2014年01月28日

人とお金



斎藤一人さんの本です。

この本で一人さんは、世の中にはいわゆる「いい人」が大勢いるけど、こういう人たちが必ずしも成功しているわけではない、と言います。

なぜかと言うと、さらに学ばなければならない2つのことを、まだ学んでないからだと。

それが「お金のこと(経済)」「人間関係」だと言うのです。

本書は、その「お金のこと(経済)」「人間関係」について、学ばなければならないことを伝えるという目的で書かれています。

 

特に「これからの100年は「経済の時代」になるからね」と言われて、お金に強くなることが重要だと言います。

その手始めは、「お金の流れに「マイナスの波動」をつけないようにするんだよ」と言われて、収入より支出が多くならない暮らし方を勧めます。

しかし、収入には波があるもの。上手く行くときもあれば、上手くいかないときもあります。

ですから上手く行っているときは貯金をして、上手くいかないときのために備えるのだと説明します。

仕事がうまくいったときは笑顔で定食を食べて、仕事がうまくいかないときもフランス料理を食べられる」(p.37)


このことに関連して以前、何かの本で読んだのですが、「財布の底が見えないお金の使い方をするのが良い」という話がありました。

それで私も、そういうお金の使い方を心がけています。

たとえば、給料が入ったら派手に使い、心細くなると倹約するというのが、「財布の底が見えるお金の使い方」です。

一方、まだいくら余裕があるのかわからないような使い方、つまり、普段は倹約しているのに、いざとなったら大金を払えるという使い方が、「財布の底が見えないお金の使い方」ですね。


そういう意味からすると、先ほどの支出が収入を上回らないようにというのも、程度の問題がありそうです。

充分に蓄えがあるなら、いざというときはそれを切り崩して使うべし、ということなのかなあと思いました。

 

また人間関係では、まず自分のやる気を出すために、自分の「あたりまえ」を褒めることを勧めています。

そうすることで「ほめ回路」というものができるそうで、それができると「やる気」が途切れることなく湧き出すそうです。


これなどはまさに「鏡のワーク」ですね。

どうも自信が持てないとか、他人の目が気になるという人は、ぜひ「鏡のワーク」を実践してみてください。


他には、人間関係の悩みの大半は、「人が自分の思い通りにならないこと」なのだそうです。

これはお釈迦様八苦であげられたことと符合しますね。

それなのに相手を変えようとするから、さらに苦しむのです。

変えることができるのは、自分だけ」(p.105)

そう腹をくくることだと一人さんは言います。

相手を、今のままでよいと受け入れることで、生きることが楽になるのだと。


こんなわかりやすい、それでいて本質的な話が詰まっている本です。

講演のCDもついてますよ。

人とお金
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 14:02 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。

ランキングに登録しています。面白かったらボタンをポチッと押してね。
↓↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ