2014年04月04日

脳はバカ、腸はかしこい



挑発的なタイトルの本を読んでみました。

自ら腸内にサナダムシを飼っているという藤田紘一郎氏の本です。

腸内細菌や免疫にについて研究されている東京医科歯科大学の名誉教授だそうです。


本のタイトルやコピーは、実に挑発的な言葉が並んでいます。

「腸が脳を支配していた」「腸を鍛えたら、脳がよくなった」「脳には性的モラルがない」などなど。

本を読んでみると、当たらずと言えどもも遠からずといった感じでしょうか。

たとえばドーパミンセロトニンといった脳内伝達物質ですが、その前駆体を作っているのは腸内細菌だと言うのです。

人が幸せを感じるのは脳から分泌される脳内伝達物質が関係しています。一つはセトロニンという物質で歓喜や快楽を伝えるもので、もう一つはドーパミンという物質で気持ちを奮い立てたりやる気を起こす働きがあります。つまり、セロトニンはものごとが順調にいっているとき、ドーパミンは逆境や不遇のときにその力を発揮するというわけです。セロトニンが不足するとすぐキレたりうつ状態になりやすくなります。」(p.77)

したがって、私たちが幸せを感じるためにも、腸内細菌を育てるような食事が重要だと言うわけです。


一説によれば腸内細菌免疫の70%を決めているそうで、赤ちゃんの時は床に落ちたものを食べるなどして、腸内をいったん大腸菌だらけにしなければならないとか。

そういうことをせずに無菌状態で育てると、アトピーだとか花粉症などのアレルギーが出やすくなるという研究もあるそうです。

文明が遅れていると先進国の人から見られがちな地域の人が、意外にもアレルギーがなかったり、がんが少なかったりします。

そういうことからも、腸内細菌については、もっと研究する必要があるように思います。


藤田さんは、特に50歳を過ぎたら、糖質を摂らないようにと言います。

私たちの身体は、解糖エンジンとミトコンドリアエンジンの2種類のハイブリッドエンジンで動いているのだそうです。

解糖エンジンというのは、酸素を使用せずに糖を分解してエネルギーを生み出すもので、瞬発力があります。

一方のミトコンドリアエンジンは、酸素を使って持続力のあるエネルギーを生み出します。

血糖値が高い状態が続くと、ミトコンドリアエンジンが不調になるのだそうです。

この辺りの説明は、ちょっとわかりづらい上に説明が足りないので、よくわかりません。

ただ、前に読んだ「食べること、やめました」からも、現代栄養学の考え方はあまり正しくないように思われるので、糖質を減らすという考え方も一理あるように思いました。


ニューギニアの人々のウンコがやけに大きかったことを覚えています。一日700gもありました。中南米の人たちのウンコも大きく、とくにメキシコ人の出したウンコは巨大でした。調べてみると、メキシコ人は世界で食物繊維を最も多く摂っていることがわかりました。食物繊維は腸内細菌の餌ですから、食物繊維を多く含む食品をとると、腸内細菌が増えて、ウンコが大きくなるというわけです。
 さらにウンコの大きさと自殺率が反比例していることがわかったのです。
 メキシコ人の自殺率が低く、ウンコが小さい日本人の自殺率が高い。世界の国々の自殺率を比較すると、ウンコの大きい国は自殺が少なく、小さい国々がおしなべて自殺大国になっていました。つまり、食物繊維を多くとる国は自殺率が低く、食物繊維の摂取が少ないと自殺率も高くなるのです。
」(p.151)

これは糖質だけでなく、トランス脂肪酸の問題もあると、本には書かれています。

ポテトチップスばかり食べていると、脳はそういった食品への依存状態となり、慢性的に高血糖になるのだと。

腸内細菌を育てるためには、糖質を摂らないこと、発酵食品を摂ること、化学調味料や添加物を摂らないこと、野菜を多くとること、などが良いそうです。

私も、ちょっと食べただけですぐ太ってしまうのは、糖質が多すぎるのではという気がしてきました。

米(ご飯)や麺を、あまり食べないようにしてみようと思います。

脳はバカ、腸はかしこい
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 15:49 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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