いとうひろしさんの絵本を読みました。
本当は、一本足のごっちゃんこと、後藤政幸(ごとうまさゆき)さんの絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ みんな だいすきだから」を買いたくて、Amazonで「だいじょうぶ」を検索したのです。
するとすぐにこの絵本が見つかったので、てっきりこれだと思い込んで買ってしまいました。
あとで後藤さんのサイトを見つけ、買ったものが違っていたとわかったのです。
後藤さんの絵本は、このサイトで売っていますが、動画でも見られます。
サイトにも動画がありますが、こちらにも貼っておきますね。
後藤さんのことは、みやざき中央新聞(私はWEB版で読んでいます)の記事を読んで知りました。
この新聞は、私が知らない素晴らしい人を次々に紹介してくださるので、本当に役立っています。
さて、前置きが長くなりましたが、間違って買ってしまったこの絵本も素晴らしかったです。
絵本ですから、3歳から5歳くらいが対象でしょうか。
そういう子どもたちに、「安心していていいんだよ」というメッセージを伝えるものになっています。
最後は、おじいさんから「だいじょうぶ」と言われて育った子が、大きくなってからおじいさんに、同じ言葉をかけようとするシーンです。
この場面を見て、私は祖父のことを思い出しました。
あのとき、もし私がこの絵本を知っていたら、ベッドに横になって反応のない祖父の手を握って、「大丈夫だよ、お爺ちゃん。」と、笑顔で話してあげられたのかなって思いました。
また、痴呆症になった祖母にも、「大丈夫だよ、おばあちゃん。」と、やさしい気持ちで声をかけてあげられたのかも。
ちょっと遅くなってしまいましたが、これからはそういう気持を持って、すべての人に接したいと思います。
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