状況に対して、自分にとってメリットがある意味を探すのです。
また、こういった突発的な状況ではなく、普段の生活の中でも感謝の種を探せます。
たとえば、料理の支度をしている奥さんを見ながら、こう考えてみることができます。
「こうやって私のために料理を作ってくれるんだものなあ。私は何もしないで、美味しい料理を食べられる。ありがたいことだなあ。」
しみじみとありがたさが感じられることでしょう。
このように、何かをついてること、ありがたいことと考えるのです。そうすれば自然と、感謝したくなるでしょう。
そういうときは、心の中でも良いので、「ありがとう」と言ってみましょう。
「ザ・マジック」では、「ありがとう。ありがとう。ありがとう。」と3回、感謝の言葉を言うのが良いとありました。
また今読んでいる「人生を変える言葉「ありがとう」」では、「ありがとう」よりも「ありがとうございます」の方が効果的だと言っています。
どう言うかはお任せしますが、心からありがたいと感じる感謝の感情に浸ってみましょう。
これを毎日、できれば1日に10個くらいの感謝の種を探して、感謝の情に浸ることを、ワークとしてやってみましょう。
2.歩きながら「ありがとう」と言う
これも「ザ・マジック」にあったのですが、歩く時、踏み出す足に合わせて「ありがとう」と言いましょう。
「息をするように「ありがとう」と言う」という記事に書いたのですが、「イチ、ニー、イチ、ニー」のテンポで歩くのに合わせて、「ありが、とう、ありが、とう」と言います。
もちろん声を出さなくてもOKです。出してもいいですが、変な人に思われるかもしれませんよ。それで良ければ、どうぞ声に出してやってみてください。
つねに「ありがとう」の言葉を口にすることで、何となくありがたい気分になってきます。元気も出てきます。明るくなります。
これをさらにパワーアップした方法があります。
歩きながら「ありが、とう、ありが、とう」と「ありがとう」を2回言ったら、次は同じ2回分の時間で「ありがとうございます」と言うのです。
実際のテンポに合わせて書くと、「ありがと(う)、ござい、まー、す」となります。
このとき、さらにパワーアップするのであれば、にっこり笑ってみましょう。
ちょうど店員さんがお客様に御礼を言う感じで、にっこり笑って「ありがとうございます」と言うのです。
口に出してやるのがベストですが、さすがに街中でこれは難しいでしょう。それこそ変な人です。
それで、声を出してやっているというイメージをするだけで、実際は声を出さないようにしてやります。
にっこり笑顔も、笑顔をしているイメージだけです。おじぎするイメージだけです。
それでもつい、にやけてきたりしますから、周りを気にされる方はご注意を。(笑)
感謝のワークをするだけで、実際に気持ちよくなれますし、幸せな気分になれると思います。
ただで簡単にできる幸せ実践ですから、ぜひやってみてくださいね。
2014年05月30日
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