今日、フィリピンの子どもを支援する団体から、メールが届きました。
里子の支援を続けてきたことへの、お礼が書いてありました。
「また、これを機にご支援を休止される旨、確かに承りました。
赤木様におかれましては、1989年からご支援いただき、
◯◯をはじめ、11人の里子のスポンサーになってくださいました。
25年に渡る長い間のご支援、本当にありがとうございます。」
※「◯◯」は里子の名前なので、伏せさせていただきました。
この団体が最初ではなかったのですが、こういう精神的な里子を支援する活動を25歳くらいから25年以上も続けてきたのですね。
我ながら、よくやってきたなと思います。
昨年から、少しずつこういう形の支援をやめるようにしてきました。
タイの子どもの支援はまだ1年ありますが、すでに支払いは済ませていますので、今回ので実質的に支援活動がすべて終わりました。
これまで支援した子どもの人数は、フィリピンの子が15人くらいで、タイの子は100人超になります。
ここ数年、いろいろと考えてきたことがあります。
それは、「こういう支援が、本当に自分がやりたいことだろうか?」という疑問が湧いてきたからです。
こういった支援の形そのものを否定するつもりはありません。
ただ、私はこれをやっていても、あまりワクワクしなくなったのです。
そろそろ潮時かも。そう思って、こういうタイプの支援から卒業することに決めたのです。
以前、長い間支援していたフィリピンの子が、Facebookで友達申請してきました。
ハイスクールを卒業して支援が終わってから、まったく連絡を取り合っていませんでした。
「名前を覚えていてくれたんだなあ。」
そう思うと、なんだか熱いものがこみ上げてきました。
私がやってきたことが、少しは役に立ったのだろうと感じられて、嬉しかったのです。
でも、もう後ろは振り返りません。次のステージに進むと決めたのですから。
これからは、また別の形で、人々の幸せと平和のために、支援していきたいと思っています。
2014年04月25日
この記事へのコメント
コメントを書く
●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。